支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
最近協会は2通の新しい会衆申込書を受け取りました。これによって何と,日本に1,000の会衆が設立されたことになります。長年日本で奉仕しておいでになったみなさんは「信じられない!」「夢のようだ!」と考えられるかもしれません。しかし,エホバが業を祝福しておられるので,その『信じられない,夢のような』ことが実現したのです。(イザヤ 60:22)戦後,業が再開された1949年全日本に二つの会衆が組織されました。10年後の1959年,それは47に,それからまた10年後の1969年には203に,そしてさらに9年後の1978年2月には1,000の会衆に加え232の孤立した群れが全日本で組織されていて,王国の良いたよりを全日本で宣べ伝えています。わたくしたちはエホバがもたらしてくださったこの拡大に感謝すると共に,残されている時の間も同様の拡大が続くことを確信して,力を尽くして奉仕に励み,人々を命の道に助けたいと思っています。
1月の野外奉仕報告も大変すばらしいものとなりました。伝道者数は4万3,441人の新最高数で,これは昨年の平均を8パーセント上回るものです。正規開拓者も新最高数で5,647人に達しました。開拓奉仕に対する熱心な支持はすばらしいもので,今奉仕年度最初の6か月間に759人が正規開拓奉仕を申し込みました。この「王国奉仕」折り込みにもある通り,真の満足と喜びをもたらす開拓奉仕をあなたも真剣に考慮してごらんになってください。それを捕えようとするすべての人に「活動に通ずる大きな戸口」は開かれているのです。(コリント第一 16:9)今すぐそれに参加できないとしても補助開拓奉仕を行なえるかもしれません。
今,日本の各地で特別開拓者たちのために開拓奉仕学校が開かれています。出席した特別開拓者たちは何といっていますか。「このような学校を備えてくださったエホバと,組織の深い愛をどれ程感謝したことでしょう。これ程深く聖書を考えたことはありませんでした。奉仕に対する動機を愛に根ざしたものに,そして奉仕の態度をより新鮮なものにされました」。伝道者も開拓者もみなエホバの導きを感謝しつつ4月の予約活動に励みましょう。
この「王国奉仕」には今年,日本で開かれる「勝利の信仰」国際大会の場所,日付および会場名が明確に記されています。日本の四つの都市で国際大会が開かれるので,より大勢の方々が容易に出席を計画することができるでしょう。みなさんがこの「王国奉仕」をお学びになる時から国際大会まで約4か月程の期間しか残されておりません。ほとんどの大会は水曜日から日曜日まで5日間のものであり(東京のみ金曜日から火曜日),現在の予定では毎朝午前9時25分にプログラムが始められ,夕方5時ごろにプログラムが終わります。バプテスマは土曜日に予定されているほか,この大会では過去の大きな大会の場合と同様,出席者全員で野外奉仕を楽しむ特別の機会もあります。詳しくは5月号「王国奉仕」折り込みを楽しみになさってください。いまから大会の出席を熱心に計画なさってください。
共に働く,日本支部事務所の兄弟たち