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目ざめよ! 1981
目81 2/22 6–12ページ

「私たちは時限爆弾の上に住んでいた」

悪名高いラブ運河付近に住んでいたため被った災難に関する一家族の体験談

幾百人もの人々がうだるような暑さに耐え,不安気な面持ちで列に並んでいました。緊急検査センターになった風通しの悪い校舎の中では,涼風一つ吹きません。最悪の事態が懸念されていました。

婦人たちは涙を流し,子供たちは皮膚に針を突き刺され,検査用の血液をとられて泣き叫んでいました。だれしもその結果を恐れていました。自分たちの血液も化学物質により汚染されているでしょうか。

その中にはジーン・グアリャーノと4人の子供たちもいました。この人のご主人は大手術を受けた後,病院で危篤状態に陥っていました。子供たちのうち二人は泣き声を上げていました。5歳のフランキーは「こわいよ,お母さん,こわいよ」と情けない声を上げていました。その前日,近くのラブ運河から漏れ出した廃棄物が,「[人々の]健康にとってゆゆしい,また差し迫った危険物」である,と宣言されていました。

「それは夢,それも恐ろしい悪夢のようでした」とジーンは語っています。

しかし,熱さと混乱の中で5時間待ちながら,彼女はラブ運河の上に住んでいた8年間の妙な出来事を思い起こさずにはいられませんでした。

妙な出来事

子供たちは廃棄物の山の上で遊ぶのが大好きでした。「あの“火の石”のことを覚えている?」と母親が尋ねます。「もちろん覚えているよ。ぼくたちはそれをよくコンクリートに投げつけていたもの。コンクリートに当たると火花が飛ぶんだ。とってもおもしろかったよ。でも,本当のことを言うと,あの山で一番気持ちが悪かったのは,土の色が所々変わっていたことだよ。ピンクから赤になり,紫,オレンジ,緑になって,青になったことだってあるよ」とマイケルは答えます。

しかし,奇妙な出来事の中にはもっと重大なものもありました。運河を渡って子供たちを学校へ送って行った際に吐き気を催させた,息の詰まるような異臭,どんなに対策を講じても壁から入ってくる黒いカビ,黒い鼻先が焼けただれて病的なピンクに変色したあわれな近所の犬,投棄物の山の上をはだしで歩くために周期的に水ぶくれができ,皮がむける子供たちの足,そしてジーン自身が慢性的なひどい頭痛を訴えていたことなどです。

8歳になる娘は入院と退院を繰り返し,しばしば集中医療を必要としました。最後には,ひどい腎臓と膀胱の障害のために手術が必要になりました。フランキーも,地下から蒸気を吸い上げる通気孔の傍らで寝ていた際,突然呼吸が止まり,拍動も停止してしまいました。医師のチームの機敏な行動により,辛うじて一命を取り留めました。

近所の人も被害を受けていました。流産,先天性の疾患,ぜん息,慢性的な皮膚発疹,ガン,腫瘍などの話が,日常のごく普通の話題になりました。そしてとうとう危機的な事態に至りました。

健康緊急事態宣言

1978年8月2日に,保健局長はラブ運河に健康緊急事態を宣言しました。この決定で,血液検査が早急に行なわれました。このつらい検査を終えて帰宅したジーンと子供たちは,自分たちの行く末について考えました。保健所の命令は,妊産婦全員と2歳以下の子供たちに,「できるだけ早く引っ越す」よう勧めていました。でも主人のフランクはまだ入院中でした。

一家の吸っている空気を検査した結果,その危険性がいよいよはっきりしました。発ガン性の疑いのある気体9種類が家の中で検出されたのです。「でもその気体がどれ位あるのですか」と,ジーンは嘆願するように尋ねました。係員は事務的に,「お宅の測定値は300です」と答えました。

「それはどういう意味ですの」とジーンは尋ねましたが,おののきの余り今にも泣きそうでした。「そうですね,0であれば安全です。でも,この近所には測定値が1,000を超えている家もありますよ」とその係員は打ち明けました。

一家は自分たちに必ず臨む事柄を悟りました。しかし,他の大勢の人々と同様,行くあてがありませんでした。また,住宅ローンの支払いのために,ほとんどの人は他の場所の家賃を払う余裕はありませんでした。今の家が売れる望みはほとんどありませんでした。一体だれがそれを買うでしょうか。それでもその人たちは,すでに自分の家を侵し,自分の体を冒している可能性もある化学物質の汚物溜の上に住んでいました。

パニックを起こさないため,政府当局は住民との集会を設けました。その時には,すでに退院していたフランクがジーンと一緒に出席しました。

「我々を死なせる気か」

政府当局者が到着した時には,緊張が感じられました。待っていた人の多くは当惑し,恐れでぼう然としていました。人々は目を泣きはらし,子供を抱えた母親はあたりをはばからず泣いていました。一人の男性は当局者のところへ飛んで行き,子供がどこかへ移れるようにして欲しいと頼みました。何の保証の言葉も与えられず,その人は床に座り込み,ヒステリックに泣き叫びました。

「叫び声を上げたり,こぶしを振り上げたりする人もいれば,嘆願する人もいました」とフランクは語ります。当局者は当面命に別状はないと主張し,人々を元気付けようとしました。一婦人は運河を指差して,「あそこに何があるか知らないけれど,それが今,私たちの中にあるのよ」と金切り声を上げました。一当局者は暴力を振るわれましたが,その犯人は4回流産した人でした。

