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目ざめよ! 1980
目80 2/22 28–29ページ

世界展望

“文盲の”アメリカ人

◆ 最近のフォード財団報告によると,アメリカの成人のうち約2,300万人は,伝票に必要事項を記入したり,封筒のあて名書きをしたり,求職申込書の用紙を読んだりするような簡単な読み書きの仕事ができない。そしてアメリカの高校の最上級生を対象にした進学適性検査の得点は,ここ11年間ずっと下がり続けている。200点から800点までの得点範囲内で,国語の平均点は,427点に,数学のそれは467点に下がった。ちょうど10年前には,各々463点と493点であった。ニューヨーク・タイムズ紙はこう述べている。「当初は500点が平均と目されていた。得点が全国的に低下したことは,多方面から,アメリカの教育にはどこか間違った所がある証拠だとみなされている」。

回復された権利

◆ 残業を依頼された場合,労働者には宗教的責務を優先する権利があるだろうか。実業界の出版物である「ボードルーム・レポート」が伝えるところによると,「必要な場合には土曜日に出勤することも決していとわなかった,勤続20年の従業員が,ある時,本人の説明によれば,その日に行なわれるエホバの証人の聖書の勉強会を援助することに同意したため,土曜出勤を拒否した」。この従業員は解雇されてしまった。しかし「ボードルーム・レポート」は,このような場合,「米国国家の法によれば,仕事に過度の困難をきたさない範囲で,雇用者は役業員の宗教的習慣に対して適当な便宜を図らなければならない」と説明している。この訴訟で法廷は,従業員には「残業よりも聖書研究を選ぶ権利がある。会社が当人を解雇したのは宗教的偏見である。当人を再雇用し,賃金の遡及支払いをしなければならない」という判決を下した。

母乳による保育

◆ 発展途上にある第三世界諸国の多くで,母乳による保育がすたれつつある。シンガポールでは乳児の70%が母乳で育てられていたが,それが今ではわずか約15%になったと伝えられている。その理由の一つとされているのは,そうした国々の乳幼児調乳業者が,哺乳びんによる保育の方が優れていると母親に信じさせようとする強力な宣伝キャンペーンに乗り出したことである。しかし多くの貧困国にはその乳製品を過度に薄める母親がいるため,乳児の栄養失調という事態が生じている。さらに水が汚染されていることも多く,哺乳びんやおしゃぶりも汚されている。このこととは対照的に,アメリカでは母乳による保育に戻ろうとする動向が見られる。そしてアメリカ小児科学会は,同学会の主要目的の一つが,できる限り子供を母乳で育てるようすべての母親に勧めることである,と言明した。それは母親と子供の健康に益する方法であるだけでなく,ケース西部予備大学のジョン・ケンネル博士が述べているように,「母親と乳児の間に強力な結びつきを作る上で非常に効果的な方法である」。

聖書中の都市の発見?

◆ 西ドイツの「ディー・ヴェルト」紙は,次のような記事を掲載した。「聖書の中に出てくる場所,イスラエル人の裁き人で自由の闘士だったサムソンがししを殺した場所であるテムナの遺跡が,ヤッファとエルサレム間の古い道路近く,聖地の海沿いの平野で発見された。その最下層には西暦前1200年ごろに焼き滅ぼされたカナン人の遺跡があった。一枚の粘土板によって,これまで文盲だと考えられていたペリシテ人が文字を書けたことが証明された。テムナはペリシテ人の時代を経た後,ダビデ王の支配下に入った。ごく最近の考古学的な発見は,西暦前5世紀の間は,この地にユダヤ人の住居があったことを指し示している」。

現代の標

◆ 昨年の夏,銀行強盗の発生件数の記録を毎月更新した米国,ニューヨーク市で,一つの銀行は強盗を働こうとする者を対象にした標示を掲げた。ポンセ銀行の10の営業所では,出納室にそれぞれ,「銀行強盗各位。当行ではスペイン語が用いられております。強盗を働かれる場合,通訳が必要になることもありますので,しんぼう強くお待ちください。敬白。経営者」という掲示物が張られた。一銀行経営者はその標示について次のように説明した。「強盗が入って来て,早口で英語をまくしたて,金を要求するということがありました。当行の行員は英語も話せますが,スペイン語の方が楽に話せますし,一日中スペイン語を話すお客様と接しております。不意を襲われ,ショック状態にあるため,行員はとっさにスペイン語を話すことでしょう。強盗がそれをだれかに対する秘密の合図とみなす危険があります」。

救いのクモ

◆ 中国では,ここ何年かの間,米に付く害虫を駆除するために化学殺虫剤が使われてきた。しかしある省では,殺虫剤の大量使用が裏目に出ている。新華社の報道は次のように伝えている。「南部の米作地帯ではこれまで,強力な殺虫剤が大量に使われてきた。その結果,虫と一緒にクモも死に,害虫のほうは殺虫剤に対する抵抗力をつけるようになった。こうして,害虫の数が増えることになった」。この問題を解決するため,農業研究者や労働者たちは,虫を捕食するクモの利用を研究してきた。穀物に付く害虫を好んで食べるクモ125種が発見されたが,そのうちの10種は害虫の駆除にとりわけ有用である。クモによる害虫駆除の行なわれている農地は一昨年までに6万5,000ヘクタールを超えた。新華社の報道はさらに次のように伝えている。「クモは食欲が旺盛なため,害虫がクモの20倍いても六日でその大半を退治してしまう」。

