支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
「神聖な奉仕」地域大会は何とすばらしい霊の宴だったでしょう。わたしたち一人一人はエホバに対する神聖な奉仕を行なう特権を与えられており,それに対して平衡の取れた見方を持つよう助けられました。それは単に野外や集会で「賛美の犠牲」として神の「み名を公に宣明するくちびるの実」をささげることたけでなく,「善を行なうこと,そして他の人と分かち合うこと」という『神に大いに喜ばれる犠牲』をささげることをも含んでいるのです。(ヘブライ 13:15,16)それであるからこそ,この神聖な奉仕は夜昼,神にささげることのできるものであり,わたしたちの日常生活のあらゆる分野を包含するものです。(コリント第一 10:31。ローマ 12:1,2。啓示 7:15)わたしたちの決意は家族として,会衆としてこの神聖な奉仕を忍耐強く平衡を保ちながら,夜昼行なって,神に賛美をもたらすことです。
新しい日本語の書籍,「世の苦難からの人間の救いは近い!」が発表されたのは何という祝福だったのでしょう。同時に発表された英語の出版物のうちの何冊かは将来日本語でも入手できるようになるとの発表にわたしたちの胸はおどりました。
宣教者,特別開拓者,正規開拓者たちに親切な取決めが設けられたことをみなさんは喜んでおられることでしょう。これは奉仕の手をゆるめることを意図したものですか。そうではありません。むしろ協会は長年の間このような立場で働いてこられた方々がこれからもこの優れた奉仕の特権にしっかりとどまれるよう,またこれからも新しい方々が更に大勢この奉仕の特権に参加なさるよう調整を加えたのです。補助開拓者の取決めはさらに多くの方々が開拓者の隊伍に加わるよう道を開きました。この終わりが近づいた今,わたしたち一人一人は最善を尽して王国を宣べ伝え弟子を作る業にあずかりたいと願っています。開拓者すべてに対してなされた調整の助けを得て,あなたも開拓奉仕のいずれかの分野に参加してごらんになりませんか。
6月の野外奉仕のすばらしい報告をみなさんにお知らせできるのは喜びです。「王国ニュース」第22号を用いてのこの奉仕に大勢の新しい方々が参加なさいました。伝道者は931人増加し,3万8,059人の新最高数に達しました。これが107か月連続の最高数であることを考えると,単に新しい方々が生み出されているだけでなく,すでに奉仕しておられる方々が毎月定期的に奉仕しておられることを物語っています。努力を続けましょう。
奉仕時間も初めて140万時間を越える新最高数であり,聖書研究も初めて5万7,000件を上回る新最高数でした。「王国ニュース」第22号に対する反応は大変すばらしいもので一か月のうちに300人を越す人々が協会に手紙を寄せ,文書や霊的な援助を求めてきましたが,これはいままでに例をみることのないものでした。野外の関心は高まっています。9月中「進化」の本を用いて活発な奉仕を行なってまいりましょう。そうです,イエスやパウロのりっぱな模範に習いつつ「夜昼,神聖な奉仕をささげ」続けましょう。
日本支部で働く,みなさんの兄弟