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  • 神の道は本当に効果的?
  • 目ざめよ! 1977
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目ざめよ! 1977
目77 1/8 8–10ページ

神の道は本当に効果的?

神の道は本当に効果がありますか。今ある日常の諸問題や将来の問題に対し,実際的な解決策を与えることができますか。では試験をしてみましょう。生活の幾つかの領域を調べ,他の方法が失敗しているところでエホバの方法が実際に有効に働いているかどうか,見てみましょう。

一例として,生活上の大きな問題の一つで,全地球的な問題となっているものを取り上げ,エホバの方法が最も有効であるかどうかを考えてみましょう。イザヤ書 2章4節には,わたしたちの時代に関し預言的な言葉で次のように述べられています。『エホバはもろもろの国のあいだをさばきおおくの民をせめたまわん かくてかれらはその剣をうちかえて鋤となし そのやりをうちかえて鎌となし国は国にむかいて剣をあげず 戦闘のことを再びまなばざるべし』。

現在における成就

この言葉は今,現在,実際に成就していますか。証拠は確かに成就していることを示しています。といっても,国際連合加盟国の間で成就しているのではありません。それは明白です。それらの加盟国は同機構が発足した当初から戦い合っています。

またその預言はこの世の宗教の上に成就しているのでもありません。宗教も幾世紀もの間,互い同士で戦ってきました。そのことについてニューヨーク・タイムズ紙の社説記者が昨年初頭,「神の名においての死」という題の記事の中で述べたことは注目に価します。彼はこう述べています。『世界のあちこちで今行なわれている戦争の恐らく半分かそれ以上が,公然とした宗教上の紛争であるか,または宗教上の紛争が関係した戦争であることは憂うつな事実である。そして事実上,全部の宗教が一つの神を信じているからには,これは人々がこの瞬間も神の名において互いに殺し合っているということである』。

ではイザヤの預言はだれの上に成就していますか。神のしもべ,すなわち神の証人たちの上に成就しています。世界中の人々を一致させて平和な,愛に満ちた人間社会を作る神の目的は今進展しており,だれもそれに抗することはできません。神はすでに誠実な人々をあらゆる国民の中から集めて一つの世界的家族となし,完全かつ恒久的な平和の道を彼らに教えておられます。

そうです,まさに現在,史上最も恐ろしい戦争によって引き裂かれた時代のただ中で,200以上の国にいるエホバの証人は,平和を好む人々の社会があり得る ― また現にある ― ことを示す生きた証拠となっています。この点でエホバの証人は,最も有力な政治家,最も強力な国家や国家の同盟,世界宗教などが成し得なかったことを成し遂げつつあります。それはすなわち,あらゆる人種や国籍の人々の間の戦争を永久になくするということです。その結果,エホバのしもべたちは,諸国家の戦争には一切参加しません。

なぜ可能か

神のしもべたちにどうしてこれが可能なのでしょうか。彼らが非常に聡明だからですか。

そうではありません。彼らも他の人々と同じように不完全で,限界のある,ごく普通の人間です。しかしそれが可能なのは,エホバの証人たちが,神に奉仕すること,神の言葉に従うことに同意したからです。使徒 17章26節で,すべての人間は兄弟であると言われていれば,彼らはそれを信じます。使徒 10章34節で神が,わたしは不公平ではない,と言われていれば,彼らも不公平なことをしません。

また,ご自分のみ子を通し,ヨハネ 13章35節で,「あなたがたの間で愛があれば,それによってすべての人は,あなたがたがわたしの弟子であることを知るのです」と言われていれば,その愛を培うことに努めます。戦いの武器を捨てよ,と仰せになれば,それもします。

神のしもべたちが神の道に従って物事を行なうとき,神は,互いに平和にやっていこうとする彼らの努力を実らせてくださるのです。詩篇 29篇11節に,『エホバ……平安をもてその民をさきわいたまわん』とある通りです。またイザヤ書 2章4節にも,『かれらは……戦闘のことを再びまなばざるべし』と予告されていました。ですから神のしもべたちは,仲間同士でも,また他のだれとも戦争をしません。彼らは戦争をしたことがなく,今後も決してしないでしょう。こうして彼らは,新秩序に入って完全に平和な秩序ある新しい人間社会を,しかも最初の日から発足させるべく,神によってすでに準備させられているのです。

