支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
夏の間一時的な特別開拓者が日本の各地ですばらしい働きを行ないました。彼らがどんな働きを行なったか知りたいと思われるでしょう。100人の一時的な特別開拓者と16人の正規開拓者が夏のほぼ3か月,未割当区域での奉仕を行ないました。まだ奉仕がなされたことのない330の町村で奉仕がなされました。その結果,3万3,000冊の書籍と10万6,000冊の雑誌が配布され,900件以上の予約が得られました。奉仕が終わった時,約3分の1に当たる36人の開拓者が引き続きそこにとどまり,18の新しい群れが設立されました。
幾つかの経験をお知らせしましょう。秋田県西仙北町で働いた二人の兄弟は3か月間に合計2,001冊の書籍を配布し,77件の予約を得ることができました。岡山県勝史町で2か月間奉仕した65歳と19歳の二人の兄弟は合計4,238冊の雑誌を配布しました。その他興味深い経験がたくさん寄せられていますが,みな魂を込めて,エホバに対する愛と,王国の良いたよりを聞いたことのない人々に対する愛に基づいてりっぱな奉仕をしました。彼らが奉仕していた夏の3か月間,全日本の人口の97%が証言を受ける区域に住んでいたことになります。
10月の野外奉仕は本当にすばらしいものです。伝道者合計は4万2,492人の最高数でした。正規開拓者も最高数の5,575人で,補助開拓者はいままでの二番目の記録で5,121人でした。開拓者合計は1万1,659人,つまり全伝道者の27%が何らかの開拓奉仕に携わったことになります。
最もすばらしいのは奉仕時間が141万時間を超える新最高数であったことで,これは1976年9月,開拓者の奉仕時間に調整が加えられて以来初めてです。みなさん本当に良い努力をなさいました。どうぞみなさん,奉仕に対する熱意を何にもくじかれることのないようにしてください。良いたよりを宣べ伝え,人々を弟子とし,エホバのご意志を行ない続けましょう。1月の「目ざめよ!」誌による予約運動は本当にすばらしいものとなるでしょう。わたしたちの暖かい愛を送ります。
日本支部事務所で働く,みなさんの兄弟