支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
寒い冬が去り,各地に春がやって来ました。みなさんは冬の間,忍耐強く忠実に奉仕してこられたことでしょう。海老名支部の建設に携わる多くの兄弟たちも同様に働いてきました。寒さや冷たい風にも負けず建設工事は順調に進み,建物の輪郭もかなりはっきりしてきました。2月末にはブルックリン本部から製本用の機械類が一式到着し,建設中の工場が完成しだい日本支部でいろいろな書籍類が生産できるように準備が整いました。建設工事が始まって以来この1月初旬までに,ほぼ100万時間が建設作業に費やされましたが,ほとんど事故なしに作業が行なわれていることは大きな喜びです。
1月の野外奉仕報告によると伝道者の人数は,5万2,774人の新最高数に達しています。そして全日本で7万3,000件を上回る家庭聖書研究が今司会されているのは何という大きな喜びでしょう。これら新しい方々がさらに援助を受け,エホバの賛美者となるよう,わたしたちにできることは何でも行ないましょう。7,426人の正規開拓者が1月に奉仕を報告しましたが,それもすばらしい最高数でした。4月,5月は活動に満ちた月であり,この良い季節を十分に活用して多くの方は補助開拓を計画しておられます。ぜひ誘い合ってお励みください。
記念式に出席した大勢の方々を援助するのはわたしたちの大きな特権です。みなさんの会衆では大勢の新しい方々,友人,親族の方々などがこの集まりに出席されましたか。これら新しい方々はその後どうしていますか。他の集会に出席するように助けられていますか。みなさんはこれらの方々との研究を取り決めましたか。記念式の時に印刷された手紙が一通ずつ渡されていますから,その手紙の述べているところに従って愛ある援助を惜しみなく与えてまいりましょう。記念式の話からこれらの方々は神がイエスを通して設けてくださった愛あるご準備を知ったことでしょう。彼らがその益にぜひあずかる者となるよう援助を続けましょう。
日本支部で共に働く,みなさんの兄弟