他の人々もこの平和と一致と愛に注目します。一昨年の夏初めてエホバの証人の大会に出席したある人は,「私は生まれてこのかたこのようなことを見たことがありません。多くの国民や人種が一堂に会して互いに深い愛を示すのを見たのはこれが初めてです」と,その感想を述べました。

神の真のしもべでない人々の間にまだ恐ろしい戦争があることは事実です。そしてそれは確かにわたしたちの幸福に影響します。しかし問題のこの部分は,神ご自身が,相争う国をその悪魔的な破壊用武器とともに滅ぼすことにより近く解決されます。詩篇 46篇8,9節(新)には次のように述べられています。「来たれ,あなたがた民よ。エホバのみわざを見よ。地上にどのように驚くべき出来事を置かれたかを。彼は地の果てに至るまで戦争をやめさせようとしておられる。弓を折り,実に槍を切り砕き,もろもろの[戦]車を火で焼かれる」。

犯罪をなくする

神に仕えることが大きな問題の解決となることを示す別の証拠は,ほとんどあらゆる場所で犯罪が驚くべき増加を見せていることと関係があります。犯罪は当局が解決できない問題です。

しかし神にはできます。現に神はそれを行なっておられます。どこで? やはり,神に仕え,神の道を学ぶ人々の間です。エホバの証人の間では犯罪は皆無に近いと見られています。なぜそうなのでしょうか。なぜなら,神に仕えることは神の律法と原則に従うことであるからです。その律法は,盗みや不正直,殺人,暴力行為,性犯罪その他を禁じています。

神のしもべの一人が実際に重大な罪を犯すそのまれな場合には,世界中の3万9,600の会衆にもうけられている審理制度がその問題を扱い,聖書に基づいて適切に処罰します。そのためにエホバの証人は世界のどこでも,どんな人々の社会よりも一番犯罪のない社会であると言われてきましたが,それは事実です。しかしこの場合にも彼らはそれを自分の手柄とはしません。なぜなら,それはエホバの道に従って物事を行なうことから生ずる結果であるからです。

モンタナ州でこのほど開かれたエホバの証人の大会で,あるモテルの支配人は,「全部の人がエホバの証人のようだったら,警察官はいらなくなるでしょうな」と言いました。クリーブランド市の市立競技場で開かれた時にはある警察官が,「ここで開かれる集会が全部あなたたちの大会のようであってほしいと思いますね。困るような問題は全く起きないんですからね」と言いました。

それでも,別のところで急増している犯罪は,神に仕える人々にさえ実際に影響を及ぼします。しかしこの場合も戦争の場合と同じく,神だけが問題を解決することができ,また解決されます。神がそれを解決されるのは,現在の事物の体制を終わらせるときです。箴言 2章21,22節(口)には,「正しい人は地にながらえ,誠実な人は地にとどまる。しかし悪しき者は地から断ち滅ぼされ,不信実な者は地から抜き捨てられる」と述べられています。

しかし,それと同時に聖書の原則は現在でも犯罪からのより良い守りとなっています。例えば,殺人事件のほとんどは,家族の成員,友人,隣人など,互いによく知り合っている人々の間で起きています。多くの場合,犠牲者の側の自制心のなさが,殺人者を憤激させています。しかし,聖書の原則で訓練されているクリスチャンは,悪に対して悪を返してはいけないこと,柔和な答えは人の憤りを和らげること,そして神のしもべとなるには柔和な気質を培うことに努めねばならないことを知っています。したがって,そのような聖書的原則に従って生活する人は,身に危害を加えられるほど相手を怒らせるようなことはまずありません。

性病を根絶する

神に仕えることが助けとなって神の民が避け得ている別の大きな問題は,ほとんどあらゆる国で野火のように広がりつつある性病という流行病と関係があります。医学専門家は,自分たちにそれを阻止する力がないことを認めています。

なぜなら世の人々は,姦淫,淫行,同性愛行為を禁ずる神の律法を無視するからです。それで性病はそうしたことによって広がります。しかし,神のしもべたちの間ではそれらの律法が実施されています。ですから神の民は清く保たれています。彼らは性関係をそのあるべき位置にとどめることを学びます。そして神は,それが結婚の取り決めの中においてのみ許されることを告げておられます。

恐ろしい病気,望まぬ妊娠,口論,家庭の破壊,心痛など,神のしもべたちが,この事柄に関し神の道に従うことによって完全に避け得ている問題を考えてみてください。

別の大きな問題は家族生活に関係したものです。神に仕えることは,この場合でも実際に役立つでしょうか。

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