支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
1975年1月まで日本で支部の監督として奉仕し,その後統治体の一人として奉仕している,ロイド・バリー兄弟が地帯の監督としてアジア各地の支部を視察する奉仕で日本支部にも来られました。3月中頃から約10日の日程で東京と沼津の支部で奉仕すると共に,増築された沼津支部の建物と,埼玉県に完成した大会ホールの献堂式で話をしました。また,東京,沼津,名古屋,京都と大阪,そして神戸方面の兄弟たち,合計2万4,350人の兄弟たちに励みある話を行ないました。旅行の日程に限りがあり,全日本の兄弟たちに話をする機会を持つことはできませんでした。しかし,バリー兄弟は,人々を生き生きさせる力を持つ神のみ言葉により力を得て,真理に対する愛,業に対する熱意,それに神の王国に対する忠節を保って働き続けるようわたしたちを励ましました。わたしたちの周りには終わりが非常に差し迫っていることを示す動かしがたい証拠がうず高く積み上げられています。それでわたしたちは時の緊急さを認識しつつ,忍耐強くあるべきです。そしてその忍耐をどのように示せるでしょうか。王国の伝道に熱心に参加することによってです。(マタイ 24:13,14)地帯の監督はわたしたちがこれから(1)「良いたより」の書籍を十分に活用し再訪問と家庭聖書研究に励むこと,また(2)りっぱな開拓者精神を保って補助そして正規開拓奉仕にあずかり奉仕を拡大することの大切さを強調しました。この訪問はわたしたちすべてにとって何と大きな祝福でしょう。
2月中厳しい寒さや大雪の中でみなさんはよく努力しました。伝道者は最高数には達しませんでしたが3万9,747人でした。もし伝道者のみなさんが毎週の奉仕に定期的に参加し,新しい賛美者を野外の奉仕に助けることができれば,日本で初めて4万人の人々がエホバに賛美をささげることができるでしょう。それは何とすばらしいことでしょう。信仰をもってエホバにより頼み,エホバに賛美が増し加わるよう力を尽くして励みましょう。
日本支部事務所で働くみなさんの兄弟