支部の手紙
王国伝道者の皆さん:
この手紙を会衆で扱うころには,次の新しい一連の巡回大会が始まります。昨年9月からこの1月末まで,全日本で83の巡回大会が開かれ,従順に関して,実に多くの事を教えられました。新しい巡回大会は「クリスチャンは世から離れる」という主題のもとに開かれ,この大切な原則をわたしたちに銘記させることでしょう。是非出席し,最善の益を得ていただきたいと思います。
大会に出席するという点で沖縄の離島の兄弟たちはすばらしい模範を示しています。報告によると,沖縄本島からさらに300キロも離れた,石垣島,宮古島などの兄弟たちは,土曜日,日曜日に那覇市で開かれる大会のために木曜日の船に乗り,12時間の船旅をして大会に出席したとのことです。大会後最初の船は月曜日の晩に出航し,島にもどるのは火曜日になるのです。つまり週末だけの巡回大会に出席するために往復24時間の船旅を含む六日間を喜んで費やして,エホバの霊的食卓に集う努力を払います。わたしたちも同様な深い感謝と認識を示してゆきましょう。
11月の奉仕報告によると伝道者は再び増加して5万8,420人に達しました。これは昨奉仕年度の平均に対する8パーセントの増加となっています。正規開拓者は9,049人,補助開拓者は9,276人で共に新最高数に達しました。11月1か月で日本中に1万9,233人が開拓者として働いたことになります。この結果,208万時間が奉仕に費やされ,85万の再訪問と8万3,000件の家庭聖書研究が報告されました。何と力強い証言の業がなされたのでしょう。
2月は「インフレ,病気,犯罪,戦争がなくなるという希望」を告げる「王国ニュース」第28号を用い,人々と会話を交わし,「真理」の本と2冊の雑誌を家々で配布します。これは本当に楽しい奉仕となるでしょう。どうぞ月の最初の週から十分に奉仕に参加するよう計画なさってください。
心からの愛と共に,
日本支部で働く兄弟たち