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目ざめよ! 1971
目71 3/8 30–31ページ

世界展望

父親不在の社会

◆ アメリカのテキサス州,ダラスの弁護士協会のエメット・コルビン会長は,審理を迅速化し,服役刑を重くすれば,犯罪をなくせるという考え方を批判し,犯罪増加のおもな要因は,「今日の社会が父親不在の社会と化している」ことであると述べた。また,父親が他の事柄であまりにも忙しすぎて,健全な導きを与えるのに十分な時間を子どもとともに過ごしていないと語った。読者の家庭についても同じことがいえるであろうか。

生きた細胞が創造されたのか?

◆ 昨年の暮れ,アメリカの一新聞に,「生きた細胞の合成を報告した生物学者たち」という見出しが掲げられた。この見出しは,科学者たちが生きた細胞を創造したとの印象を与えるものであるが,それに類することは何も起きていない。ニューヨーク州,バッファロー市の科学者が行なったのは,単細胞アメーバーを解体し,次に,それらを他のアメーバーの体組織の一部を用いてつなぎあわせたことである。しかし,異種のアメーバーを用いたところ,大半は死んでしまった。

共産主義の指導者,バチカンを訪問

◆ 最近,ソ連の,アンドレ・グロムイコ外相はバチカンで,「パウロ法王と異例な長時間にわたる会見」をした。同外相のバチカン訪問は,バチカンが共産主義国との関係を改善しようとする意図をさらに示すものであると見る観測筋もある。共産主義国ユーゴスラビアとバチカンは昨年8月に外交関係を回復した。

マルクス主義者を祝福する教諸会

◆ 過日,チリの新大統領に選出された,マルクス主義者であるサルバドル・アリエンデ・ゴッセンス博士がチリの国会で就任の宣誓をしたあと,同国の伝統的な諸宗派教会の代表すべてがサンチアゴの大聖堂に会し,神に感謝をささげた。共産主義国の代表者を多数含め,75か国の代表を前にして,ラウル・シルバ・ヘンリケズ枢機卿は,イザヤ書 57章14,15節,58章6節,および61章1節の預言を共産主義新政府にあてはめ,「われわれが待ち望んでいる王国は,ここに樹立されはじめた」と宣言した。この新政府に神の祝福を願う五つの祈りが,カトリックの枢機卿,ルーテル派の牧師,および監督派,メソジスト派,ペンテコスト派の主教たちによってささげられた。

『キリストを退ける諸教会』

◆ 俗人神学者ウィリアム・ストリングフェローは,「現代の,アメリカの諸教会の背教ぶりは……ユダヤ人が……最初にキリストを退けた時の事情と酷似している」と語り,次のようにつけ加えている。「白人の諸教会は,大量虐殺・奴隷制・戦争・浪費・どん欲にかかわる罪を受け継ぎ,積み重ね,連帯してあまりにも多く背負っているため,そうした罪に立ち向かい,かつ,告白して解放されることができなくなっている。これはふさわしいとはいえ,恐ろしい運命である」。

深まる宗教上の衰退

◆ 最近,宗教問題評論家ルイス・カッセルは次のように書いた。「『今日,われわれが直面している,宗教の衰退状態は,過去25年間で最悪の事態に陥っており,回復のきざしは少しも見えないとわたしは思う』と著名な一教会指導者は述べた。それも,彼は監督派の指導者であるが,他の主要な宗派の多くについても同じことが言えよう。宗教上の衰退はここ数年間続いており,このことは,宗教に対する一般の関心の度合いを示す指標として入手できるもののほとんどすべてに反映している」。

「驚異的な発展を遂げている」

◆ アメリカ,ジョージア州の,バプテスト教会の歴史家,H・L・マックマヌスは,教会の主要な諸宗派の衰微を認め,次いでこう語った。「二次的な存在とされるグループの中には,ついには,大きな宗派となるものがある。このことがエホバの証人に生ずるのは,まずまちがいないと言えよう。エホバの証人は今や新教の大宗派の一つとなっている。そのグループは驚異的な発展を遂げている」。もちろん,エホバの証人は「新教」の一派ではないが,その発展について同氏の語った事柄は正しい。昨年,大半の教会は司祭や牧師の減少をきたしたが,エホバの証人は全世界で10%以上増加し,206の国で働く活発な奉仕者は,148万人という最高数に達した。

カゼの予防策

◆ アメリカ,スタンフォード大学の,リヌス・ポーリング博士が言明したところによれば,普通のカゼは,ビタミンCすなわちアスコルビン酸を多量に服用すれば,首尾よく予防あるいは治療できるとのことである。同博士は,実際にその方法を講じてみても良い結果が得られないのは,ビタミンCの服用量が少なすぎるためであると述べ,多くの製薬会社や医学雑誌は,財政面の理由からビタミンCがカゼの予防と治療に有効であるという証拠をかくそうとしていると示唆した。ボーリング博士は,カゼの予防には,1日に1ないし2グラム,カゼを引いた場合は,症状が消えるまで1日に4グラムのビタミンCを服用することを勧めた。

健康増進に対する脅威

◆ チリのアブラハム・ホーウィッツ博士によれば,いわゆる“開発途上国”では,国民の健康増進が,人口の膨大な増加のために脅かされているという。ラテンアメリカの人口増加率は世界最高の部類に属しており,貧困および低い生活水準がまもなく災いして,国民の健康増進が相殺されるおそれがあると,同博士は述べた。

法王,産児調節の禁止を再宣言

◆ 法王パウロ6世は,禁欲以外の他のあらゆる種類の産児調節方法を非とするカトリック教会の立場を強硬に擁護する旨,再宣言した。これは,法王がローマの国連食糧農業機構を訪れた際に述べたものである。その後,同じ会期中,同機構の理事長であるオランダ人のベールマ氏は,世界が「その全住民数の重量によってさえ倒される」おそれがあると警告した。農業部門でノーベル平和賞を受けたノーマン・E・ボーローグは,同会議にあてた書簡の中で次のように述べた。「世界人口がこれまでと同じ率で増加し続けるとすれば,人類は自滅するであろう」。

ウォール街の動揺

◆ 最近,アメリカの金融界の中心,ウォール街は,1929年に始まった不況以来,最大の動揺をきたしている。1969年以来の始めからすれば,ニューヨーク株式取引所に加入している80社が現在の経済不況の犠牲者として倒産したからである。

ヒツジを食べるヒツジ

◆ オーストラリアのクィーンズランド西部では,干ばつが8年間続いている。ヒツジはひどく飢えているため,中には死んだヒツジの肉を骨と毛だけを残して全部食べるものも出ている。この干ばつで200万匹のヒツジが死んだものと推定されている。

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