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目ざめよ! 1973
目73 6/22 30–31ページ

世界展望

正確な報道?

◆ 真実性は正しいジャーナリズムの必要条件である。しかし,一般の報道はどれほど正確であろうか。最近,アメリカのリング・テムコ・ボート社のF・マン氏は,ある話の中でイギリスのエリザベス女王のフランス訪問についてふれ,次のように述べた。「女王も新聞・雑誌の中で伝えられている自分のイメージを知ってショックを受けた。同女王の件ではフランスの報道機関は何年かにわたって,女王が時期を異にして92回妊娠し,149回事故に会い,9回流産したと報道したようである。そのうえ,63回退位し,フィリップ殿下と離婚する寸前の状態に73回も陥り,神経衰弱に32回かかりそうになり,自殺未遂を27回も経験されている」。

五つ子の出産

◆ 五つ子の出産は出産4,000万件にわずか1回の割合でしか起きない! アメリカ,イリノイ州の26歳のある女性は今年1月上旬に妊娠わずか32週間で五つ子を出産した。鎮静剤を用いることなく,5人の赤ん坊すべてを25分以内に分べんした。出生後5日以内に赤ん坊はみな,正常な自然の活動を示したと報告された。なお,母親は受胎促進剤を服用していた。

妊娠中絶を支持する

◆ 最近,アメリカの最高裁判所は妊娠3か月までの妊娠中絶を認める裁定を下した。7対2で下された同裁定は,31の州で施行されている妊娠中絶を厳しく戒めた法律を無効にした。また,同最高裁が下した2番目の裁定によって,妊娠中絶に対してさらに寛大な態度を取っている他の15の州の法律も改正を必要とされるであろう。それらの州は妊娠3か月から9か月までの妊娠中絶を認める法律を制定するようになるかもしれない。米最高裁のこの裁定は,アメリカの年間妊娠中絶件数が百万件あるいはそれ以上にふえる事態を招くかもしれないと言われている。

英国内の余分の教会

◆ 余分の建物として売りに出されたり,慈善施設として提供されたりする教会建造物の数は,最近英国では日ごとにふえている。その理由は,教会の出席者数の急激な減少と僧職者のはなはだしい不足にある。新聞報道によれば,エジンバラにあった以前の聖ヨハネ教会が,今では賭博場になっているとのことである。リバプール近郊のあるメソジスト派の教会は,認可された男子社交会場になった。ケンブリッジの基本主義派の一教会は,スイングダンスを踊る10代の若者のダンス場になっている。有名な作家,ウォルター・スコット卿が出席した監督派の教会は,今ではトイレその他の衛生設備の展示場として用いられている。マンチェスターの大きな教会の建物は,現在外車の展示場として使われている。ほかには個人の家として改造されたものもある。また,ある教会は変電所になっている。1969年以来,英国国教会は154の教会を余分の建造物として公表してきたが,さらに150の教会が同様のたぐいのものと考えられている。教会の一当局者は,およそ3,000軒の教会が余分の建造物とされる可能性があると述べた。

「売春の合法化」を勧める牧師

◆ アメリカ,アラスカ州のフェアバンクスの聖マタイ監督教会の牧師,ウィリアム・T・ワレンは商工会議所の理事会で次のように述べた。「わたしは,みなさんが公認の赤線地域について真剣に考慮すべきであると考える。わたしは売春を擁護しているのではないが,その種の計画を行なわないかぎり,売春対策はみじめな失敗に終わるであろう。…売春を合法化することは売春を制御する最善の方策である」。

フランスにおける教会の衰退

◆ フランスの人口の90%以上は受洗したローマ・カトリックの信者であるが,教会に定期的に出席しているのは人口のわずか25%にすぎない。カトリック教徒と自称する人びとを対象にした最近の調査によると,わずか75%の人びとが神を信じていると主張したにすぎなかった。パリにあるカトリック教会本部の一司祭は,「ひとつのことは明白である。教会はその地歩を失いつつある」と嘆いた。

アメリカの教会の資産

◆ ある筋によると,アメリカのローマ・カトリック教会の資産は総額340億㌦に達するものと見られている。しかし,6か月にわたって教会当局者とインタビューをしてきた一編集記者は次のように述べた。「アメリカのカトリック教会は確かに相当量の物質の資産を所有しているが,現金はそれほど持っていない」。同教会の資産の90%は不動産に投資されていると言われる。アメリカのカトリック教徒は毎年推定20億㌦の寄付をするが,その大半は1万8,000の教会,1万3,000の教区付属学校,785の病院,410の養老院,それに240の孤児院の維持に費やされる。教会の財源最大の失費は,教区付属学校の諸経費の値上がりにあると言われている。そのうえ,毎年約1,500万㌦がローマに送られる。

追い帰された教会員

◆ ある日曜日の朝,ナイジェリアのカドナの聖ヨセフ・ローマ・カトリック大聖堂から,少なくとも400人もの人びとが追い帰された。教会がいっぱいになり,はいる場所がなくなったからであろうか。そうではない。教会の指導者が強制的に割当てた寄付を払わなかったので,入れさせてもらえなかったのである。新しい司教の聖職叙任式のための資金の寄付をしなかった教会員を締め出すために,特別に選ばれた男たちが,大聖堂の外に築いたベンチのバリケードのそばに配置されていた。教会の中にはいろうとしたある婦人は力ずくで連れ出された。

アメリカの平和な年

◆ 32年前の1941年12月7日の真珠湾爆撃以来,アメリカの軍隊が世界のどこでも戦闘をまじえなかった平和な年はわずか3年を数えたにすぎない。残りの29年間は,朝鮮,コンゴ,キューバ,ドミニカ共和国,インドネシアなどでアメリカの軍人が戦争に参加してきた。

