「脚力」がもたらす益
● 交通費の値上がりで,今まで以上に歩くようになった人もいます。『それに越したことはない』と語る医師は少なくありません。どうしてですか。わたしたちは,動き回っているときに,一番体調がよくなるように造られているからです。「散歩の不思議な力」という本が体について述べるとおり,「人間の体以上に歩くのに適しているものはない」のです。
当然のことながら,気分を楽にして散歩をすることには健康面で数々の益があります。そうした益には次のようなものがあります。散歩は,一般に“最善”の運動とされ,心臓,循環器,呼吸器などの疾患を予防し,消化を助けます。また,散歩は,しばしば「肉体,神経,精神,[あるいは]感情などいずれの面のものであれ,緊張を和らげ」ます。そうです,「脚力」には確かに益があります。