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  • わたしたちの王国宣教 2003
わたしたちの王国宣教 2003
宣 03/5 7ページ

全時間奉仕を生涯の仕事とする

1,2 若い人が進路を決定する上で何が影響を与えますか。

1 「どんな人生を歩みたいのだろうか,あるいは歩むべきだろうか」。進路を考えている若い皆さんにとってこれは重要な課題です。皆さんが人生のこの時期に下す決定は,将来全体を方向づける可能性があるからです。

2 未信者の家族や親族の期待,周囲の社会の価値観,学友や先生のアドバイス,そして自分自身の願いなどは皆さんの決定に影響を与える可能性があるでしょう。一方,聖書によって訓練された良心はできるだけ十分にエホバに仕えるよう語りかけます。(伝道 12:1)皆さんは,物質面の成功は空しく,世とその欲望が過ぎ去ろうとしていることを聖書から学んできました。(ヨハ一 2:15-17)周囲の人々の生き方を見て,その教えの正しさをすでに確信しておられるかもしれません。

3 全時間奉仕に対して消極的になる人がいるのはなぜですか。

3 自分は世に浸って生きるつもりはないが,全時間奉仕を追い求めるほどには霊的に成長していないと感じたり,すべての全時間奉仕者が喜びを得ているわけではないと考えたりして,全時間奉仕に対して消極的になっている方もおられるかもしれません。中には,自分の生き方がどっちつかずで中途半端なように思え,もどかしく感じている方もおられるでしょう。

4 全時間奉仕をどのようにみなすことができますか。

4 この機会に全時間奉仕の意味について熟考することには価値があります。「忠実で思慮深い奴隷」級は,出版物の中で繰り返し,全時間奉仕を「生涯の仕事」(英語の“career”)とするように励ましてきました。「ウェブスター大学生用新辞典」は,“Career”を「特に公人,専門家,あるいは実業家としての生活における連続的,漸進的な成功の追求。……人が訓練を受け,一生の仕事として就く職業」と定義しています。医業を生涯の仕事とする人は,何年にもわたる専門教育と実地の訓練を受け,研究を続け,技術の向上を図ってはじめて,自分の仕事に誇りを感じることができます。医者は,人のいわば外面を扱いますが,神の奉仕者は,人の内面を扱い,最善の生き方を教え,霊的,道徳的教育を施します。ですから,開拓奉仕を簡単にこなせる仕事とみなすのではなく,専門的な訓練を必要とする価値ある生涯の仕事と考えてください。この奉仕を成功させるために研究し,観察し,経験を積むなら,やがて開拓奉仕を通して価値ある実を刈り取ることができます。効果的な奉仕者に整えられるまで時間がかかるとしても,エホバは皆さんを訓練してくださるでしょう。―ペテ一 5:10。

5 全時間宣教はどのように価値あるものを生み出しますか。

5 全時間宣教が生み出す喜びについて考えてください。真理のうちに育てられた若い皆さんにとって,大人に聖書を教え,納得させるのは容易なことではないでしょう。自分が考えたことのないような疑問をぶつけられることがしばしばあります。しかし,誠実な質問に答えるために十分に調査し,どのように推論し答えるべきかを学び取るために真剣に取り組むなら,教える業に喜びを見いだすことができます。(箴 15:23)真理に対する理解,感謝や認識を深めることができます。研究生が真理を確信し,それまで培ってきた悪い習慣や古い人格を克服するよう努力し,真理の側に立場を定めるのを見るのは喜びです。(エフェ 4:23,24)教える業を通して,粘り強さ,エホバに依り頼む態度,謙遜さ,み言葉の力に対する認識などを身につけることができます。(コリ二 4:7。ヘブ 4:12)この業に真剣に取り組み追求するなら無上の喜びを味わうことができます。―テモ一 4:15,16。「ものみの塔」誌,2002年12月1日号,19-21ページ。

6 どうすれば全時間奉仕に対する認識を高めることができますか。

6 皆さんはいかがですか。特に聖書的な責任があるわけではなく状況は許すものの,自分は今でも宣教を楽しむことができていない,まして開拓奉仕を行なうだけの霊的な強さはないと不安を感じるでしょうか。ぜひともその気持ちを祈りの中でエホバに打ち明けてください。神に感情を注ぎ込んでください。(エレ 1:6。出 4:10)そして,祈り,聖書通読,日々の聖句,個人研究,黙想,集会の参加など自分の霊的な日課を確立するように努めてください。(ヨシュ 1:8。テモ一 4:15。ヘブ 10:24,25)エホバが行くべき道をはっきりと示してくださいます。(イザ 30:20,21)思いの変化を経験し,力がわいてくるでしょう。1か月かそれ以上補助開拓奉仕を行なってみるのはよいことです。霊的な活動を通して,自分の必要を顧みてくださるエホバの支えを実感することができます。会衆の熱心な開拓者と交わり共に奉仕するなら,経験を積み,全時間奉仕に対する認識を築くことができます。これらのことを行なうなら,何を生涯の仕事とすべきか,世俗の仕事をどの位置に置くべきかをはっきり理解できるでしょう。

7 開拓者精神を保つことはなぜ重要ですか。

7 すべての人が全時間奉仕を行なうことができるわけではありません。エホバは「心がどうかを見る」方なので,心の願いを十分にご存じです。(サム一 16:7)わたしたちのだれも仲間のクリスチャンにとって何が魂をこめた奉仕なのかを判断する権限は与えられていません。それでもわたしたちすべてがこの記事の諭しを真剣に考慮するなら,自らの開拓者精神を鼓舞することができます。その精神を維持してゆくなら,機会が開かれたときにこの奉仕をとらえることができるかもしれません。(使徒 18:4,5。「ものみの塔」誌,1991年7月1日号,28ページをご覧ください。)皆さんすべての魂をこめた奉仕をエホバが豊かに祝福してくださいますように。―マル 12:33,34。

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