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    エホバの証人と血の問題
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    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1991
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目ざめよ! 1971
目71 1/8 30–31ページ

世界展望

平和な大会

◆ 昨年の7月と8月にかけて,世界を憂慮させた数々の暴力事件とは対照的に,大ブリテン島のエホバの証人は11の平和な地域大会を楽しんだ。英国諸島には62,902人のエホバの証人がいるが,「王国によって,人類を救う」と題する公開講演の出席者は8万3,000人を上回った。エホバの証人のふるまいは一般の人々の注目を引かずにはおかなかった。アイルランドの,ある宿屋の女主人は次のように評した。「わたしはみなさんを個人的には知りません。でもエホバの証人が高い標準を保っていることは知っています。ですから,わたしは,そのふるまいを見て,エホバの証人の肩を持っている,とでも言いましょうか」。エホバの証人に対する宗教的な偏見の強い土地で,こうしたことばが聞かれたのである。英国のレスター市の大会会場を見学し終えた市の一役人は,「実にすばらしい組織ですね。他の人々がこのようになれないのはなぜでしょうか」と感嘆した。これら11の大会でバプテスマを受けた人は合計1,388名であった。そのことからわかるとおり,エホバの証人の組織にはいりたいと願う人は多い。

ウ・タント氏,再び警告

◆ 1年ほど前,ウ・タント国連事務総長は,国々が諸問題を解決するのに残されている期間はおそらく10年にすぎないであろうと警告した。最近同氏が,再び警告したところによれば,全世界にはびこる諸問題の解決法を早急に見いださないかぎり,人類は,「大爆発による轟音を伴ってではないとしても,空気・水・資源そして食糧の欠乏した生物や文明のすすり泣きとともに滅びる」という。

水銀による汚染

◆ 最近,アメリカ全土にわたり,魚や狩猟鳥そして水から,異常な量の水銀が検出されている。こうした水銀による汚染は,これまでに少なくとも33州で摘発されている。その主要な供給源は他の廃物とともに水銀を放出する,工業関係の工場である。DDTと同様,水銀は食物連鎖に従って,水から植物を通り,魚・鳥・人間へと移動し,それにつれて水銀の濃度は大きくなる。わずかの水銀でも,失明を招くなど,人体に恐ろしい影響を及ぼす。

危険な血液

◆ アメリカの多くの都市では,輸血用の血液が絶えず不足していることから,輸血に用いられる血液の大部分は,供血者から血を買う商業的な血液銀行の手を経たものであることが新聞紙上で取り上げられるようになった。血を売る人の中には,麻薬常習者・アルコール中毒患者・マラリアに汚染した血液を持つ軍人などがいる。そうした血液を体内に注入された患者は,供血者の持つ病気に感染する。たとえば,ニューヨーク市では,輸血用血液の60%は血液銀行を通して来るが,1970年9月5日付のニューヨーク・タイムズ紙はこのことに関し,次のように評した。「その結果は,全国的な規模の『輸血ルーレット』をしているようなものである。なぜなら,売買された血液は,血清肝炎やマラリアのような伝染病を感染させる危険が非常に高く,しかも医師はどの血液が汚染しているかを確認するすべを持たない」。また,同紙の報告によれば,毎年少なくとも1,500名のアメリカ人が,「輸血に関連した血清肝炎」で死亡しているという。

ナイジェリアの官吏,教会を一喝

◆ ナイジェリア連邦財政局長官,チーフ・オバフェミ・アウォロウォ氏は,最近,同国のメソジスト教会をきびしく攻撃して,多くの注目を浴びた。ナイジェリアの,サンデー・タイムズ紙の報道によれば,「エルサレムの神殿を見たイエスは,それを盗人の巣になぞらえたが,メソジスト教会はその神殿の現代版」と化したと同氏は語った。ある会議の席上,彼は教会の指導者たちを直接見やりながら,きびしい顔の聴衆に向かって,「今や,金か富が,教会で高い地位を占めている」と語り,さらに,偽善が横行し,貧しい人々は全く省みられず,金持や社会的に重要な人物だけが教会で幅をきかせていることを指摘した。また僧職者たちは,「昇進のため互いに争い,その争いが時には,今までに耳にしたこともないような残忍性を帯びることもある」とも語った。

ジャンボ・ジェットによる「大旋風」

◆ 最近,権威筋が明らかにしたところによれば,ジャンボ・ジェット747機の翼端は,大旋風に匹敵する風を巻き起こすという。そうした漏斗状の風は飛行機の翼をきりもみ状態にさせ,軽便な飛行機を分解させたり,他のジェット機を進路からそらせることもなしうる。747機が引き起こした渦乱流による墜落事故は今のところ報告されていないが,記録によると,小さなジェット機の起こした渦乱流が原因と思われる墜落事故が98件あり,死者20名,重傷者54名を出している。747機による「大旋風」は,707機などの小型ジェット機によって起こされる渦乱流の約2倍の力を持つと言われている。こうした危険を少なくするため,飛行機を飛ばす際の間隔の取り方が問題となっている。

漂白された小麦粉の栄養価

◆ パンの材料となる漂白された小麦粉には貧弱な栄養価しかない,と長いあいだ多くの人々が唱えてきた。アメリカ農務省の科学者による,最近の検査はその事実を確証した。科学者たちは,自然のビタミンBやビタミンEといった栄養素が失われていることを明らかにした。こうした損失は精粉と漂白の二つの課程中に起きるが,後者の場合に,最も多量の栄養素が失われる。チアミン・リボフラビン・ナイアシン及びビタミンB6もはなはだしく失われ,ビタミンB6は最初の含有量のわずか15%が残されるにすぎない。

薬を受けつけないりん病

◆ ベトナムにいるアメリカ兵の治療に当たっている医師たちの最近の報告によれば,性病のうち最も広がっているりん病の治療がいっそう困難になったという。りん病菌が,基本的な治療薬であるペニシリンに対する抵抗力を強めたためである。軍医のひとりは,「この抵抗力が強まる傾向は世界的なものです」と語った。アメリカ軍の統計によれば,毎年1,000人につき200人の割合で兵士たちは性病に冒される。

増強される,ソ連の海軍力

◆ 数か月前,西側の消息筋はソ連の核兵力および一般軍事力が「増強」に向かっていることを明らかにしたが,最近,英国の権威ある「ジェーンの戦鑑」誌は,ソ連の海軍力が「1970年代に最大限に達する」と述べている。ソ連が海軍力を増強していることは,武力のあらゆる面でアメリカをしのごうとの,同国の決意の表われであると見られている。

郵便どろぼう

◆ アメリカでは,郵政職員が,数百万ドル相当のものを郵便の中から盗み取っている。商品はもとより,クレージットカード・現金・贈物・慈命事業への寄付・政府の送達現金でさえ抜き取られており,こうした盗みは増大している。盗みを働いたかどで逮捕された郵便局員の数は,2年足らずで50%も上昇した。

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