心臓病にかかる要素を持つ子供たち

◆ 米国ミシガン大学体育学部のトマス・B・ギリアム教授は数年にわたり子供たちの体力について研究してきた。同教授はミシガン州の学童400人を調べたが,そのうちのほぼ半数に心臓病にかかる危険な要素が一つ以上認められることを知った。これは運動不足や座ることの多い生活様式が原因となっているものと思われる。ギリアム教授は次のような説明を行なった。「学童は,学校や課外授業,時にはスポーツ活動の行き帰りにさえ乗り物を利用している。テレビの前に長時間座り,カロリーが高いだけで,栄養のない食べ物を盛んに食べている。その結果,子供たちは,コレステロール値の増加,高血圧,肥満など,大人の場合に心臓病と関連があると考えられている種々の兆候を示しつつある」。

“重いショルダーバッグ病”

◆ ニューイングランド医学ジャーナルによると,筋肉と神経を痛めている女性が少なくない。その症状には,肩の上部や首のわきの筋肉の痛み,触覚過敏,けいれんなどがある。これは女性が時々肩に掛ける,重さが5㌔近くもあるショルダーバッグに原因があると思われる。そこで,冗談交じりに,これを“重いショルダーバッグ病”と呼んでいる。通常,バッグの中味を軽くするだけで問題は解決される。しかし,多くの女性はそうしようとはしない。「ショルダーバッグの中味を減らすことは,首の痛みよりも苦痛と見える」と,同誌は述べている。

効き目を失った抗生物質

◆ 米国の科学技術査定局の結論によると,人間のかかる様々な病気はペニシリンやテトラサイクリンなどの抗生物質に対して抵抗力をつけつつある。米国で製造される抗生物質全体の約四割が鳥,豚,牛の肉付きをよくするために飼料といっしょに用いられていることがその理由として挙げられている。消費者はこれらの動物の肉を食べて抗生物質に対する免疫性を身につけるため,病気の際に抗生物質を投与しても効かなくなっているものと思われる。

人殺しの武器となる空手

◆ 最近,米国イリノイ州に住む一人の若者が,別の若者を空手で殺したかどで有罪を宣告された。二人が言い争っている間に,空手を習っている若者が相手の首に空手の一撃を加えたのである。その場に倒れた若者は八日後に死亡した。

依然として存在する飢餓状態

◆ 国連の世界食糧理事会が最近カナダのオタワで会議を開いた際,首席議長のモーリス・ウィリアムスは,現在の状況と1974年にローマで世界食糧会議が開かれる要因となった危機とを比較考量した。同氏は「1974年の会議が注目を促した4億5,000万人の人々と比べると,1979年に飢えと栄養失調を経験する人々はそれを上回るかもしれない。このことを示す事実を前にして将来を楽観したり自己満足に陥ったりすることはできない」と警告し,今日の問題の多くの責任を,食糧分配の不平等に帰した。

聖書を出版する中国

◆ UPI特電によれば,中国が30年ぶりに中国語の聖書全巻を出版する。プロテスタントの一牧師は,「政府はすでに翻訳と出版を許可した」と断言し,政府直轄の公社が10万冊を印刷すると述べている。

核兵器の制動装置に“麻薬患者”の手?

◆ 米国空軍は,アリゾナ州にある核ミサイルの地下施設の司令室で,二本のマリファナたばこが発見されたという報告を最近行なった。その結果,ミサイル発射部隊と基地守備隊は,トゥーソン市を取り囲んでいるタイタン2号の18のミサイル基地の一つに入ることを禁じられた。

木から採れるディーゼル燃料?

◆ ノーベル賞を受けた化学者メルビン・カルビンは,去年ブラジルを訪れた際,ディーゼル燃料にそっくりな樹液の出る木を見せてもらった,と述べている。ブラジルの人々は「木から直接に採取した[その樹液]を車に入れたが,車は何の支障もなく走った」とカルビンは,アメリカ化学協会の最近の会合で説明した。サイエンス・ニューズ誌によれば,ゴムの木の近縁にあたるブラジル産のコパイバ・バルサムの成木につけた一つの栓孔から,高性能の樹液が2時間で10-20㍑も出るという。その孔は年に2回あけられる。化学者のカルビンは「石油会社もいらなくなる」と冗談を言った。

“死後”体験 ― どれほど真実か

◆ 死者蘇生術に関する世界屈指の指導的権威者と言われるソ連のウラディミール・ネゴフスキー博士は,自分の手で臨床的な死の状態から息を吹き返させた何人かの人々の“死後”体験について最近注釈を加えた。ネゴフスキーは,このような体験は「脳の異常から生み出されたもの」であると断定している。同博士は次のように説明している。「人が死ぬとその脳も徐々に死ぬ。そしてある種の想像作用が起こり,ある種の陰うつで幻想的な現実離れした想念が生ずる。これはあらゆる種類の脳機能障害に典型的な症状である。こうしたことが生ずるのは死んでいる時ではなく,死につつある時か,息を吹き返しつつある時だ。患者が見ているものは地下の世界ではなくこの世界である」。

植物がコンクリートを補強

◆ わらは聖書時代,粘土のれんがを補強するために用いられた。現在,アフリカのザンビア大学の研究者たちは,ある種の植物の繊維が,コンクリートを補強する鋼鉄やガラス繊維の安価な代用物になり得ると述べている。その説によると,植物で強化したコンクリートは,コンクリートだけの場合より5倍も強いという。実験に使った数種類の植物の中で,最高の強度とコンクリート中の化学物質に対する最も優れた抵抗力を示したのは,エレファント・グラスであった。

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