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目ざめよ! 1980
目80 9/8 28–29ページ

世界展望

職場に銃を携行

◆ ニューヨーク市のある教員は,匿名を希望しながら,教室に出る際に毎日けん銃を不法に携行していることを認めた。その理由としてその女子教員は次のように述べた。「街路で起きていることは,学校の扉の所で終わりません。校内にも,麻薬の売人,わいせつ行為を働く者,情緒不安定な人間が同じ様にいます。教師が窃盗,殴打,恐かつなどを経験するのは日常茶飯事です。私はけん銃を使わなくてもすむよう神に祈っています。でも,もし襲われて命が危険にさらされるようなことがあれば,生き延びようとするでしょう。そして後に,その結果を思い悩むことでしょう」。この女子教員がこうした危険を忍んでいるのはなぜだろうか。「私は良い教師ですし,生きるためには働かねばなりません」という答えが返ってきた。

また,ニューヨーク市の少なくとも10人の裁判官は,けん銃を官服の下に隠し持って出廷していると報じられた。その理由を尋ねられた時,ある裁判官は,「見渡す限り,暴力ばかりだから」と答えた。

巨大な“漏れ口”をふさぐ

◆ カスピ海は世界最大の内陸湖である。ソ連の南に位置し,イラン北部との境界にあるこの湖から,水がなくなっていった。過去50年間で,湖面が2㍍低下し,漁業や輸送に悪影響が及ぶようになった。東側に“漏れ口”のあることが流出の原因の一つとなっていた。そこでは,カスピ海の水が狭い海峡を通って,水面のより低い広さ1万8,000平方㌔の自然の湾に流れ込んでいた。湾に水が流れ込んでも,水深が比較的浅いため,熱によって速く蒸発してしまうのである。ソ連の技術者たちは最近,全長550㍍,基底部の幅75㍍,高さ6㍍の堤防を築いて,その海峡をふさいだ。現在では,カスピ海から湾への流出を一連の閘門によって調節することができる。

サッカーに関するニュース記事

◆ イタリアでは最近,27人のサッカー選手が金銭を受け取って試合に負けるようにしたかどで告発された。このことはサッカーファンに衝撃を与え,ローマのある試合で,ファンが二人の選手に侮べつや脅しの言葉を投げかけた。一人のファンは次のように叫んだ。「腐敗した銀行家や政治家は知っていたが,これはまさに最低だ」。

サッカーが激しい感情を引き起こし,時には暴力ざたを招くことは少なくない。数か月前,ローマで行なわれたある試合の最中に,数人の十代のファンが,他チームのファンの予約席めがけて花火を発射し,観戦中の男性が死亡した。

グアテマラでは,ベラパズ球場での全国サッカー選手権試合の際に,暴動が起きた。グアテマラ・ニュースはこう報じた。「群衆は無規律になり,両方の選手や審判に向かってびんや罐や石を投げつけた」。審判が試合の終了を告げると,「憎しみに満ちた群衆は完全な暴徒と化し,競技場<フィールド>に押し入って,審判や幾人かの選手たちは,文字通りコンクリートのトンネルに命からがら逃げざるを得なかった。今や全く抑制力を失った群衆は,球場のまわりの地域に流れ出た。新聞は,女性や子供たちが泣きながらあらゆる方向へ走っていたと報じた」。4人が殴打および銃撃によって死亡した。事態を収拾しようと試みた警官自身が群衆に襲われた。

教育の低下?

◆ アメリカの学校制度の中で,生徒たちは過去の時代より劣った教育しか受けていないだろうか。最近,それをうかがわせるある程度の証拠が提出された。1928年にミネソタ大学の新入生に課された試験と同じ問題を1978年度の新入生に解かせたところ,言葉の定義づけ,読書の速度および理解力のいずれの分野においても,1978年の学生のほうがかなり劣っていることが判明した。注目に値するのは,上位1パーセントにいる,より“才能のある”学生が,比較的お粗末な結果を示していることだ。教育振興アカデミーのアルビン・C・ユーリッチ博士は,こう質問している。「我々は,読書その他のより伝統的な勉強方法の重要性をますます軽視しているのではないだろうか。通信技術の影響で,我々は『見出し』を学ぶ者となり,内容に注意を払うことがますます少なくなっているのではないだろうか」。多くの教育者がこれに同意することであろう。

神聖でない同盟

◆ ナショナル・カトリック・リポーター紙はフィラデルフィアのローマ・カトリック大司教管区と,基金募集慈善団体であるユナイテッド・ウェイとの間の以前には知られていなかった協定を明らかにした。それによれば,1975年にジョン・クロル枢機卿と当時のユナイテッド・ウェイの会長との間で非公式の協定が結ばれ,その中で,ユナイテッド・ウェイは,「カトリック教会の道徳上の原則」に反するどんな計画や事業に対しても財政的な援助は与えないことに同意した。これにより,公式の募金に対してまで教会が拒否権を行使できることになった。同協定は,ある婦人団体が避妊相談を行なっているという理由で,ユナイテッド・ウェイからの援助を断わられた時に明るみに出た。

こうした裏口協定に対する反対感情が,各方面から表明されるようになった。ユナイテッド・ウェイへの資金入れの約束を取り消したり,払い戻しを求める者もあった。テンプル大学とペンシルバニア大学の教職員およびフィラデルフィアの市職員は,ユナイテッド・ウェイ恒例の募金運動に対する支援を取りやめた。またアメリカ市民自由連合の法律顧問は,そうした事柄が,女性差別や宗教団体に対する国の援助に関して憲法上の問題を招くことになろうと語った。

