「わたしたちを助けてください」
あるマケドニア人は,パウロの見た幻の中で,「マケドニアへ渡って来て,わたしたちを助けてください」と懇願しました。(使徒 16:9)同様に,協会は日本中のあちこちの会衆から,資格ある奉仕者を派遣してほしいとの要請を多数受け取ります。
それらの“懇願”にこたえ,昨奉仕年度中,合計約1,000人の資格ある奉仕者が自己犠牲の精神を示し,喜んで必要の大きな会衆へ移動しました。(使徒 16:10)その中には,長老や奉仕の僕や開拓者の姉妹たちだけでなく,外国語や手話のできる資格ある奉仕者も含まれています。
最近,奉仕の僕の資格を持つ独身の開拓者が,沖縄の近くにある小さな会衆へ移動しました。兄弟は協会への手紙の中でこう述べています。「小さな島ということもあり予想外の費用が必要になりましたが,エホバに依り頼んで移動することを決意しました」。自己犠牲の伴うこのような移動は本当に感謝されます。
しかし,広大な区域の網羅を助け,会衆を霊的に築き上げ,新たに外国語の会衆や群れを設立する必要は依然として大きいため,引き続き多くの働き人が求められています。あなたは,個人または家族として,それら“現代のマケドニア人”の懇願に喜んでこたえ応じたいと思われますか。(イザ 6:8)そうするならすばらしい祝福が得られます。