受胎促進剤の危険性

◆ アメリカでは受胎促進剤が使用される以前は,ふた子の出産は出産80件につき1件,三つ子の出産は6,400件に1件,四つ子の場合は51万2,000件に1件,五つ子のそれは4,100万件に1件の割合であったが,受胎促進剤はこの統計を変えてしまった。多胎分べんの頻度は高くなっており,同時に8人の赤ん坊が生まれることさえある。しかし,危険も大きくなっている。たいてい,それらの赤ん坊は未熟児として生まれ,しかも多くの場合,死産となる。というのは,子宮はそれほど多くの胎児を十分に養って育てることはできないからである。アメリカのノースウエスタン大学の産婦人科医,エドウィン・J・デコスタ博士は次のように説明した。「子宮は過度に拡張されるようになり,その結果早産が起こり,未熟児が娩出される」。

断種手術の問題

◆ アメリカでは断種手術は産児制限の手段として普及しつつある。しかし,最近ニューヨークのある研究チームが,おすのネズミに精管切除を施す一連の実験を行なった。その結果,研究者たちは精管切除術に対する懸念を持つにいたり,この手術は慎重に考慮する必要があるとの警告を出した。アメリカ各地の著名な専門医たちも,精管切除術の長期にわたる影響に関する研究をさらに行なうべきであることに同意している。テキサス州サンアントニオの家族計画の責任者ルディ・アンスバッカー博士はミシガン大学で研究調査を行ない,精管を切除された男性の約55%に精子凝集抗体が発達し,40%の男子の体内には精子定着抗体が発生していることを明らかにした。同博士は,それらの抗体が病気を引き起こすかどうかはまだわからないと述べた。

若い人びとの純潔

◆ 最近,L・ボグダノヴィッチ博士はある雑誌の中で,若い人の持つしゅう恥心という自然の感覚を鼓舞して感情を制御するよう助けるべきであることを指摘した。同医師は,しゅう恥心は純潔と密接に関係しており,また純潔を保つ助けになることにも注意を向けた。その記事の中で引き合いに出されている他の権威者たちも,その考えを支持している。性に関する問題を研究した,スイスの精神病医アウグスト・フォーレルは,純潔は強固で,永続し,幸福をもたらす真の愛の基であると述べた。また,ソ連科学アカデミーのV・M・ベクテレフ博士も,純潔は道徳的また身体的健康を保つ助けになると述べた。精神病医,A・I・シコルスキーは次のように言明した。「若い時代に官能的な行為にふけることは,身体的また道徳的にほとんど致命的ともいうべき重大な結果をもたらすものとなる。それは身体的健康と人格の形成に致命的影響をおよぼす」。その記事は,不道徳を避けるために自制するのは,健康を害するどころか,むしろ若い人びとを大いに利する重要な事がらであることを強調した。

りん病の危険性

◆ りん病は増加しているだけでなく,新たな証拠は,それがこれまで考えられていたよりもはるかに危険な病気であることをも示している。中には,りん病の症状を現わさずに,6か月以上のあいだ知らずに保菌者のままでいる男子がいる。アメリカでは,感染した女性が1年間に12万人も子宮切除術を受ける破目に会っている。そのうえ,りん病の病原菌との戦いはますます困難になっている。1966年にはテトラサイクリンを用いて患者の85%が直された。しかし,1971年にはそれがわずか40%であった。今や,りん病を直すには,第2次世界大戦後の当時の場合よりも8倍も多くのペニシリンが必要である。

分裂したオランダ教会

◆ 激しい争いがオランダのローマ・カトリック教会を悩ましている。保守派と革新派が,産児制限,童貞制,聖書の解釈,教会における平信徒と婦人の役割などの問題に関して,互いにいがみ合っている。バチカン代表との3日間にわたる会議のさいに,緊張は頂点に達した。教皇使節は,司教管区の管理方法が悪いとの理由で,教皇の任命したリンバーグの司教が激しく非難されるのを聞いた時,憤然として席を立った。『会議の出席者はだれでも自由に自分の見解を述べることができる』のだから席に戻るようにと言われたが,その教皇使節は,「わたしが出て行くのもまた自由である」と答えた。

消えゆくトラピスト会修道士

◆ アメリカのトラピスト会修道士の数はここ20年足らずの間に激減した。1955年には,1,000人の全時間の厳律シトー修道会員(トラピスト修道会士の公式名)がいたが,1965年にはその数は600人以下になった。現在ではさらに減少して400人以下である。D・マッカーシーはフロリダ州,マイアミのトロピック誌の中で,「12のトラピスト修道院を見ればそれぞれが衰退していることがわかる」と語った。

宗教政治家

◆ 現在,アメリカの議会には5人の僧職者がいる。2人はバプテスト派であり,他の3人はそれぞれカトリック,合同キリスト教会,長老派を代表している。最近の選挙では,4人の僧職者が落選した。宗教に関係がないと主張している議員はわずか4人にすぎない。最近の調査によると,上下両院には,カトリック教徒115人,メソジスト派84人,長老派78人,監督派66人,バプテスト派55人,合同キリスト教会員27人,ルーテル教会員16人,ユダヤ教徒14人,モルモン教会員10人,ユニテリアン教会員9人,ディサイブルス・オブ・クライスト7人,クリスチャン・サイエンティスト5人,東方正教会員4人,クエーカー教徒4人および福音自由教会員2人がいる。他の8つの教会はそれぞれひとりの議員を出している。議員の中には,単に「プロテスタント」と呼ばれることを好む人もいる。

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