支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
野外で熱心に働いているみなさんの経験を聞くことはベテルの兄弟たちの励みになります。現在沼津支部で開かれている王国宣教学校に出席している長老たちは,毎日みなさんの野外奉仕や会衆内での忠実さに関する経験を話しています。これらの長老たちは学校から多くの訓練を得て,いっそう立派な奉仕をそれぞれの会衆で行なってゆくことでしょう。今ベテルでは互いを励ます良い機会に恵まれています。エホバ神は立派な牧者たちを沢山お持ちになっていることが分かります。
今11月の野外奉仕報告を調べてみました。とても良い奉仕報告で,伝道者の合計は新最高数である3万9,186人に達しました。定期的に野外奉仕に参加しているみなさんの努力を感謝しています。また正規開拓者も新最高数の5,480人となり,9月と10月に引き続いて,3か月連続して1万人以上が開拓奉仕に参加したことになります。奉仕のための門戸がまだ大きく開かれているこの時を用いているこれら開拓者の熱意と忍耐にも感謝いたします。
こうした良い報告の中で,ひとつの分野に今みなさんの注意を引きたいと思います。それは雑誌配布の業です。11月に配布された合計は77万7,523冊でした。沢山の雑誌が配布されました。しかし,前月の104万冊に比較すると約28パーセントの減少になりました。これはここ数年間には見られなかったことですから,この減少の理由についていぶかっています。みなさんの区域は良く網らされていますから,人々は以前ほど多く求めないかもしれません。雑誌の配布が以前より難しくなってきていることはある程度事実でしょう。
大切な要素は,雑誌の内容に対するわたしたち自身の認識でしょう。わたしたちは「ものみの塔」と「目ざめよ!」誌がどれほど楽しく,有益なものかを知っています。人々もそのような知識を必要としていませんか。彼らはまさに良いたよりを必要としており,雑誌は非常に近づきやすい方法でそれを提供しているのです。例えば昨年の12月22日号「目ざめよ!」31ページの索引を見てごらんください。そこの「人間関係」の見出しの下だけでもすばらしい内容の記事がいっぱいです。それで雑誌の内容をまずわたしたちが読んで,それらを家の人に勧めるなら,熱心に配布することができるでしょう。また定期的に自分の雑誌の活動の日を支持してゆきましょう。
沼津工場で「ものみの塔」と「目ざめよ!」が印刷されるようになって4年が過ぎました。その間になんと7,700万冊以上が印刷されました。またその同じ期間に伝道者は1万4,920人から3万9,186人へと増加してきました。疑いもなく,雑誌はこれらのすばらしい拡大に貢献してきました。わたしたちみなは引き続き自分の野外奉仕の中で「ものみの塔」と「目ざめよ!」を大切なものとしてみなしてゆきましょう。配布の機会に目ざとくありましょう。引き続きこの努力のうえにエホバ神の助けがありますように。
今月はわたしたちが待ちに待った新しい本,「あなたを幸福にする良いたより」の配布の月です。今まで「真理」の本により立派な業が行なわれましたが,この本はさらに大勢の羊を助ける器としてこの日本で用いられることでしょう。二冊の雑誌をそえて「良いたより」を人々に熱意をこめて勧めましょう。
日本支部のみなさんの兄弟