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目ざめよ! 1971
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神の道にしたがって子どもを育てる

今日,子どもが非行に走って嘆く親は非常に多くいます。そして,そうした親たちは,「わたしたちはどんな悪いことをしたのだろうか」と問い続けます。

しかし,自分の喜びとなるような子どもを持つ親もいるのです。そうした母親のひとりは最近,彼女の子どもが神のお名前と王国を証しするようになったいきさつを伝える手紙を,ものみの塔協会に寄せてきました。その母親は,「子どもたちは,わたしたちにほんとうの喜びを与えてくれます」と手紙を結んでいます。

どうしてこのような違いが生じるのでしょうか。親に喜びをもたらす子どもたちは,「エホバの訓戒と思いの調整とによって」注意深く育てられたに違いありません。(エペソ 6:4,新)それを実行した父親の顕著な例と言えば,アメリカ,アラバマ州に住む,18人の子どもを育てたひとりのエホバの証人があげられるでしょう。そのうち12人は第一番めの妻の子どもで,6人は第二番めの妻の子どもですが,現在14歳から42歳までの子どもたちはそれぞれ,エホバ神に献身した熱心なしもべです。その中には監督奉仕者や宣教者,その他の全時間伝道者になっている者がいます。この父親は,どのようにして人の子どもを「エホバの訓戒と思いの調整とによって」育てることに努めたのでしょうか。

まず第一に,彼は家庭内で暖かく愛情に満ちたふんい気を作るようにしました。日中離れ離れになっていた家族は,夕食の時に,「きょうは何をしたの」と尋ね合い,興味深い経験やおもしろい経験があれば,おたがいに話して聞かせるのを楽しみました。ひとりが遅く帰ってきて,「きょうは何をしたの」とだれも聞かない場合,たいてい遅く帰って来た者が「きょうぼくが何をしたか聞きたい人はいないのかな」と尋ねます。各人は,家族の者が自分に関心を持ち,注意を払ってくれているということを感じさせられたのです。

この父親はまた,家族そろってレクリエーションを楽しむように注意を払いました。父親も母親も家族の野球チームの一員でした。もっとも母親が走塁しなければならない時は,娘たちが代役を勤めました。彼も妻も忙しすぎて,そうした事柄に時間をさけないということはありませんでした。また休暇のおりには子どもたち全員を連れて,グランド・キャニオンやヨセミテ国立公園などを訪問しました。

彼は父親としてのやさしさや愛情を持っていましたが,必要な時にはしっかりとした態度を取りました。娘たちが成長するにつれて,彼女たちのために厳重な規則を設けたのです。娘のひとりが男性から招待を受けた時には,必ずもうひとりの姉妹がいっしょに行かなければなりませんでした。これは若い男性に必ずしも喜ばれませんでしたが,娘たちは他のすべての事柄と同様,父親の指示や意向を尊重し,彼の知恵や自分たちに対する愛ある配慮を感謝しました。

この父親は,特に神の王国の関心事を第一にすることを教え,また手本を示しました。(マタイ 6:33,新)家族がそろって聖書研究をし,いっしょに祈りをささげるように注意を払い,また,聖書の個人研究を行なうよう子どもたちを励ましました。子どもたちが最初に学んだ表現の中には聖書のことばもはいっています。彼は,クリスチャンの会衆で開かれる集会を決してなおざりにしないという,動かすことのできないきまりを設けました。エホバの証人でない親族が訪れた時でさえ,家族14人が全員そろって集会に行きました。訪問客は「みんな行くんですか」とよく尋ねたものです。そのとおりで,家族全員が出かけるのですから,訪問客はひとりで家に残っているか,それとも家族について集会に行くか,どちらかを選ばなければなりませんでした。彼らはエホバの証人の集会に出席して喜びと益を経験し,自分ながら驚いていました。

父親と母親がクリスチャンの野外奉仕に定期的に携わって良い模範を残しただけでなく,夏の1か月から3か月を,ふだん神の王国の良いたよりを聞いていないいなかの土地へ家族ぐるみで行って伝道するということがよくありました。戸別訪問をする時,両親は小さな子どもを連れて行きましたから,子どもたちが成長した時には,『あひるが水につくように』ごく自然にひとりで伝道することができました。

さらに,「エホバの訓戒と思いの調整」の益を子どもに施す際の助けになったのは,父親が旅行して奉仕するものみの塔協会の代表者を家に招くのを習慣にしていたことです。それらの人たちは,たいへんくつろいだ気持ちになれる彼の家に,いつも喜んで来ました。彼らは子どもたちによい影響となり,子どもたちに目標となるものを持たせました。

18人の子どもがいて,しかもそのすべては伝道することにおいても,行ないの面でもエホバの清い崇拝をしっかりと守っています。そうです,使徒の助言に従うなら,「エホバの訓戒と思いの調整とによって」子どもたちを育てることができるのです。

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