ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目76 7/8 13ページ
  • 血に警戒するドイツ医学

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 血に警戒するドイツ医学
  • 目ざめよ! 1976
  • 関連する記事
  • 血によって命を救う ― どのように?
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1991
  • エホバの証人と血の問題
    エホバの証人と血の問題
  • 「エホバの証人と血の問題」の小冊子の研究用の質問
    わたしたちの王国宣教 1988
  • 医師が輸血を強制しようとする時
    目ざめよ! 1974
もっと見る
目ざめよ! 1976
目76 7/8 13ページ

血に警戒するドイツ医学

医学の進歩はふつう医療の効果を高める結果になってきました。しかし医師たちは輸血の経験を積めば積むほど,また輸血の結果に注目すればするほど,それだけ多くの問題と危険を発見しています。

この事はドイツの新聞ディー・ウェルト(1974年12月9日付)に出た長い記事の中で強調されました。それは次のように述べています。

「『血液は危険な医薬とみなされるべきであり,例えばモルヒネと同様な注意をもって使用されるべきである』。ハンブルク大学病院の輸液医療部長H・ブッシェ教授は第114回北ドイツ外科医大会において,輸血の過誤と危険に関する報告をこの強い言葉で結びました。

「輸血は免疫,新陳代謝,感染の面で危険を伴う。これら三つの危険のどれにしても,きわめて重大な,致命的な結果さえも招くことがある。……免疫学の上から見て血液には個性があり,それは血球および血漿の,遺伝による不変の特性に表わされている。そのうえ,リーサスおよび他の血液型因子によって各人の血液は独自のものとなっている。循環系に異物が入った時に生ずる物質すなわち特異的抗体も,異なった血液を区別する別の要素である。

「供血者の血液と受血者の血液の免疫学的特性が異なる場合,受血者の体は供血者の血液に対していつでも不適合反応をおこす。ゆえに供血者と受血者について綿密な血清学上の血液検査を行なわねばならない。

「輸血の安全性に対する責任は,最終的には輸血を指示した医師にある。しかし彼は一連の作業に携わる人々の一人に過ぎない。……安全のための規則すべてに周到な注意を払ったとしても,取扱い上の過誤や,ありふれた見落しを全く無くすことはできない。輸血を行なう医師は,輸血前にすべての記録を注意深く調べるのに加えて,いわゆる交差試験を行なうことにより,起こり得る過誤を未然に発見できよう。

「しかし北ドイツの病院に問い合わせたところでは,全国医師連盟の定めている,輸血に関する安全基準は,すべての病院で,あるいはすべての場合に守られている訳ではない。人員の不足また夜勤をする外科医の過重な負担が,ひとつにはその理由である。したがって,そうでなければ避け得る免疫上の危険が受血者にとってまだ存在することになる。

「新陳代謝の面における危険には,保存血液の老化および劣悪化から生ずる,さまざまな危険が含まれる。……新陳代謝の面における危険を最小限に抑えるため,供血者の新鮮な血液が次第に多く使われるようになっている。しかしこれによって人は感染の危険に直面する。供血者に発見されない梅毒は,血液が通常の72時間,保存されない場合,感染し得るからである。……また肝炎をうつされる危険もある。……輸血によってうつる危険のある病気としては他にマラリヤ,サイトメガリ・ビールスの感染があり,後者はとくに子供にとって危険である」。

外科医たちが“厳重な医学上の警戒体勢”を呼びかけたのも,十分にいわれのあることです。世界各地の有能な外科医の多くは,出血を最小限に抑える細心の外科技術を用い,輸血が明らかに必要となるような事態をそれによって避けています。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする