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目ざめよ! 1976
目76 12/8 5–7ページ

あなたの時間を最大限に活用する方法

人間はその初めから時間というわくの中で出来事を評価してきました。時間とは何か,正確にはだれにも分かりませんが,それでも時間は人間が存在に気付いているものの中で最も貴重なもののひとつに数えられています。過ぎ去ったひと時を取り返すことは二度とできません。

だれでも毎日同じ分量の時間を与えられています。しかし時間は有意義な目的のために使って初めて価値があるのです。多くの人は何も,あるいはほんのわずかしか成し遂げないうちに貴重な時間そして日々が過ぎ去って行くのを見送っています。かと思うと寸暇を惜しんで働き,神経をすり減らしてしまうだけの人がいます。

あなたはいかがですか。時間はいつの間にか過ぎ去ってしまうように感じますか。必要な仕事を定まった時間内に完成できますか。時間をもっと活用することができるでしょうか。

時間がむだになる問題を解決する

典型的な一日を例にとって一日を時間に分け,それぞれの時間に何をしたかを書き留めるならば,時間のむだがいかに多いかに驚くことでしょう。多くの人は,「いつの間にか時間がたってしまった」ことに驚きます。時間がむだになる問題を解決するのに何か役立つことがありますか。著名な経営コンサルタントであるR・アレク・マッケンジーは次のように答えています。

「自己訓練である。時間を支配できるようになるには,まず自分自身を支配しなければならない。その報いを考えれば,そうすることの価値は非常に大きい」。

仕事に取り掛かるまでに時間がかかるというのが,あるいはあなたの問題ですか。朝,ベッドの中で,あるいは朝食のテーブルでぐずぐずして貴重な時間を何分もむだにする人は少なくありません。そして職場に着いてからも仕事に取り掛かる前に世間話をしたり,自分のことをあれこれしたりしています。あなたもそうですか。着るものやかばんを前の晩に整え,毎日15分早く起きること,あるいは職場に着くとすぐ仕事に取り掛かることにしてはいかがですか。このわずかな努力があなたの一日全部に有益な影響を及ぼすでしょう。

電話がかかったり,不意の来客があると,一日みっちり仕事をするつもりで折角たてた計画もくじかれてしまうことがあります。あなたはいつもこうしたことを経験していますか。もしそうであれば,自分が忙しいということを人に告げるのを失礼なことと考えないでください。ゆっくり話ができる日時を明確に告げるならば,人は話に応ずるあなたの誠意を確信することでしょう。またしばらくすれば,知り合いの人々のほうでも,あなたと話をすることのできない時がいつかをよく知るようになります。

疲労は時間を奪う盗人です。これをどうにかすることができますか。必要なのはペースの変化,頭を使う仕事から体を使う仕事に,あるいはその反対に切り替えることだけかもしれません。毎日,特定の時間帯にあなたの能率は最高に達することに留意してください。これは人によって違いますが,多くの人は午前中おそくか午後の早い時間が最も充実したものであることに気付いています。あなたは最も精力的に活動できる時間を何にあてていますか。

レジャーに重点をおき過ぎても貴重な時間を奪われる結果になります。しかし野心的な活動家でも時間をむだにしているかもしれません。どのようにですか。ある人は一度に全部のことに取り組もうとします。そのような人は一つの段階を完成してから次の段階に進んで組織的に働くかわりに,関連のない事柄にあれこれ手をつけて神経質に飛び回ります。これでは成果に乏しく,欲求不満と緊張を招くだけです。

ある人々は自分に無理なく果たせる以上の責任を引き受けるくせがあります。あなたも頼まれると「いやとは言えない」自分を嘆く人のひとりですか。これは何と愚かなことでしょう。とうてい果たせない仕事の山を前にしていらいらしても,時間を最大限に活用することは決してできません。

他の人の手を借りて助けてもらうことを心配すべきではありません。例えば,主婦が子供たちにさせることのできる簡単な仕事は無数にあります。幼い子供でも教えられるならば自分の服を片付けたり,汚れた食器を流しに置いたりすることができ,自分の部屋の整とんやお使いができます。それに子供は用事をすることを喜ぶでしょう。他方,何もしないでいる時間が長くなると,欲求不満が必ず生じます。

目標は時間の節約に役立つ

飲み屋とか街頭に“腰を据え”,あるいは暇に飽かせて事に携わり,一生の多くの年を浪費する人も多いことにお気付きですか。このような人の生活には何が欠けていますか。それは有意義な目標です。自分のしたい事を知り,自分の定めた目標を達成するために前もって計画することは,時間を有効に使う上に助けとなります。

人生におけるあなたの目標は何ですか。あなたはこの事柄を十分に考慮しましたか。この事をする時,聖書の伝道の書 5章10節(口)にある賢明な助言に留意してください。『金銭を好む者は金銭をもって満足しない。富を好む者は富を得て満足しない。これもまた空である』。箴言 16章16節(口)は物質的な目標にまさる霊的な目標の価値を強調しています。「知恵を得るのは金を得るのにまさる,悟りを得るのは銀を得るよりも望ましい」。ゆえに,敬虔な知恵と理解を得る唯一の方法として,聖書を学ぶために「よい時を買い取」るのは,時間を最善に用いることです。―エフェソス 5:16。

あなたにとって最も重要な目標をひとたび決定したならば,これらの目標をそれぞれ達成するための進歩的な段階を書き留めてごらんなさい。それには近い将来に踏むものと予想される次の段階も含めます。ついで書いたものを読み返して,省くことのできる段階があるかどうかを調べます。それらを前もって除くことにより,どうしても必要な事柄をするための時間を再調整できるでしょう。

職場あるいは家族における,もっと当面の目標の場合にも同じ方法を使えます。例えば,部屋のペンキの塗り替えを考えているとしましょう。全体として見れば,これはあまりにも大仕事で手をつけられないように見えるかもしれません。しかしこれを漸進的な段階に細分し,例えば一回に一部屋をするようにすれば,全体を仕上げるのもずっと容易に思われることでしょう。そして一つの段階を仕上げるごとに,それはさらに歩を進めて仕事を完成するための励みとなります。

明らかにあなたの目標の中には重要なものと,それほど重要でないものとがあります。重要なものほど必ず先に取り組んでください。そして「あなたの時間をどのように組織するか」と題する本の次の助言に従うことです。「あなたは一度に一つの事しかできない。他の仕事を気にしながらひとつの事をしていると……今している仕事をするのにも時間が長くかかる。そしてますます不利な立場に立たされる」。

最終期限を定めることは有益

C・ノースコウト・パーキンソン教授は次のようなことを観察しています。「仕事はそれを完成する時間があればあるだけ,ふくらむものである」。あなたも多分お気付きのように,何かをするのに丸一日あると,おそらく一日中それにかかっていることになるでしょう。他方,急がなければならない必要に迫られると,同じ仕事を二,三時間で完成してしまうかもしれません。時間をいっそう活用するには,無理のない最終期限を自分に課することが必要であって,多くの人はその事に気付いています。「もっと少ない時間でもっと多くを成し遂げる方法」の中でジョゼフ・D・クーパーは次のように書いています。

「急ぐ必要に迫られて仕事をすることには利点がある。あなたはやる気をおこし,その結果,余分な動作は少なく,手を休めることも少なくなる。……仕事のペースは早くなり,あなたはいっそう果断になる。あなた自身のてきぱきした仕事ぶりは他の人に影響する。それを見る人はあなたの仕事の邪魔をしたり,あなたの仕事の進ちょくを妨げるようなことをさし控えるであろう」。

期限を定めての仕事になると,その圧迫に耐えられないと感ずる人がいるかもしれません。しかし計画した仕事の各段階に適当な時間の制限を設けることは,そのような圧力を仕事全体にいっそう平均的に分配することになり,実際には後になって負担を軽くする効果があります。この事をする人は時間の計画を守るように自分を強いることになります。そして土壇場になってやきもきしないですむのは,なんという救いでしょう。

とはいえ最終期限を定めるにあたっては,厳格過ぎないようにしましょう。達成できないことが分かったならば,それを改訂してください。また予期しない事件や妨げが生じてもよいように,いくらか時間の余裕をみておくことを忘れてはなりません。先に引用した経営コンサルタントのマッケンジーは,「予期しない出来事が起きても,それに対処できるように」一日の仕事の時間の20パーセントをあけておくことを勧めています。

また時間を最大限に活用するといっても,それは一刻の休みもなく何かをすることではありません。そのことに留意してください。経営者の相談相手エリック・ジョンストンは次のように書いています。「だれでも,全く何もしないで過ごすいっときを一日のいつかに設けておくべきである。その通り ― 全く何もしない時間である」。くつろぐ時間は絶対必要です。それによって身心はさわやかになり,関心と決意を新たにして再び仕事に取り掛かることができます。

時間を生み出す余地がしばしば見過ごされている

時間を最大限に活用することを望む人は,時間を生み出す余地がしばしば見過ごされていることに留意する必要があります。次のいくらかを考えてごらんなさい。工業化された社会に住む人の場合,たいてい朝起きた時から仕事のために家を出るまで約40分あります。勤めを終えて帰宅してから寝るまで,さらに4,5時間あることでしょう。これは週に20時間を優に超える時間です。週末の休みが二日あれば,一年におよそ三か月は自分の時間があることになります。

もちろん,この時間の多くは着替え,食事,睡眠,家族のだんらんなどに費やされます。それでもそのいくらかは必要な読書,芝刈り,あるいはしなければならない半端な仕事をあれこれするのにあてることが出来るのではありませんか。

見過ごされやすい別の時間は,待つことに費やす時間です。毎日,何千人の人が列に並び,待合室に座り,あるいは会う約束の人が現われるのを待ちます。「半端な時間を最大限に活用する」と題する記事の中で著者は次の事を述べています。

「ポケットにたまる5セント白銅貨や25セントまた10セントの銀貨を捨てる人はいない。しかしほとんどだれでも,ふつう一日のうちにたまる小銭のような時間 ― ここで5分あそこで15分といった時間を捨ててしまっている。わたしはこの一年間に歯医者の待合室で古い雑誌を見るともなくめくるのに丸一日の労働時間を捨ててしまったように思う」。

前述の記事の筆者は,手紙を書いたり,他の通信物を処理したりすることに待ち時間を活用して“待ちながら目ざとくしている人”になりました。その結果は彼女にとってたいそう喜ばしいものでした。

どうすればあなたの時間を最大限に活用できますか。有意義な目標を設定し,一歩一歩着実にそれに取り組んでください。時間通りに始め,また仕事の各段階に現実的な最終期限を設けるならば,がん張るように自分を励ますことになります。自己訓練と良い組織は,あなたの能率が最も上がる時間を賢明に使う助けとなるでしょう。また普通ならばむだになってしまう半端な時間を忘れずに汲み取って使ってください。

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