ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目74 4/22 4–6ページ
  • しだいに強まる挑戦

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • しだいに強まる挑戦
  • 目ざめよ! 1974
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 科学者たちの語ること
  • 他の研究者たちはなんと述べているか
  • 進化をめぐる意見の不一致 ― なぜ?
    生命 ― どのようにして存在するようになったか 進化か,それとも創造か
  • 裁かれる進化論
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1994
  • 進化論には何が起きているか
    目ざめよ! 1974
  • 挑戦に答えることができるのはだれか
    目ざめよ! 1974
もっと見る
目ざめよ! 1974
目74 4/22 4–6ページ

しだいに強まる挑戦

進化論に関することが最近とくに取り上げられているのはなぜですか。一つには,それに対する科学面からの挑戦がしだいに大きくなっているからです。

情報に通じていないほんの少数の“宗教的な熱狂者”がこの理念を退けているのではありません。進化論は今,情報に十分に通じた多くの知識人からの挑戦を受けているのです。科学者,教育者,また他の分野の有能な人々が,進化論に対して異論を唱えています。

また,最近の科学関係の文書の中では,進化論者自身で今日の進化理論に対するまじめで真剣な批判をする人の多いことが注目されます。そうした人たちのことばは多くの点を明らかにしています。

科学者たちの語ること

「人間と時間と化石」という本の中で,進化論者R・ムーアはこう述べています。「1950年以来の科学上の証拠は,一つの必然的な結論を提示する。つまり,人間は,ダーウインや現代の進化論者たちが想定したような方法や時間的過程で進化してきたのではない,という点である」。

他の進化論者たちもこれに同意しています。1971年,カリフォルニア大学の遺伝学の教授であり,進化論者のひとりであるG・L・ステビンズは,次のように述べて,それら進化論者たちの一般的な態度を反映しました。「人間の進化に関して1950年以前に書かれたものはみなすでに時代遅れとなっており,そうでないものもまもなくそうなるであろう」。

こうして,1972年までに,進化論者たちの間では,人間の起源に関するさらに新しい説明がなされるようになりました。進化論者たちは以前の理念のうちその多くの部分を放棄し,こうして得た新しい説明こそ“事実”であると確信しました。ところが,そうした新しい理念がまだ十分に浸透しないうちに,その新しい理念に対しても疑問が投げかけられるようになりました。1972年の後半に明るみに出た証拠のために,その理論の一つの面が特に激しくゆさぶられるようになりました。

同年11月に出た多くの新聞報道の数例に注目してください。「昨日の発表の結果として,人間進化に関する物語の大きな部分が書き改められねばならないことになろう」。(ロンドン・タイムズ)「人間の進化に関する現在の理論は混乱の中に投ぜられたことになる」。(英国のガーディアン紙)「わずか数個の古代の頭がいの上に立つ従来の人間進化の理論は容易に覆されるであろう」。(ニューヨーク・デーリー・ニューズ)そして,ロンドンのデーリー・メール紙は,最近の証拠によって「ダーウインが人間は類人猿の子孫であると言って以来最大の混乱が科学界に起きるかもしれない」と言明しました。

「アメリカ人の生物教師」と題する雑誌は,次のように伝えました。「著名な科学者で,この理論に対して,知識に基づく警戒から,疑念,さらにはあからさまな反対に至るまでの見解を表明する人たちが多くいる」。英国の科学雑誌「ニュー・サイエンティスト」はこう述べています。「人間の進化を理解することは特に難しくなっている……われわれの理論構成を空想の領域から引き出すには,進化のしくみやその時間的過程に関するわれわれの知識があまりに乏しく,化石証拠も十分ではない」。

また,英国の医学雑誌「オン・コール」は次のように報じました。「基礎生物学の学徒が持つ証拠は進化論を支持していない……そして,第一線の科学者たちはそれを退けていることが知られている以上,それを事実として提出する一般の風潮は弁護できない」。そして,米国ミシガン州立大学のジョン・ムーア教授は,「今日の知識から見る場合,従来の典型的な進化論的説明は意味をなさない」と語りました。

他の研究者たちはなんと述べているか

他の分野の人々も,現実の証拠を研究した結果として,同様の見解を言い表わしています。歴史家アーノルド・トインビーはこう語ります。「わたしは,ダーウイン流の進化説が,宇宙の生成に関する選択的な説明として明確なものを与えたとは考えない」。

ハーバード大学で学んだ法律家ノーマン・マクベスは,多年にわたる慎重で公正な調査ののち,自分の見いだした事がらを,「ダーウイン再考」(1971年)と題する書物にまとめました。同書の出版者はその本について次のように注解しています。「この本は,全く新たな態度で考え直すべきであるが,現状では,現在の理論とそれほど変わらないものしか考え出せないことを示している」。

マクベスは進化の証拠とされているものがきわめて薄弱なものであることを知り,指導的な進化論者の記した,進化論に関する代表的な本を読んだのちに,「仮にわたしがこの人と法廷で戦うとすれば,わたしは彼の訴えを打ち負かすことができよう」と語りました。他方,進化論に関する「目ざめよ!」誌の特集号を読んだ彼は,それが確かな根拠に基づいており,科学的に正確であることを知りました。そのため彼は,進化論を否定する者は「科学的な証拠に無知である」といった見方を押し通すことのないように,と進化論者たちに警告のことばを述べました。マクベスは創造論者ではありませんが,さらにこう述べています。

「古典的なダーウイン説の個々の部分を調べた結果,わたしは,それらがすべて悲しくも腐朽していると判断した。……腐朽した各部分を集めても健全な総体は決してできないから,その理論全体もまた腐朽しているに違いない……

「わたしとしても,しっかりした説明であるかぎり,それに異議を唱えるつもりはない。しかし,残念なことに,進化論の分野では,たいていの説明がそれほど確かなものではない。実際のところ,それらは説明としての資格をほとんど持たないものである。それらはむしろ,暗示,感,幻想的な夢などであり,学説と呼ばれる価値のほとんどないものである。……

「これは決してこじつけではない。この分野の当事者たちは,自らを当惑的な事態に立たせている。ジュリアン・ハックスリ卿がテレビの聴視者に向かって,『ダーウインの説に関してまず第一に述べるべきことは,それはもはや仮説ではなく事実である,という点だ』と述べている一方で,それとほとんど時を同じくして,メイル教授が,真剣な学生たちを前にして,『基礎となるべきこの説は多くの点でいまだに仮定の域を出ない』と語っているからである。

「ふたりの指導者の間のこうした大きな食い違いは……この学問の立場上マイナスである。一般の人々が,これは結局まやかしなのだと感じてもしかたがないからである」。

一辞書は「まやかし」ということばを,「それらしく見せかけたもの」と定義しています。そして,進化論の説明についてまさにそのように感じている人が多くなっています。

[5ページの図版]

強力な反論を呼ぶ進化論

1971年11月21日付 シアトル・タイムズ紙

染色体数からくる矛盾 ダーウィンは結局は誤っていたのか

1971年12月27日付 ワシントン・デーリー・ニューズ紙

進化ではなく神が人間を創造したと科学者たちは言う

1973年5月3日付,ペンシルバニア州イーストンのエキスプレス紙

これは,上記英文刊行物の記事を訳したものです

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする