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  • ベトナムのカトリック教徒
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  • “神聖な”ねずみ
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  • 穏やかな出産
  • “空言”
  • こん虫の増幅器
  • 最も高い山
  • 『上昇するカトリック教徒の棄教率』
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    目ざめよ! 1986
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目ざめよ! 1975
目75 12/22 30–31ページ

世界展望

驚くべき犯罪の増加

◆ 米国では,ここ数十年の間,毎年報告される主な犯罪の件数が増加している。最近,その数は1,000万件を超えた。しかし,国勢調査局の調べによると,実際の犯罪件数は,報告される件数をはるかに上回っている。現在,主な犯罪の年間発生件数は3,700万件に及び,公式に報告された数の3倍以上に当たる。また,調査の対象となった人々の半数は,夜自分の家の近くを歩くことさえ怖いと述べており,都市部ではその率がもっと高い。都市に住む女性の77%は,暗くなってからの外出を恐れていた。

地震を予測する

◆ 最近,器械の改良や知識の進歩の結果,米国,中国,ソ連の専門家は幾つかの地震を正確に予測できた。中国では,二つの大地震が起こる前に,政府が公に警告を発し,被害を受けそうな危険地域の人々を避難させた。様々な震度の地震が,毎日地球上のどこかで起きているので,大地震をさらに正確に予測し,死傷者の数を最少限に食い止めることが期待されている。

ベトナムのカトリック教徒

◆ 「我が国は,今や完全に自由になり,解放された……我が国の再統一のために各自がその役割を果たすよう要請する」。これは,ベトナムの共産主義者の言葉だろうか。そうではなく,ハイフォンの司教クアト・バン・タオが教区民にあてた手紙の中で書いた言葉であると,米国ウィスコンシン州シュピーリアのカトリック・ヘラルド・シチズン紙は報じている。ローマで開かれた1974年度司教会議の際,北ベトナム代表を務めたハノイの大司教ジョセフ・マリー・トリン・バン・カンは,「カトリック教徒が政府部内の大臣になることは十分に考えられる……それは市民としての普通の生活の一部だからである」と断言した。ユエの大司教フィリップ・グエン・キム・ディエンは次のように付け加えている。「平和は,侵略者に対する30年間に及ぶ戦争のすえ,流された多くの人の血によって確立された……我々は,臨時革命政府の指導の下で,我が国を豊かで幸福な国に変えてゆけると確信している……カトリック教徒に与えられた崇高な使命は,キリストが来臨する時に新しい天と新しい地を整えられるよう,善意ある人民すべてと協働して,兄弟愛と繁栄に満ちた新世界を築き上げることである」。

最大の帝国

◆ ポルトガルが,海外所有地の大半を手放した今,最大の“帝国”と呼べるのはどの国だろうか。ニューヨーク・タイムズ紙のC・L・サルズバーガーの述べるところによると,現在ではデンマークがそれに相当する国だが,同国は「空位になったばかりの最大の帝国という地位に就こうとはしていない」。デンマーク人は,フェール諸島と地上最大の島グリーンランド(面積約220方平方㌔)を支配している。しかしグリーンランドには,約5万人の住民しかいない。

乳児にとって最善

◆ 初めて子供を産んだ母親が,経済的に困難なこの時代にあって支出を減らす一つの方法は,子供を母乳で育てることである。ウオール・ストリート・ジャーナル紙は,最近の一研究論文を引用しているが,その論文は,「人工栄養で育てると一日50セントから75セント(約150円から225円)かかるのに対して,授乳中の母親のために余分の食物を買うに必要とされるのは17セントから21セント(約50円から63円)であるということを明らかにした」。さらに,英国での研究は,人工栄養で育てられた子供のほうが母乳で育てられた子供よりも,肥満児になる率が四倍も多いことを明らかにした。母親に備わっている,特定の病気,とりわけ下痢に対する自然の免疫性は,母乳を通して子供に伝えられる。その上,「母乳で子供を育てた婦人は,後日乳ガンになることが少ない」と同紙は述べている。

“神聖な”ねずみ

◆ インドのラシャスタン州にあるデシュノウク寺院では,ねずみを祭っている。伝えられるところによると,ここでは毎年約10億円相当の穀物が,これら,何でもかじる“聖なる”動物に与えられている。もし巡礼者が“神聖な”ねずみをうっかり踏みつけて死なせてしまうなら罰が科せられる。罰金は? 死んだねずみの金の像を寄贈せねばならない。それには約13万5,000円の費用がかかる。デシュノウク寺院のねずみに与えられる穀物のことを考えて,インド人の科学者ナレンドラ・シャルマはこう尋ねている。「人間が,一日二回のまともな食事をすることさえ望めない,年中貧困にうちひしがれた国の中を,元気そうなねずみがおいしい物でおなかを一杯にして走り回っているのは皮肉である」。

“平均的な市民”

◆ 休暇の季節が終わると,ホテルの経営者はいつもながら,備品の多くがなくなっていることに気付く。「人々は,ボルトで留めてあろうとなかろうと,どんなものでもとってゆく」と最近,西欧の一ホテル職員は嘆いた。五人の泊り客のうち三人は盗みをすると推定されている。また,「最もひどい違犯者は女性である」と一総支配人は述べている。客室係のある女性は,「人の良さそうな,白髪のおばあさんが,第一級の拾い屋である場合が余りにも多い」と述べた。愛想をつかした別の旅館経営者は,簡単にこう述べている。「平均的な市民の正直さと忠誠心が急激によくならない限り,解決の見込みはない」。

穏やかな出産

◆ フランスの産科医フレデリック・ルポイエによると,足をけり上げたり,泣き叫んだりして世に生まれてくる子供は,感情の面で健全ではない。泣き叫ぶのは恐怖のためである,と同医師は主張している。ぎらぎら輝く光線,大きな声,足をつかまれて宙づりにされ,しりをたたかれることなどは,保護となっていた子宮から出て来たばかりの新生児にとって本当に大きなショックになると,「穏やかな出産」と題するルポイエの本は述べている。同医師は,分娩室の中で静粛を保つだけでなく,小さな終夜灯を除いてすべての光を消すよう勧めている。生まれたばかりの子供をすぐ母親の腹部の上に数分間横たえるなら,新しい環境に適応しやすくなると言われている。新生児が正常な呼吸を始めるまで,必要な酸素は臍帯を通して送られ,普通行なわれるようにしりをたたいて呼吸を始めさせたりはしない。呼吸を始めた後に臍帯を切ることができ,その後体温と同じほどのぬるま湯で子供を静かに洗う。こうして生まれた子供は緊張しておらず,時には笑顔さえ見せる。もちろん,こうした問題には,さまざまの意見もある。

“空言”

◆ 最近,イスラエルの高位律法学者団の一員が,国会での討論中,別のラビによって感情を害されたため,同律法学者団は無礼な行為をしたラビを“ニドゥイ”,つまり追放処分にすると発表して応酬した。「イスラエルの全家」は,追放された僧職者と共に食べたり,飲んだり,話したり,祈ったりしてはならないと命じられた。「ところが,追放されるどころか,間もなくその僧職者のもとには好意を示す人々が続々と押しかけてきた」とタイム誌は報じている。ある国会議員はこう述べた。「今時,人を追放処分にしたと発表しても,それは空言にすぎない」。

こん虫の増幅器

◆ 小さなカンタンが,どのようにしてあたりに響き渡るような大きな音を立てるのか不思議に思う人もあるだろう。南アフリカの四人の研究者は,その秘密を突き止めたと考えている。この研究者たちは,数多くのカンタンが葉をかじって開けた穴に,体を突っ込んで“鳴いて”いるのを観察した。カンタンが葉を使わずに“鳴く”時の音はずっと小さいので,どうやら葉を増幅のための反響板として用いているらしい。

最も高い山

◆ 最も高い山はエベレストだろうか。海抜で言えば確かにそうである。しかし,最近人工衛星から送られてきた資料に基づく計算は,地球の中心から測定すると,エクアドルのチンボランソ山のほうが2㌔以上高く,エベレストを2,152㍍もしのぐことを示している。どうしてそうなるのだろうか。地球は赤道の所で数㌔膨らんでいるので,地球の中心から測定すると,赤道からかなり離れている8,848㍍のエベレストより6,272㍍のチンボランソの方が高くなるのである。

『上昇するカトリック教徒の棄教率』

◆ この見出しは,カトリック・ヘラルド・シチズン誌に掲げられたものである。カトリックの司祭アンドリュー・グリーリーによるその記事は,米国内で「カトリック教徒として育てられた者のうちほぼ五分の一は,自分はもはや教会に所属していないと考えている」点に注目している。同司祭は,1955年の棄教者数は全体の7%だったが,1973年にはそれが2倍の14%になり,その比率は,「上昇しつつある」ようだ,と書いている。グリーリー司祭は,これを「米国カトリック教会の致命的重大問題」と表現し,さらにこう述べた。「実際に,人々は群れをなして教会を去って行くが,これからもこの傾向が続くものと思われる」。

ソ連の信用販売

◆ クレジットによる買い物は,西側世界では長年生活に定着した購入方法である。現在,ソ連政府は特に値段の高い品物など,幾つかの品目をクレジットで買うことを市民に許可している。しかし,一つ違う点がある。ソ連でクレジットで買い物をすると,その店から顧客の勤務先の会計係に通知が行き,雇い主は負債の支払いが終わるまで支払い金を自動的に賃金から差し引くことになっている。

大人の家出人

◆ ニューヨークの行方不明者捜索機関は,毎年25万人から100万人のアメリカの大人が“家出”していると見積もっている。こうした人々は,もはや現状に対処できないと考えて,だれにも知らせずに家出をする。同機関の書類によると,ニューヨーク市の男性の家出人の典型は,40代から50代前半の大学卒業者で,年収約2万5,000㌦(約750万円)の活動的な中級管理職者もしくはセールスマンであった。生活からの圧力,経済上の悩み,家庭での不幸な事態,仕事に対する不満,その他幾つかの理由が挙げられていた。こうした家出人は普通,より簡素な生活を求めているが,経済上の必要から再び元の職業に戻る例が多い。女性の家出人の場合,早婚者で,早目に何人かの子供を産み,結婚して15年ほどたっている30代半ばの主婦が典型的な例だと言われている。

経済的苦悩の原因

◆ 経済問題に悩まされる昨今,考えられるその原因と解決策に関する学説は少なくない。しかし,一つの原因が見過ごされがちである。それについて,トーマス・ワイズマンは「金銭欲」と題する新刊書の中で,こう述べている。「経済のジレンマに関する研究は,金銭への渇望,心の中の衝動,欲求,もう想など,何であれ今日の節約・貯蓄文化が台頭する原因となった感情を考慮に入れていない」。

ロック演奏会の危険

◆ 最近のアメリカ医学会ジャーナル誌は,ロック演奏会が聴力に害を及ぼし得ることを裏書きしている。演奏家たちが拡声装置を使って作り出す音の高さは,安全と考えられる音域をはるかに超える。その結果,慢性的な難聴になる場合もあり,聴力を失うことさえある,と同報告書は述べている。

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