統治体の掲げた1986年の目標
1 過去幾年かの間,統治体は全世界の働き人が共通に追い求めることのできる目標を掲げてきました。それらの目標は,世界中の民が「同じ思いになり,口をそろえて,わたしたちの主イエス・キリストの神また父の栄光をたたえる」助けの一つとなってきました。(ローマ 15:6)今年も(1)進歩を目ざす,(2)弟子を作る業を推し進める,および(3)開拓奉仕を追い求める,という三つの点が目標として勧められています。
2 わたしたちはいつも進歩的な態度を持ち,真理における,また宣教における自分の進歩を明らかにしていきたいと思います。(テモテ第一 4:15)そのためには,会衆の集会,大会および協会の出版物を通して与えられる優れた霊的備えから十分に益を得るように努めなければなりません。個人また家族として研究し,集会で真剣に聴き,学んだ事柄を自分の改善点に是非適用いたしましょう。こうして遂げられる進歩は真の喜びをもたらすでしょう。
3 弟子を作る業は日本の野外において大変ふさわしい目標といえます。1,164人の人口に対して1人の伝道者という比率は,日本においてまだまだ多くの取り入れが行なわれねばならないことを示しているからです。それで家庭聖書研究を取り決めるべく再訪問を行なうことを活動の明確な部分といたしましょう。
4 働き人の必要は依然として大きなものです。したがってそれが可能な立場にある人は正規開拓奉仕を真剣に考慮したいと思われるでしょう。多くの人は幾度も補助開拓奉仕にあずかれるかもしれません。すべての人が開拓者精神をもって働くとき,ぼう大な証しが行なわれるに違いありません。
5 これらの目標に関連した記事が「わたしたちの王国宣教」のこの号にも載せられており,将来にも載せられる予定です。それらを是非学んで,一つの民としてのわたしたちの進歩も明らかになるよう励んでいきましょう。