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目ざめよ! 1978
目78 6/8 30–31ページ

世界展望

アフリカの遺産

◆ アフリカの過去に関しては,文字に記された歴史的な記録が乏しいため,ドイツ・フランクフルトのフロベニウス研究所ではその代わりにアフリカの建造物に関して研究を行なっている。「アフリカのかつての諸王国の権力と富を象徴する,最後まで残されたこれらの建造物」は,過去を知る手掛かりとして現在研究されつつある,とロンドンの月刊誌「アフリカ」は述べている。その記事によると,古代ガーナの国王は,「彼と同時代のイギリスの国王より,はるかに広大で豊かな国を支配していた」ことを残された記録は示している。また,「15世紀の末にベニンを訪れたポルトガル人は,自国と同じレベルにあるとしてベニンを評価した」。

同誌はさらにこう続けている。「最初のヨーロッパ人が訪れる以前の1,000年もしくはそれ以上の間,アフリカ人は高度に組織された複雑な社会に住み,芸術や建築はいうに及ばず,優れた文明,軍隊,宗教,法律大系を生み出していた」。

教会の攻撃を受けるスペインの憲法

◆ スペインで提議された新憲法の草案は,その第三条を理由にスペインのローマ・カトリック教会から批判を浴びている。同条文が実施されると,教会と国家は完全に分離することになる。スペイン司教会議の議長,エンリケ・イ・タランコン枢機卿はこう言明した。「いかなる特権をも要求しているわけではないが,我々がスペインにおり,スペインにおいては我々カトリック教徒が過半数を占めていることを銘記せねばならない」。スペインのある人気風刺漫画家は同枢機卿の言葉の意味を風刺した。その絵の中で,彼は当惑した幼い市民に向かって,「主のものは主に,カエサルのものも主に返しなさい。わが子よ,我々がスペインにいることを忘れてはならない」と語っている。

塔の傾斜が止まる

◆ 1907年に測定が始まって以来初めてのことだが,昨年になって,イタリアのピサの斜塔の傾斜が止まった。以前から傾く速度が落ちており,それ以前の三年間には年に平均0.5㍉傾いたにすぎなかた。専門家の間でも傾斜の止まった理由について余り確かなことは分かっていないが,政府は依然として,土台の補強を計画している。高さ55㍍の塔は,現在垂直線から約5㍍傾いている。

バビロンにさかのぼる祖先

◆ イラクのバグダッドにはアラブ世界最大のユダヤ人社会があったが,長年の間に,その数は大幅に減少した。かつて18万人を数えたユダヤ人は,移住などで現在では500人ほどしか残っておらず,その大半は60歳以上の老人である。このユダヤ人社会は,世界で最も古い歴史を持つユダヤ人集団の生き残りである。彼らの祖先は,2,500年余り前の古代バビロンにさかのぼるが,当時ユダヤ人は,西暦前607年のエルサレム陥落後,バビロンに流刑に処されていた。バグダッドから南へ88㌔ほど行ったところに古代バビロンの遺跡がある。

においのしないにんにく

◆ 日本でにおいのしない新しい品種のにんにくが発売されている。以前米作農業に携わっていた66歳の男の人が,19年かかってこれを開発した。同氏は毎年最もにおいの少ないにんにくを取り,それを増殖させるためもう一度植え直し,ようやくにおいのない作物を得ることができた。にんにくの専門家たちがこれはほどなくしてにおいのある品種に戻るだろうと告げたため,その後さらにその作物の収穫を六回以上待ったが,それは,依然としてにおいのないものだった。現在三菱商事はその新品種を発売する予定だが値段の方はにおいのするにんにくの二倍近い。

デパートでの盗みが増大

◆ 世界中の3万のデパートを代表する全国小売商協会は万引と従業員による盗みに関する最新の統計をまとめた。その報告はこうした盗みが過去10年間に2倍にもなっており,八億㌦(約2,000億円)から現在の16億㌦(約4,000億円)にもはね上がったことを示している。これは店の年間売り上げ額の2%以上に相当する。従業員による盗みは損害の約60%に当たる。

放火の流行

◆ 上院議員ジョン・グレンは米国では「事実上調査されることも気付かれることもない」放火が流行していると述べている。この危険について国民に注意を促す聴聞会で,同議員は放火が過去10年間に五倍以上増えていると述べ,さらに「毎年放火による死亡者数は45人の消防士を含む約一千人,負傷者は約一万人に上り,年間の被害額が150億㌦(約3兆7,500億円),保険の損害額も30億㌦(約7,500億円)に達する」と述べている。その聴聞会で放火に関する一権威者は,ある地域では火災保険料の50ないし55%は放火による火災のために支払われていると証言した。

同性愛者のためのファッションショー

◆ イリノイ州,シカゴで最近,同市のボンウィット・テラー毛皮サロン主催の,同性愛者向けのファッションショーが開かれた。約400人の人々はシカゴ市,ループ街の2,3ブロック北にある同性愛者のナイトクラブで開かれたショーのために2㌦の入場料を支払った。そのショーで呼び物になったのは値段が1,500㌦(約37万5,000円)から7万5,000㌦(約1,875万円)もする,男性用,女性用の優雅な毛皮のコートだった。2人の女形を含む10人の男性モデルがディスコミュージックの鳴り響く雰囲気の中で毛皮のコートを着て見せた。そのショーの収益はシカゴに“男女同性愛者センター”を建設する資金に当てられるという。

