支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
この手紙を読まれるころにはほとんどの方は,「王国の忠節」地域大会に出席され,エホバの王国に忠節を保つよう大いに鼓舞されたことでしょう。9月から始まる新しい奉仕年度中も,きっとみなさんは王国の業に熱意を込めて携わることによって王国への忠節を表わしたいと願っておられるに違いありません。
さて,6月の野外奉仕の報告はどんなものだったでしょうか。伝道者は6万2,381人の最高数で,その3分の1に当たる2万637人の開拓者合計も最高数でした。特に注目したいのは,再訪問と家庭聖書研究という教える業の面で新最高数が得られたという点です。聖書研究は昨年の同じ月よりも1万件余り多い8万9,938件が司会され,王国の音信に答え応じる人たちがいかに多いかがうかがわれます。
海老名ベテルの建設工事もエホバ神の保護と導きの下に順調に進んでいます。7月下旬に宿舎のC棟の竣工検査が行なわれ,これで宿舎棟の3分の2が完成し,あとはA棟の10月末完成を目指すことになります。それに続いて王国会館が仕上げられる予定です。これと平行して工場南側の古い木造の建物が取り壊され,整地・造園の作業も進められていきます。
この手紙を書いている時点で工場のオフセット輪転機は昼夜3交替でフルに運転され,雑誌や新しい書籍が印刷されています。ある兄弟たちは夜10時から朝の6時まで夜通し印刷の作業に携わっています。既に発表されたように,2台目の4色刷りオフセット輪転機の購入が統治体によって許可され注文されました。これによって印刷能力は倍加されることになります。ここで生産される象徴的な「馬」を野外で十分に活用し,弟子を作る業にも励んでゆきましょう。―啓示 9:16-19。
今奉仕年度中も王国の忠節な擁護者として,定期的に奉仕に参加するよう,また開拓者たちも実際的な計画を立て,1年の良い出発ができるようにしてください。みなさんひとりびとりに温かいクリスチャン愛をお送りします。
日本支部で働く,みなさんの兄弟