シナイ山

シナイ山は，ホレブ山としても知られ，聖書で「真の神の山」と表現されている。（出 3:1，12; 24:13，16。王一 19:8。使徒 7:30，38）律法契約はシナイ山の麓で発効した。（出 19:3-14; 24:3-8）それで使徒パウロは，モーセの律法について「シナイ山で結ばれ」た契約と述べた。（ガラ 4:24）パウロはシナイ山が「アラビアにある」と書いたが，正確な位置は不明。（ガラ 4:25）伝承によると，紅海北端の2つの入り江に挟まれたシナイ半島に位置する花こう岩の山の1つ（写真中央）がシナイ山とされている。