考えを植え込む

◆ 読むものから危険な考えが植え込まれることはあるだろうか。最近フランスのクランスで起きた殺人事件は,これが可能であることを示している。自白した殺人犯は,アガサ・クリスティの殺人推理小説の中で,ある毒薬の名前を知ったことを認めている。ぶどう酒のびんにその毒薬を入れたところ,彼が殺そうと思った人でない人がそれを飲んでしまった。彼自身のおじとおばもその犠牲者となった。

ギリシャ人の寿命

◆ ギリシャ政府の統計部門はギリシャ人が平均すると70年から73年生きることを明らかにした。アテネのディリーポスト紙の伝えるところによるとギリシャ人の男性の平均寿命は70.1歳であり,女性は73.6歳である。1897年当時ギリシャ人の平均寿命は36.7歳に過ぎなかった。

精管切除と性病の危険

◆ イギリス,ロンドン病院の泌尿器学のジョン・ピーター・ブランデッツ博士はブラジルのボルト・アレグレで最近開かれた泌尿器学会議で精管切除の危険について警告を与えた。精管切除はほとんどの場合復元不可能であるばかりか,男性に深刻な精神的苦痛を与え,精神異常をきたすことさえある,と博士は述べた。

その会議はまた,ブラジルにおいて性病が増大しつつあることも明らかにしている。ブラジル泌尿器学協会会長セルジオ・アグイナガは,この事態を政府の注意を必要とする“驚くべき”ものと呼んだ。彼は続けて,もはや売春婦だけでなく,一般の若い女性も広く受け入れられている乱交が原因で性病を拾いやすくなっていると指摘している。

広告代理業のトップ

◆ 広告代理業で一番取扱い額の多いのはどの会社だろうか。日本の電通である。1976年中,同社は11億8,900万㌦(約2,972億5,000万円)相当の広告を扱った。これは二位のアメリカ,ジェイ・ワルター・トンプソン社をおよそ1億5,000万㌦(約375億円)引き離していることになる。アメリカの広告代理業が次に13社続いているが,アメリカを除いた上位十社の表では,日本が八社を占め,フランスとブラジルが各一社であった。

ブラジルで尼僧や司祭が減少

◆ ブラジルでは年々,ますます,多くのローマ・カトリック教会の尼僧や司祭がその職位を去っている。1975年-1976年のアヌアリオ・カトリコ・ド・ブラジル誌によると,1970年から1971年にかけて1万3,292人の司祭がいたという。1976年にこの数字は1万2,065人に減少した。現在ある339のカトリック女子修道院のうち39は消滅の危機にさらされている。そのうち,ある修道院には一人の尼僧しかおらず,多くてもせいぜい5人が残っているに過ぎない。

飢餓に対する戦いの報告

◆ 数年前に大きく取り上げられて以来,世界の飢餓の問題は解決しただろうか。国連食糧農業機構による徹底的な調査の結果,過去三年間に,飢餓および栄養不良の一掃という面ではほとんど,あるいは全く進歩が見られなかったことが明らかにされた。ローマで最近行なわれた同機構の会議の席上,「世界の食糧事情は依然危険な状態にある」ことが報告された。「安心できる理由は何もない」。

異言を語るのはキリスト教だけか

◆ 異言を語るのはキリスト教だけに見られる現象だろうか。スウェーデンのイェーテボリ大学におけるシンポジウムからの報告は,そうではないことを明らかにしている。フィンランドのヘルシンキ大学のマヤリーサ・スワルツ教授によると,1965年以来彼女が行なっているタンザニアにおける調査の結果,「異言を話すことはキリスト教独自の現象でない」ことが分かった。「それはあらゆる宗教に見られ,語り手の背後にある霊がどんなものかを何ら保証しない」。―イェーテボリ・ポステン。

クマが国境を越える

◆ 米国の科学者が一匹の妊娠中のホッキョクグマの首に追跡用の無線装置を取り付けたところ,ソ連との国境で問題が生じた。このクマはアラスカのバロー岬から浮氷群の上を北に向かって進み,それから西へさまよって,スパイ行為のためではなく,明らかに冬眠のためにソ連領内に入り込んだ。「モスクワ向けの海外電報は安心感を与えた」と,ニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。「ロシア人はさまよっているクマを探すため,西シベリア海の浮氷群に探検隊を送るだろう」。

動物園の最年長のゴリラ

◆ おりに入れられたゴリラの中で最年長と言われるマサは,米国ペンシルバニア州フィラデルフィアの動物園で最近47歳になった。太り過ぎのもう一匹のゴリラが心臓発作のため34歳で死んで以来,動物園はマサをやせさせ,寿命を延ばすよう注意を払っている。体重136㌔のこの減食中の動物は,ニンジン2本,オレンジ6個,ハゴロモカンラン半ブッシェル(約18リットル),低木,高木の水分の多い新芽や小枝や葉などを食べている。そのほか,ビタミン,無機物,たんぱく質を加えた,栄養価の高いケーキを1日900㌘食べる。

公式の悪魔払い

◆ 英国教会は,ある70歳になる司教を公式の悪魔払いの職務に就かせた。地位の高い聖職者がこうした職務に就くのは,近年では初めてのことだと言われている。ある神学者は,教会の行なう悪魔払いの儀式を非難している。そうした儀式では,“しつこい悪魔”を追い出すために歌がうたわれ,祈りがささげられる。

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