創造者を覚える
若いエホバの証人が学校で真理を大胆に語ることに関連して,非常に興味深い経験がクラサオ島のパピアメント大会において語られました。彼女の先生は,人間が進化によっていかに進歩したかをクラスにくわしく話しました。先生の話の終わった時,その若いエホバの証人が発言し,自分は進化論を信じず,聖書に述べられている創造を信じていると語りました。先生は怒り,自分は聖書を教えているのではないと答えました。進化の問題についてかなり話し合って後,先生は,来週,クラスの前で,進化論についての彼女の見解を1時間話すようにと彼女に告げたのです。
そこで少女は聖書および「進化と創造 ― 人間はどちらの結果ですか」という本から周到な準備をして,クラスと先生の前で1時間ほど真理を擁護することができました。彼女はオランダ語で話し始めましたが,生徒の中にはオランダ語をあまりよく理解できない者もいるのでパピアメント語で話すようにと先生に言われて,そうしました。話し終わった時,先生は彼女の発表とその勇気に驚嘆し,クラスの前に立って自分の信仰をこのように弁明できると思う者がいるかどうか,他の生徒たちに尋ねました。数人の生徒がこの事柄についてもっと知りたいと述べ,先生も「進化」の本を手に入れたいと彼女に告げました。この若い学生が学校でこのようによく真理を擁護できたことは,エホバに誉れをもたらしました。―ペテロ第一 3:15。