良いたよりを伝える ―「ものみの塔」の予約を通して
1 昨奉仕年度日本で,前の年を4万7,046件も上回る17万1,898件の予約が得られました。何が予約を得ることにつながりましたか。多くの方々は,予約に対する積極的な見方,また予約を提供する際の積極性だとお答えになることでしょう。昨年4月号の「王国宣教」には「予約 ―『呼ばわる知恵』!」と題する折り込みがあり,それは予約に対する積極的な見方を持つようわたしたちを大いに鼓舞するものでした。その折り込みを学んだ直後の5月と6月に「ものみの塔」の予約活動がありましたが,昨年得られたすべての予約の何と半分近くがその2か月間に得られたのです!
2 それほど多くの予約を得るのに助けとなったその折り込み中の提案には次のようなものがありました。「一般の人々が[予約を]望んでいないのではなく,予約に対するわたしたち自身の態度を変える必要があるということが少なくありません」。「予約を提供するために“普通の関心”以上の関心を持つ人々を探そうとしないでください。すべての家で確信をもって予約を提供してください」。「予約の寄付額に対するわたしたちの見方も大切です。……1年間の予約に対する寄付額は,レストランでの一度の食事あるいは散髪料よりも安いのです」。あなたは,このような確信と健全な見方を保っておられますか。
3 4月号の「ものみの塔」は「会話するための話題」を用いて予約を提供するのに適切なものです。4月1日号を用いてこのように言えます。「(自己紹介の後)数年先に自分の生活がどうなっているか,お考えになったことがありませんか。(答える時間を与える。)だれでも良い将来を形作りたいと思うはずですが,地球や人間の創造者は将来についてはっきりと告げておられます。(詩編 37:9-11を読む。)神は現在の悪い状態を終わらせて,ご自分を待ち望む柔和な人々がこの地でいつまでも平和を楽しめる時代をもたらすことを約束しておられます。(4月1日号の5-7ページのさし絵を示して説明する。)しかし自分と家族の将来を良いものとするためになすべきこともあります。(4ページから始まる記事の最初の節を読むか,注解する。)聖書は良い将来を形作るための助けとなりますが,この「ものみの塔」誌は100年以上にわたって聖書の手引きとして大勢の方々に読まれてきた雑誌です。1年間1,800円のご寄付でこの雑誌を郵便でお受け取りになれます。24冊届きますので,ご家族で楽しんでいただけると思います」。
4 前述の折り込みの「実際的な指針」の副見出しの下にある提案を奉仕で是非用いるようにしましょう。あなたは今年の予約期間中どのような目標を個人的に掲げられますか。折り込みの最後の節では,「各伝道者が少なくとも一つの,また各開拓者が少なくとも四つの新しい予約を目標にして努力してください」と勧められていました。目標を持ち,『わたしたちの神によって大胆さを奮い起こし,神の良いたよりを語る』皆さんの努力をエホバが豊かに祝福してくださいますように。―テサロニケ第一 2:2。