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目ざめよ! 1970
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仕事をするとき,自分の力を最も有効に用いましょう

一日の仕事が終わらないうちに,疲れを感じたり,へとへとになったりすることが,よくありますか。そうでしたら,それは決してあなたひとりだけではないので,がっかりしないでください。それにしても,他の人ほどにすぐ疲れきってしまわない人がいるのは確かです。そのような人は,体力をあまり消耗させないで,より多くの仕事をしているようです。本来そうあるべきなのですが,そのような人にとって,仕事は一つの楽しみです。

仕事は,人間に対する創造者の意志の一部を成すものです。まず初めに,創造者は,最初の人間をエデンの園に置き,「それを耕させ,手入れをさせられ」ました。それは仕事を意味しました。ここで創造者の準じられた原則を,のちに使徒パウロが明らかにしました。「人もし働くことを欲せずば,食すべからず」。―創世 2:15,新。テサロニケ後 3:10。

賢明で愛のある創造者は,仕事を行なう備えを人間に設けられました。神から与えられた強力な骨や筋肉を用いて,人間は必要な肉体労働を行ない,また,驚くべき脳を用いて,あらゆる種類の精神労働を行なえるのです。同時に,健全で有益な仕事をして,満足と幸福感を味わえるよう,神は人間を感情を持つものとして造られました。賢い王ソロモンが述べたとおりです。「人はその動作によりて逸楽をなすにしくはなしこれその分なればなり 我これを見る」― 伝道 3:22。

どうすれば,仕事の際,自分の力を最も有効に用いることができますか。一つの大きな助けとなるのは,仕事に興味をもつことです。どうしてそういえますか。感情には,からだを支配する力があるからです。母親が家のまわりの雑事を何かしてほしいと少年にたのむと,少年は疲れているからといって言いわけをしておきながら,何分もたたないうちに,近所の子どもたちとボール遊びに全力を投じていることがよくあります。

自分の仕事に真の興味を持つと,感情面での報いを得,また,たいへん容易に仕事を行なえるようになります。実際,その仕事がなぜ必要か,また,なぜそれをし遂げなければならないかをよく考えると,仕事に対する興味をかきたてることができます。同時に,自分自身がそれをする理由,自分自身と自分の愛する者たちの生活に必要なものを用意するため,その他を思い起こせば,仕事に対する興味を深めることができます。さらに,仕事の質や能率を向上させる方法を考えると,そうした興味をいっそう深めることができます。その結果満足感を味わい,退屈感を消散させることができるでしょう。仕事の際,自分の力を最も有効に用いるさまたげとなるのは,多くの場合,その退屈感なのです。

仕事の際,自分の力を最も有効に用いたいなら,不必要な動作を避ける方法を学ぶのは良いことです。この点で役にたつのは,道具や材料を最も便利な位置におくことです。近代的な台所は,主婦が食事の用意をする場合,歩行距離を最小限にできるよう設計されています。この原則は,主婦の仕事のすべてにあてはめることができます。同じことは,農業経営者,技師,建築家その他にもあてはまります。仕事の能率を向上させる実際的な提案を述べる従業員が,経営者から十分の報賞を受けることがよくあります。

この点で役だつのは,仕事の際には必ず両手を用いることです。そうすれば,仕事はやりやすく,また,早く行なえます。重い物を持ち上げる場合は,単に上体を曲げて,全部の力を腰にかけないで,ひざを曲げて,足の筋肉の力をも有効に用いてください。そうしなかったばっかりに,起こさなくてもよいヘルニアを起こした人が大ぜいいます。それとともに,ある仕事をするのに,必要以上にからだの他の部分を用いないことです。手首あるいは前はくを動かすだけでよいなら,腕全体を動かす必要はありません。

適当な訓練を見過ごしてはなりません。急いで仕事に取りかかると,正しい指示や,必要な訓練をなおざりにして,非能率的なやり方で仕事をはじめ,多くの時間と体力を浪費する場合がよくあります。たとえば,タイプライターを求めて,それを有効に用いる人がいます。ところが,まず最初に時間をかけて,その正しい用い方,つまり「触鍵法」をおぼえないと,両手の指をそれぞれ一本だけ使って,キーをさがしながら打つ我流の方法を取るようになります。そのような方法は,おそくて,とかく不正確なだけでなく,ひどく疲れさせるものです。

さらに,自分のペースで物事をするのは,仕事をする際自分の力を維持するのに,役だちます。神経質で小心な人は,とかく,できるだけ早くしたいと考えるものです。そのため,たいてい,多くのまちがいをしたり,一日の仕事が終わらないうちに,力つきてしまったりします。では,はやる気持ちを制御し,着実かつ冷静なペースで物事をする仕方を学んでください。そうすれば,仕事を終える前に力つきてしまうことはなくなり,晩の時間のための余力をさえ持てるでしょう。

仕事に際して,自分の力を最も有効に用いたいなら,ほかにも考えるべき事柄があります。それは,食べ過ぎて,自分自身に負担をかけないことです。あまりこってりした,もたれる食事は,からだの働きをにぶくし,手もとの仕事に励むのをいっそうむずかしくするものです。同時に,そうした食事を取る人は肥満しがちで,しかもたいてい,太っている人には,どんな肉体労働もいっそうつらくなります。

十分の休息と睡眠を取るのはたいせつです。まず第一に,どれほどの体力があるかは,毎晩,自分が何をしているかによって,かなり左右されます。仕事をするのが苦痛に,あるいは,ものうく感じたりするほど,楽しみを追求してはなりません。とくに知的また精神的エネルギーを回復させるには,適当な睡眠は不可欠です。それは,食べ物や飲み物にまさるほどに肝要です。

ことに,献身したクリスチャン奉仕者には,仕事の際に,自分の力を最も有効に用いるべき十分の理由があります。自分の“自由な”時間や晩あるいは週末に,これといってすることのない人がよくいますが,そのような人と違って,それら奉仕者は一様に,「主の仕事でなすべき,たくさんのこと」をかかえています。わたしたちの住んでいるこの時代の意味を考えると,それら奉仕者が宣教上の務めを「急いで」行なうのは,かつてないほどたいせつなことなのです。―コリント前 15:58。テモテ後 4:2,新。

それにしても,生活上の務めのいかんを問わず,仕事の際に,自分の力を最も有効に用いる方法を考慮するのは,知恵の道です。それは,単に能率を向上させるだけでなく,仕事に満足と喜びを見いだすものとなります。

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