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  • 困難な状況のもとにある家族に対して援助の手を差し伸べる
  • わたしたちの王国宣教 1991
わたしたちの王国宣教 1991
宣 91/2 7–8ページ

困難な状況のもとにある家族に対して援助の手を差し伸べる

1 クリスチャン会衆内には,様々な事情で困難な状況のもとにある家族が交わっています。たとえば,片親が未信者であるという家族は,日本のエホバの証人の間ではごく一般的です。中には未信者の配偶者と真理ゆえに別居したり離婚したりしている人もいれば,配偶者と死別した人さえいます。こうした親たちの大半は,そのような不利な境遇にありながらも,子供たちを真理の道に導こうと精一杯努力して『自分の荷を負って』います。―ガラテア 6:5。

2 こうした境遇にある多くの親の現実的な悩みの一つは,子供たちとの聖書研究をどのように首尾よく行なえるかということです。たとえば,未信者の夫を持つ姉妹たちの場合,子供との聖書研究を継続してゆくのがむずかしくなることがあります。また“母親”と“父親”の両方の役目を果たさねばならない片親は,子供の霊的な教育に関連し,一人では対処できないような個人的な荷を負うことがあります。また,親が真理に新しくてもそうでなくても,子供たちの心に真理を効果的に鳴り響かせることがむずかしかったり,親の誠実な努力にもかかわらず,独立心が芽生える十代の子供たちが聖書研究に応じようとしなかったりする場合もあります。

3 このように,子供に霊的な教育を施すという分野に挑もうとする親が困難な状況に遭遇するなら,仲間のクリスチャンは何を行なうべきですか。ガラテア 6章10節は「信仰において結ばれている人たちに対して,良いことを行な(う)」ようにと勧めています。それで長老たちは,そうした不利な境遇の下にある家族を援助することに機敏であるべきです。一方,親はためらうことなく長老たちに必要な援助を求めることができます。

4 子供の聖書研究に他の奉仕者からの援助が必要であると感じている親は,まず主宰監督か奉仕監督に近づき,問題点を共に話し合うことができます。もしかすると,親が司会することによってもたらされる益や,子供との聖書研究をより効果的に司会するための実際的な提案を教えられるだけで,親は自信を取り戻し,引き続き研究を司会することができるかもしれません。―「ものみの塔」1986年11月1日号24ページにある囲み記事をご覧ください。

5 一方話し合いの結果,他の奉仕者による援助が必要であると判断した場合には,親子の同意するふさわしい奉仕者に依頼することができるでしょう。子供の年齢や進歩の度合い,また今後の目標などを考慮に入れ,男の子であれば年上の若い兄弟,女の子であれば年上の若い姉妹などに研究司会を依頼したいと思うかもしれません。しかし,他のだれかが自分の子供を援助してくれるからといって,子供を教える責任が他の人に転嫁されるというわけではありません。そのような援助はあくまでも側面的なものにすぎないからです。このように,定期的な聖書研究が他のだれかに一時的にゆだねられたとしても,親は他のふさわしい機会を十分に活用して子供を霊的に教え続け,共に命を受け継ぐ者となるよう援助する必要があります。

6 長老は取り決めを設けるに際し,親および研究司会者と共に,今後の援助の仕方や互いに意思の疎通を定期的に図ることの必要性について話し合います。また,子供たちがバプテスマを受けていなければ,研究司会者が時間・再訪問・聖書研究をそれぞれ報告できることも知らせます。こうした取り決めが望ましい成果を上げるには,関係する人々の純粋な関心と自己犠牲が求められるに違いありません。しかし,個人的な責任の荷を負って労苦している仲間を支えるそうした行為は,エホバの善良さに見倣うものとなるでしょう。―ヘブライ 13:16。

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