支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
この「王国奉仕」には1979奉仕年度の日本の奉仕報告が載せられております。本当にエホバは熱心に働いたみなさんの努力を豊かに祝福してくださいました。奉仕年度中示された特にすばらしい努力は開拓奉仕の支持で,大勢の方々が正規開拓奉仕に加わり,また補助開拓奉仕を幾度も楽しまれました。その結果,より多くの時間が証言活動に充てられ,さらに多くの再訪問や研究がなされました。みなさん本当によく努力なさいました。
奉仕に費やされた全時間を人口で割ってみますと,それは国中のすべての人に対し1年間で9分少々の証言がなされたことになります。わたしたちはこのような良い努力が示されたことをうれしく思うと共に,これからもひき続き奉仕の拡大を図りたいと思っています。
さらに全日本の伝道者数はどうなったでしょうか。うれしいことに8月に伝道者数は,5万473人に達しました。10年毎の伝道者の増加を比較してみますと,戦後の活動が開始されて間もない1949年12人,1959年1,390人,1969年7,637人,そしてこの8月に初めて,5万473人に達しました。こうした増加に伴って,9月から日本の巡回区の数は六つ増えて,68となりました。本当に『それをずっと成長させてくださったのはエホバ』なのです。―コリント第一 3:6-9。イザヤ 9:7; 40:10,11; 60:8-10,22。啓示 7:9,10。
わたしたちはエホバの後ろだてを確信し,エホバに全幅の信頼を寄せ,一生懸命そのご意志を行なっていきたいと思います。
ところで8月中に,9月から新しく正規開拓奉仕を希望した方々の申込書が洪水のように支部に送られてまいりました。全部で777人の方々が9月から正規開拓を新たに始めるよう申し込み,任命されたのです。何と大勢の方々が王国の業により十分あずかるべく努力しておられるのでしょう。新しい奉仕年度もわたしたち各人はそれぞれ目標を持って,奉仕に励みましょう。わたしたちの心からの愛とあいさつを送ります。
共に働く,日本支部のみなさんの兄弟