だれがより長生きするか

◆ 個人の寿命を決定するのに遺伝が主要な役割を果たす一方,他にも要因はある。ロバート・サンプ博士は,米国,ウィスコンシン大学の行なった研究の結果に注目しているが,それは次の点を明らかにしている。「長寿に恵まれる人々の間に,特定の人格的な型がある」。そうした人々は,平衡のとれた生活を送り,人生に対して積極的な見方をしていることが分かった。それには次のような点が含まれている。(1)生活の変化や挑戦に喜んで適応する。(2)たとえ無料奉仕のような仕事をすることを意味する場合であっても,退職後も働き続ける。(3)長期間におよぶ肉体的,精神的緊張を避ける。(4)節度のある飲食。(5)人生における幅広い関心を培う。

自動車狂

◆ アメリカの自動車運転者が,小さな事故を含めて,高速道路での事故で言い争いをし,互いに暴力を加えるといった事件が増えている。ちょっとした無礼が容易に暴行事件につながる。「こうした事柄が増加していることに疑問の余地はない」と,国際警察署長協会の前会長ウィリアム・E・スペアーは語った。高速道路で勤務する警官の多くが,自動車運転者に暴行を加えられてきたため,警官が防弾チョッキを着用するようになった所もある。ユタ大学の研究によれば,運転者の40%が他の運転者に対して激怒したことがあり,12%の者が,自分たちをわずらわした他の運転者を実際に追いかけたことがあると述べている。また女性運転者の18%と男性運転者の12%が,「他の運転者を殺してやろう」と感じることがあると打ち明けた。暴行事件が増えているのはなぜだろうか。警察当局および他の権威者たちは次の点を挙げている。つまり交通渋滞の増加,アルコールの乱用,性格の異常および時代に伴う緊張などである。麻薬の乱用の増加もその要因となっていることは否めない。

空中での暴行

◆ 航空機の客室乗務員が様々な仕方で暴行を受け,けられたり,ひっかかれたり,突かれたりする例がますます増加している。客室乗務員協会の安全主事デル・R・モットは次のように言明した。「かつては,よく悪口を言われたものだった。しかし今では,客室乗務員が骨を折られたり,かみつかれたりしている。全く恐ろしい話である」。時には乗務員が,「こぶしで打たれたり,身体をつかまれたり,性的ないたずらをされることがある」とサンフランシスコの米国航空管理局の一視察官は述べている。ワシントン特別区の航空管理局長官は,暴行の原因は客室乗務員が乗客にアルコール類をふるまい過ぎることにある場合が少なくないと語っている。

危険にさらされている紅海

◆ 聖書で有名な紅海が汚染されており,汚染は危機的段階に達していると,アラブ連合教育科学文化機構(ALESCO)の報告は述べている。同報告によれば,石油による汚染を抑制するための速やかな処置が取られないなら,海生生物は取り返しのつかない害を被ることになろう。タンカー,パイプラインおよび精錬所などの石油による汚染に加えて,ALESCOは他の三つの形態の汚染を明らかにした。それは,沿岸地帯の家庭から出る汚物,工場廃棄物および運河の浚渫に伴う汚染である。

ディスコの暴力

◆ 「ロンドンにある推定1,000軒のディスコで起きた流血事件で,これまでに8名の若者が殺され,他にも無数のけが人が出ている」とパレード誌は報じている。凶器には,ナイフ,カミソリ,こん棒,れんが,鋭い歯の付いたアフリカ製のくしなどが含まれている。暴力行為の蔓延に驚いた市当局は,それを規制する新しい条令を公布した。新法規の一部は,楽器を演奏する人たちが,「場内の動静を把握する能力を持ち,暴力の初期的徴候を察知し,暴力の潜在的雰囲気を静めるために音楽の調子を下げるべきである」と述べている。

軽度の高血圧の治療

◆ 高血圧すれすれの場合は,“ごく正常”とみなされ,治療されないままになることが少なくない。しかし,全米心臓・肺・血液研究所の臨床経験が示すところによると,適切な治療を行なうことによって,軽度の高血圧の人が早死にする率を約17%減少できる,つまり世界中で幾十万人もの人々の命を長引かせることができる。ある場合には,治療といっても,単に余分な体重を減らすため減食したり,塩分の摂取量を減らしたり,適当な運動をしたりすることで十分であろうと言われている。

元自動車レーサーが狂暴になる

◆ 元自動車レーサーが最近,自分の母親を殺そうとしたのち,米国フロリダ州の精神病院に収容された。州当局者は次のように説明した。「彼は母親に歩み寄り,『お母さん,僕はこんなことはしたくはないんだけれど』と言った。そこで母親が『それはどういう意味なの』と言うと彼は母親ののど元を捕え,首を絞め始め,すんでのことで母親を殺してしまうところだった」。その婦人の孫が犯行を見ており,広口びんで男の頭をたたいてやめさせた。レースカーのドライバーだったこの人は,自動車事故で幾度か頭部にけがをしたことがあると言われている。

水のかん詰め

◆ 横浜の水道局では,長期間にわたって飲用可能なかん入りの水を生産する実験を行なって成功した。横浜地区の病院,保健所および他の公共機関には,地震その他の災害の際に生じるどんな水不足にも対処できるよう,34万個のかん入りの水が供給されることになろう。かんは,清涼飲料と同じ大きさで,値段は一かん34円ほどである。

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