奉仕会の準備をする
1 奉仕会の目的は何ですか。それから多くの益を得るために何ができますか。
1 奉仕会は,わたしたちが宣教の面で産出的な奉仕者となるための集会です。王国の良いたよりを宣べ伝えること,弟子を作ること,神の裁きの執行をふれ告げることに重きが置かれています。(マタ 28:20。マル 13:10。ペテ二 3:7)よく予習をして,参加する準備ができているなら,この重要な集会から多くの益が得られます。
2 どのような準備をして話を聴くことができますか。
2 話: どの資料に基づいて話がなされるかは,大抵,話し手への指示に記されています。その資料と引照聖句を読み,それを自分の宣教奉仕にどのように適用できるかを考えてください。
3 質問と答えによる討議のためにどのような準備ができますか。
3 質問と答えによる討議: この部分は,「ものみの塔」研究とほぼ同じ要領で扱われ,出だしと結びに短い言葉が述べられます。各節のかぎとなる点に下線を引き,短くて意味深い注解を述べられるように準備してください。
4 聴衆との討議のためにどのような準備ができますか。
4 聴衆との討議: この部分は話の形で提供されますが,話し手は時おり聴衆に注解を求めます。要点に下線を引き,引照聖句を調べておくなら,質問されたときに注解できるでしょう。この部分を扱う兄弟は,資料の要点はできるだけ聴衆に答えてもらうようにします。
5 どうすれば実演から最大の益が得られますか。
5 実演: 時には,扱われている内容を会衆の区域でどのように使えるかを示すため,実際的な実演が行なわれます。長老,経験ある伝道者,開拓者などは,実演を割り当てられることがあるでしょう。予習する際は,どんな実演がなされるかをあらかじめ考えてみることができます。証言例の実演が行なわれたなら,それをどのように自分のものにするか,戸口に出てくるいろいろな人にどのように合わせるかについて考えてください。実演で用いられる出版物や雑誌を忘れずに持参しましょう。晩の家族の崇拝で,提供方法の練習をするのもよいかもしれません。
6 奉仕会の準備をするべきどんな理由がありますか。
6 予習をして,どんな良い教えがなされるかを事前に考えておくと,奉仕会はさらに楽しいものになります。加えて,いっそう励まし合うこともできます。(ロマ 1:11,12)わたしたちは,時間を取って奉仕会の準備をするなら,自分に与えられた務めを果たすために,より十分に整えられるでしょう。―テモ二 3:17。