支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
イエス・キリストの死を記念する記念式という,一年のうちで最も重要な行事がわたしたちの目前に迫ってきました。昨年この集会の出席は36パーセント増加して5万3,134人でした。出席したすべての人は,わたしたちの主の愛ある犠牲と苦悩する人類にそれが意味するものにつきより深い認識を得て祝福されました。今年協会は,はっきりした,簡潔なことば遣いの記念式招待状を備えました。どうぞこの招待状をよく用いて聖書研究をしているすべての方,以前研究をしていた方を含む他の関心ある方々に心からの招待を行なってください。ある時,一人の宣教者は研究を止めてしまっていた一人の人を記念式に暖かく招待しました。その結果関心は高められ,その人は再び研究するようになり,今では,その人と家族は何年もの間,産出的な全時間奉仕に入っています。記念式に出席することは,み子を通して表わされたすばらしい神の過分のご親切に対する認識を励ますものとなるでしょう。
多くの人々は日本がいつ3万人の伝道者を報告するか知りたいと思っています。12月の報告は,伝道者2万8,808人というすぐれた増加を示しています。これは前年の12月を8,000人も上回るもので,一年間だけで41%も増加したことを意味しています。しかし12月に報告された4万9,796件の家庭聖書研究は一年前と比べて1万2,000件も増加しているのです! これら研究しているすべての方が記念式に出席する方々の中におられるように,さらにこれらの方の多くが3月と4月野外奉仕にあずかる資格を持つように希望しています。エホバの山のような組織に群がる,流れくる新しい方々の益のために,この春から,3つの地域区と40の巡回区が日本の伝道者の霊的関心事を世話してゆくことになりました。
最近ベテルの家族はほんとうに多くの祝福を得ています。毎朝,食卓でわたしたちは新しい「年鑑」を朗読しており,それを非常に楽しんでいます。初めて日本語の「年鑑」を手にし,載せられているその日の聖句と注解を考慮できるのは何と大きな喜びでしょう。それに加えて,「年鑑」にある各国からの報告や経験を食後のひと時朗読し,大きな励みを得ております。それでベテルの家族はこれら霊的な祝福に対し心から感謝しております。みなさんのご家庭でも同様にしておられますか。
ベテルにおいては4月の特別活動の準備が着々と行なわれています。わたしたちは4月8日号の「目ざめよ!」の特別号の資料を一目見ることができました。それは時宜にかなったもので,「戦争の用意をしながら平和を語る」と題する号です。そして4月15日号「ものみの塔」は3月30日になされる特別公開講演「『エホバとはどんな方』なので,すべての人が崇拝しなければならないのですか」を載せています。これら両方の雑誌は大規模な配布がなされるでしょう。
4月15日号「ものみの塔」の特別号に関連し,特別の配布が計画されています。わたしたちと研究している大ぜいの方々は公開講演を聴き,その情報を他の人々と分かち合いたいと望むかもしれません。それで協会は,研究が司会されている各個人や家族に,これらを読むと思われる他の人々にこれらの雑誌を与えるようにとの励ましとともにこの号の「ものみの塔」3冊を無料で贈り物としてお渡ししたいと思います。聖書研究がなされている人々のためのこれら無料の,余分の雑誌を注文なさる必要はありません。協会がそれらを送ります。しかし野外の奉仕に用いるために余分に注文するようになさってください。
ベテルにおいて,みなさんと共に働き,わたしたちの神の奉仕に,わたしたちすべてが前進し続けることは喜びです。わたしたちの暖かいクリスチャン愛を送ります。
日本支部の兄弟たち