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目ざめよ! 1971
目71 9/8 30–31ページ

世界展望

結婚していた司祭を破門

◆ 最近,アメリカのカリフォルニア州,パシフィカのある大きなローマ・カトリック教会で,同教会の司祭が結婚して約7年になる妻帯者であることがわかり,教会員を大いに驚かせた。彼には5歳になるむす子がひとりいる。ジョセフ・T・マックグッケン大司教は,「教会法によれば,彼の行為は自動的に破門の対象となる」と語った。教会員は同司祭の除名を喜んでいない。聖書は,『婚姻を禁んずる』人々が今の時代にあらわれることを予告し,それは彼らが真のクリスチャンの信仰から逸脱している証拠であると述べている。読者にもテモテ前書 4章1-3節を読んでいただきたい。

『聖職者たちはわれわれを裏切った』

◆ アメリカのデンバー大学の役員であるエドワード・A・リンデル学部長は,僧職者と一般信徒を前にして行なった演説の中で次のように語った。「私がここで特に強調したい点は,教会はそれがかつて持っていた生気の源ともいうべきその根本的な教戒を大胆かつ徹底的に,ときには無謀とも思える仕方で捨てたということである。したがって,教会はわれわれの社会に対する推進力の基を失ってしまった。以前にも話したことがあり,今後もくり返し述べるつもりだが,教会の聖職者たちがわれわれを裏切ったと信じている。……教会が今日恐れる必要のある人々は神学者たちであり,教会が今日恐れねばならない所は神学校である。まさにそこで福音がわい曲されているからだ。……悪は実際には存在しないとか,ほんとうにまちがっているものはないというたわごとは,われわれの社会を滅びに追いやりつつある」。

にせクリスチャン

◆ ガーナの新聞,ウィークリー・スペクテイターによれば,ガーナにおいて刑務所にはいるのは徹底した異教徒よりもクリスチャンと唱える者のほうが多いという。同紙はこう報じている。「これはキリスト教国の恥であると言った人もいる一方,教会は信者に犯罪を犯してはならないことを教え込むためもっと努力すべきであるとの考えを述べた人もいる」。さらに指摘されたところによれば,過去3年間に自唱クリスチャン18,775名が各種の犯罪で有罪とされ,これは「同期間中に有罪の宣告を受けた異教徒の数より9,862名多い」。世界の他の国々においても刑務所は自称クリスチャンで満ちている。しかし,真のクリスチャンは法律違反者ではなく聖書の次の助言に従う。「もし善をおこなひて苦難を受くること神の御意ならば,悪を行ひて苦難を受くるに勝るなり」― ペテロ前 3:17。

事業に関係するスコットランド教会

◆ スコットランドの1971年3月27日付デーリー・エクスプレスによれば,「スコットランド教会は1億ポンド(864億円)の他に企業をも有する一大事業である」。スコットランド教会のことをさして「カーク」と呼びながら,同紙は次のように語っている。「カークは内輪に見積もってもスコットランド全土に1億ポンド相当の財産を所有している。カークは国家を別にすればスコットランド最大の地主であり,年間40万ポンド(約3億5,000万円)の収益を上げる事業である。カークは1,000万ポンドを上回る国債を持ち,全投資額が1,400万ポンドに上る投資信託を経営している。カークの会衆からだけでも年間700万ポンドを越える収入があり,投下資本をあわせると,年間の総収入は1,000万ポンドを越える。管理費は25万ポンドを少し上回るにすぎない。これらすべては非常に健全に聞こえる。事実,あまりにも健全であるため,教会が礼拝出席者に金を出すようにとの訴えを決してやめないのはなぜかといぶかりたくなる」。

不幸なみなし子

◆ イタリア当局は,教会および一般信徒の団体によって運営されているイタリアの養児施設における恐るべき実状を明らかにした。ある下級判事は施設2か所を閉鎖し,ひとりの司祭とひとりの神学生を逮捕した。警察は現在ローマにある286のそうした施設を調査している。子どもたちは栄養失調に悩み,ベッドに裸のまましばりつけられて補導員たちに性的ないたずらをされていたことがわかった。言うことを聞かない子どもはネズミの横行する地下室に監禁されていた。ベッドのシーツは2か月に1度変えられるだけの所もあった。また子どもたちが拷問を受けたことを示す証拠もある。ガーデアン・ウィークリー誌は,子どもたちが拷問を受けていることを聞いたとき地方当局が施設を閉鎖しなかった理由は,「その土地の修道院長を慈悲深く保護する」ため,あるいは,ほかの子どもたちの行くべき所がないためであったと指摘した。

すわって行なう出産

◆ 女性を横に寝せて子どもを産ませる通例の分娩方法に反し,アルゼンチンの生物学者ツチョ・ペッルシ博士は座産を勧めている。同博士は,あお向けに寝て出産するのは不自然で余分な痛みを伴うとし,座産は本能的な方法であると唱えている。そこで彼は分娩イスを設計し,現在アルゼンチンで広く使用されている。かつては何紀ものあいだ,分娩イスは一般家庭の調度品であった。座産にはいくつかの利点があると彼は主張する。横に寝て産をする場合,胎児は排臨中に後退するのがふつうであるが,座産では引力がそれを防ぐ。

「麻薬中毒症の」兵士

◆ ベトナム戦争から退役した米兵のあいだで,麻薬中毒が予想されていた以上に広くまん延していることが明らかにされている。退役軍人管理局の職員によれば,この問題は第二次世界大戦の退役軍人間に見られた性病とアルコール中毒の問題に匹敵するという。ベトナムからの退役軍人の10%は強度の麻薬中毒症にかかっていると推定されている。

輸血なしで手術

◆ アメリカ医学協会の機関誌JAMA1971年3月29日号に,出血多量を持ちこたえた13人の患者が輸血の代わりにリンガー液を与えられたことが載せられた。結果は良好であった。その記事は次のように結んでいる。「血液の量を上げるために,最初1単位あるいは2単位の輸血の代わりに輸液による救命用の非コロイド溶液を医師が使用すれば,輸血の単位量を推定50%は減らすことができると考えられる。……こうした処置を支持し推選するものとして,高度の外傷のために1,200㍉㍑の血液を失った成人の手術の際,人工的なコロイド溶液がないため非コロイド溶液だけを用いて成功した事実があげられている」。

史上最高の軍事費

◆ 1970年の全世界における軍事費は史上最高の2,040億ドル(73兆円)に達した。これは,世界人口を二分して,貧しい方の人々18億人の年収に相当する。

はなはだしく不評の米国の軍隊

◆ かつてのアメリカ陸軍参謀庁およびNATOの最高指令総官マシュー・リッジウェー元師は「一般の人々の間における軍隊の威信がこれほど多くの手痛い打撃を受け,われわれの社会のかくも広範な階層の人々から,これほどの不評をかったのはわたしの生涯においてかつて一度もなかったことである」と語った。その理由として,アメリカ軍の兵士と飛行機によるベトナム市民の大量虐殺,高い軍事費,軍の上官の横領事件,実績のない将校に対する勲章授与,軍規を執行する最高責任者であるかつての将官が,法にふれる行為のために有罪の宣告を受けたことなどがあげられる。

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