支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
この秋は日本の神権社会にとって画期的な一時期となりました。10月25日から29日まで,62人の旅行する監督たちは沼津支部で開催された新たに改訂された王国宣教学校に出席しました。この機会に奉仕に関係する他の有益な事柄が数多く討議されました。
それに続いて,10月31日から11月4日まで,日本の八つの都市で2日間の王国宣教学校が開かれ支部の幾人かの兄弟たちは教訓者として奉仕しました。そしてこれら学校で学んだ兄弟たちの多くは,それぞれの巡回区において11月下旬に開かれる王国宣教学校において教訓者として奉仕します。このようにしてわずか数週間の間に約2,300人の長老と一時的な監督たちが新たに改訂された王国宣教学校で学ぶことができました。多くの場合同じ会衆の長老たちは同じクラスの王国宣教学校に出席しました。長老たちはパウロが述べているように「同じ思い,また同じ考え方でしっかりと結ばれて」,兄弟たちに仕えてゆくことができるよう優れた備えから益を受けました。
王国宣教学校課程が会衆全体にもたらす益の幾らかを,各長老団は奉仕会で復習する取決めができていることを知ってみなさんはうれしく思われるでしょう。王国宣教学校から戻る時,長老たちは野外奉仕を増やすこと,また自分たちの訓練や経験の益を分かち合うため伝道者や開拓者と共に働くことにもっと注意を向ける必要のあることを思いに留めているでしょう。
9月の奉仕報告は大層優れたものです。伝道者合計は4万2,183人の新最高数で,約18万冊の「良いたより」の書籍が野外で配布されました。12月の奉仕会でこの本を用いて効果的に再訪問する大変良いプログラムが組まれています。各人が一つの研究の司会を目ざしこうした提案から益を得ていただきたく思います。この体制が存続している間に聖書研究により人々を命に導く業にさらに十分にあずかることができますか。特別開拓者,正規開拓者も個人的に目標をもって励んでゆきましょう。そして伝道者も補助開拓を行なって研究の司会を目ざしてはいかがですか。
共に働くみなさんの兄弟,日本支部事務所