支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
冷たい風を突いて戸外での奉仕が行なわれる季節となりました。寒い2月は世の様々な活動が低調になる月であると言われています。しかし,王国伝道者たちがそれと著しい対照をなしているのは何という励ましでしょう! わたしたちは,『寒さを経験』しながらも精力的な奉仕の手をゆるめなかった使徒パウロと同じ決意を抱いているのです。(コリント第二 11:27)むしろ,人々は家にいることが多くなるので,寒さはより多くの人々に接するというわたしたちの目標にとって好都合な面をもっています。加えて,寒気の中でも熱心に働くことにより,わたしたちは自分の崇拝が気まぐれなものではなく,エホバと隣人に対する純粋の愛に根ざしたものであることを証明できるのです。
2月中,わたしたちは「愛はどうなってしまったのですか」と題するパンフレットを用いて,人々と会話し,できれば研究を取り決めるように努めます。世の人々は2月の特定の一日を愛を示す日として祝うかもしれませんが,だからといってこの体制が灰色の空以上に冷え切った,愛のない世界であることに相違が生じるわけではありません。では,このパンフレットを十分に活用して,真に暖かい愛がゆきわたる神の民のもとに来るよう人々を援助いたしましょう。
2ページの報告が示す通り,11月も活発な業が行なわれました。10月に次ぐ補助開拓奉仕の支持と,正規開拓者の数も新最高数に達したことにより,開拓者の数は1万5,912名となり,再び全伝道者数の31%に達しました。また,7万3,000件以上の家庭聖書研究も新最高数でした。成し遂げられていくぼう大な良い業をみなさんと共に喜びたいと思います。
支部委員は12月中,日本の八つの宣教者の家を訪問し,その周辺の会衆に対して話をしました。また,1月から2月にかけては,日本中の80の都市を訪問し,その周辺の会衆の長老たちと会い,特別集会で話をする計画が進められています。
暖かいクリスチャン愛をお送りします。
日本支部の兄弟