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  • わたしたちの王国宣教 1996
わたしたちの王国宣教 1996
宣 96/7 7ページ

巡回監督の訪問から益を得ていますか

1 真理における長年の経験と資格を持つ旅行する監督の訪問は,会衆にとって大いに祝福となってきました。どうすれば巡回監督の訪問を十分に楽しみ,最大の益を得られますか。

2 巡回監督は,わたしたちが戸口で巧みに証言し,再訪問や家庭聖書研究で効果的に教えることができるように助けます。ですから,新しい伝道者を含め,すべての奉仕者が野外で共に働くことを積極的に申し出てください。最近では,家から家の証言だけでなく,街路伝道,工業団地やビジネス街での奉仕,電話による証言などにおいても訓練を受ける機会があります。それらの機会を積極的にとらえ,新たな喜びを経験している奉仕者は少なくありません。

3 巡回監督は,会衆に対して何度も聖書的な話を行ないます。それは,わたしたちの霊的な見方を調整し,奉仕に対する熱意を呼び起こす上で大いに助けとなってきました。あなたは,巡回監督が会衆に対して話したり教えたりする事柄を熟考し真剣に受け止めていますか。もしそうするなら,個人および会衆としての進歩は訪問ごとに明らかになるに違いありません。

4 研究生も訪問から確実に益を得られるようにしてあげてください。そのためには,旅行する監督の訪問が聖書的な先例に基づくものであることを前もって説明し,研究生の認識を高める必要があります。また,あなたがどのように毎回の訪問を楽しみ,鼓舞されてきたかを生き生きと話し,熱心にすべての集会に招待してください。

5 巡回訪問は「相互に励まし合う」機会となるべきです。(ローマ 1:12)ですから旅行する監督とその妻に気軽に近づき,愛ある気遣いと心からの感謝を述べるのはふさわしいことです。また,あなたが訪問中の取り決めを熱心に支持すると共に,訪問からどのような益を得たか,前回の訪問の際に与えられた提案がどのように助けになったかを具体的に伝えるなら,“相互に励まし合う”機会となります。どうぞ,巡回監督に近づくのを躊躇しないでください。すべての人が自由に交わり,ちょうど会衆の長老たちと同じように旅行する監督とその妻を個人的に親しく知るようにしましょう。

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