支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
ここベテルで働いているわたしたちの多くが好きな聖句のひとつは詩篇 27篇4節(新)です。次のように述べています。「一つの事をエホバに求めました ― それをわたしは待ち望みます。わたしの命の日の限り,エホバの家に住むことを。エホバの喜ばしさをながめ(るために)」。
ベテルというのは「神の家」という意味があり,今日ベテルと呼ばれる神権的な大きな家族が地上に沢山あります。ブルックリンのベテルには1,813名,ものみの塔農場には588名がおります。日本の東京ベテルには15名,沼津ベテルには83名が生活しています。全員が献身した全時間の奉仕者であり,ある人々は35年以上その立場を保っています。日本のベテル奉仕者の全時間奉仕の年月は平均9.7年になっています。22名は食事を準備したり,75の部屋を毎日掃除して働きます。毎日250食余の食事をおいしく調えています。62名は工場で印刷,製本及び発送の仕事に忙しく働きます。沼津工場で今までに8,800万冊以上の雑誌が生産されました。そしてこれからの拡大のためにしなければならない事柄を喜んで果たしてゆこうと考えています。特に来年から計画されている書籍の印刷と製本という新しい仕事を心から楽しみにしています。
毎日の生活は,15分間の日々の聖句の築き上げる討議により始められます。約8時間の割当てをホームや工場で果たした後,月曜日の晩には家族の「ものみの塔」研究を楽しみます。他の晩はベテルの周辺の21の会衆の集会に出席したり,野外の奉仕に参加したり,または個人の事柄に時間を用いています。ベテルの長老たちは毎月一回ベテルの講演者として約320キロメートル以内の他の会衆に,その求めに応じて出かけることもあります。
みなさんの会衆あるいは家族からベテル奉仕のために出た兄弟たちが会衆からいなくなったことをさびしく思うことがありますか。ベテルに来た兄弟たちもきっと同様に感じているでしょう。しかしそれらの兄弟たちが行なっている重要な務め,つまり他の多くの人々の益のため働いていることを考えれば,それらのさびしさは喜びに変わることでしょう。
わたしたちの手元にはベテル奉仕を希望する方々の申込書がとどいています。しかしこの機会に19歳から35歳までの独身の兄弟たちが,ベテル奉仕に対する関心を持つように励ましたいと思います。心からの献身をエホバに表明している方々,優れた健康に恵まれ,自分の奉仕の特権を拡大することに関心を持つみなさん,ベテルの奉仕を考えたことがありますか。申込書を求めたい方はいつでもわたしたちに手紙を書いてください。ベテルでの必要に応じて招待が差し伸べられるかもしれません。今日,この大きな神権家族の中で生活することは本当にすばらしい特権です。自分をその特権に進んでささげることができますか。
みなさんの仲間のしもべ
日本支部事務所