記念式に備える
1 今年の記念式(ニサン14日)は,1983年3月29日,火曜日の日没後に祝われます。この大切な行事をふさわしく執り行なうため,キリストの追随者としてどのように備えることができるでしょうか。一つの優れた方法は,人類を愛のうちに贖ってくださった方であるイエスの地上の生涯に思いをめぐらすことです。(マタイ 20:28)この点の助けとして,1983年3月15日号の「神のことばは生きている」の記事は記念式の事柄を取り上げています。家族で復習なさるようお勧めします。
2 記念式の前に家族で聖書を読むための予定が昨年掲載されました。朗読部分は主にルカによる書から取られていました。
3 ここに今年の聖書朗読の提案されている予定をお知らせいたします。マタイ,ルカ,ヨハネの各書から取られています。現行の暦日の日没から始まる,出来事が起きた同じ日に今年の朗読が予定されていることに気付かれるでしょう。
3月24日, 木曜日 ニサン 9日 マタイ 21:1-18
3月25日, 金曜日 ニサン10日 ヨハネ 12:20-50
3月26日, 土曜日 ニサン11日 マタイ 21:23-46
3月27日, 日曜日 ニサン12日 マタイ 26:1-16
3月28日, 月曜日 ニサン13日 マタイ 26:17-19
3月29日, 火曜日 ニサン14日 マタイ 26:26-56
4 これらの節を注意深く読むことによって,わたしたち各自は,宣教の最後の日々におけるイエスとその活動について熟考することができるでしょう。家族または個人のカレンダーに朗読部分を記入しておけば,朗読をする際役立つでしょう。この資料を読む際,イエスとエホバのみ前におけるわたしたち自身の個人的な立場についても真剣な考慮を払うべきです。そのような自己吟味は霊的な物事に対する認識を増し加える結果になることがよくありますので,いつでもふさわしいことです。しかし,主の晩さんの祝いを準備するのに特に適切です。加えて,野外奉仕に熱心に参加すれば,わたしたちの王また贖い主であるキリスト・イエス,そして『あらゆる良い,また完全な賜物の与え主』であられるエホバへの信仰と感謝を公に宣明する機会となるでしょう。(ヤコブ 1:17)会場の準備,象徴物をそろえること,話を準備することなど多くが関係していますが,十分に準備するようにしましょう。主の晩さんの重要性と調和して,わたしたち各自がふさわしく執り行なうための備えを十分にいたしましょう。