「我々を死なせる気か」と男の人が叫びました。「手をこまねいて,我々が一人残らず死んでしまうのを見ているつもりか」。ともかく,政府基金が支払われ,約240軒の家が買い上げられて人々は立ち退くことになりました。

間もなく人々は三々五々,そして後には一斉に立ち退きました。グアリャーノ一家は最後に立ち退いた人々の中にいましたが,6ブロックの地区を隔離するために政府が作った高さ2.4㍍の金網べいの中で生活することになりました。ジーンはこう言葉を加えています。「2か月の間私たちは緑色の金網の中で生活しました。その場所が依然として危険であることを知りながら,逃れることができず,薄気味悪い気持ちがしました」。

近所の家々は一軒また一軒と,戸や窓に板が張られて閉鎖されてゆきました。「以前は隣近所から様々な音,子供の遊ぶ声,芝刈り機や車の音などが聞こえてきたものです。ところが急に静かになりました。余りにも静かで,死の町のようでした」と,フランクは語ります。しかし,身の毛のよだつような発見はまだ先のことだったのです。

実際に運河には何があるのか

そこにある化学物質を分析するだけでなく,その幾らかを溝に排出するためにも,試掘井が掘られました。80種類以上の異なった化学物質がすぐに検出されました。地元の新聞記者マイケル・ブラウンは,自著「眠れる廃棄物: 有毒な化学物質に毒されるアメリカ」(1980年)の中で,これらの化合物の危険性を次のように描写しています。

「今や,運河に投棄されたドラム缶の中には,正に化学の造り出した魔女の秘法の飲料とも言うべき物,実に驚くべき毒性のある化合物が詰まっていることが分かった。心臓や肝臓の障害を引き起こす溶剤,余りに危険なために即座に政府が小売りを制限したり禁止したりした殺虫剤の残留物,などがあり,そのうちの幾つかは発ガン性の疑いの強いものとされている」。

フッカー化学は,ある除草剤の製造過程で出る化学廃棄物,トリクロロフェノール(TCP)を200㌧投棄したことを認めた,とされています。『別の化学物質にすぎないじゃないか』と,思われるでしょう。「しかし,私たちはほどなくして“化学の専門家”になっていました。TCPが作られると,しばしばその副産物としてダイオキシンができるのです」と,ジーンは話しています。

フランクが口をはさみ,「ダイオキシンはとても毒性が強く,ニューヨーク市の水源に85㌘入れるだけで,その住民が全滅するほどです」と語りました。目に見えないこの無臭の気体が皮膚に触れると,病変を引き起こし,ごく微量でもガンや先天性疾患を誘発します。その治療法や解毒剤は知られていません。労働者たちの掘る下水溝が運河自体に近付くにつれて緊張が高まりました。労働者たちは古いドラム缶に穴を開けて,有毒な化学物質の爆発性の雲を吹き上げるでしょうか。

保健問題の専門家の一人であるデービッド・アクセルロッド博士は次のような驚くべき言葉を語りました。「あった。97番通りの裏手にある排水溝にダイオキシンが」。それはグアリャーノ一家の住む通りでした。推定59㌔とされるその物質の幾らかが廃棄物の山から流出したことは特に人々を驚かせました。巨大なタコの足のような地下水の流れなどによって,運河から相当離れた所までダイオキシンを含む化学物質が運ばれ,その濃度が高くなっている所があったからです。「そして,私たちはその“汚染”地区の真上に住んでいたのです」とジーンは語りました。

パニック!

街角では再び集団ヒステリーが爆発しました。“安全な”地域とされていた,金網の外側の“汚染”地区に住んでいる人々の間に先天性疾患や流産など様々な病気が増加していることを示す新しい証拠が挙がった,と政府当局が述べたからです。その時になって保健当局者は,同地区の婦人に,そこを離れてから少なくとも向こう6か月間は妊娠しないようにと警告しました。

これから人生の本番を迎える十代の若者たちは,将来どんな子供が生まれて来るかを考えて悩みました。その子供はラブ運河の上で生まれた一人の子供と同じく手の施しようがない奇形児になりますか。その女の子の虚弱な心臓には穴が開き,鼻は骨で詰まり,片方の耳は聞こえず,両方の外耳は形が崩れ,口蓋破裂があり,知恵遅れでした。住民の中には抗議デモを行なう者もいました。

数週間がだらだらと過ぎ,危険地区にある家がまだ幾百軒もあるのに,経済援助はほとんどもたらされないことが分かりました。絶望感が広まりました。

「これほど何度もうそをつかれ,だまされると,政府にも他の何にも信頼を置けないと思う住民もいます」と一住民は報告しています。「他の何にも」という言葉には多くの場合宗教も含まれます。この住民は続いてこう述べているからです。「私は教会から離れます。どんな宗教であろうと,それは問題ではありません」。その人たちが無神論者になったというわけではありませんが,ジーンは次のように説明しています。「神に見捨てられたように思うと語る人もいます。祈っても,何の援助も与えられなかったのです。それで教会へ行くのをやめた人も少なくありません。また,この地区から逃げ出すことで思い悩み,疲れ切ってしまったために,宗教など後回しにしてしまった人もいます」。多くの人にとって唯一の現実的な“希望”はお金でした。一人の住民が率直に認めた通りです。「お金が命だ。ここから出て行く力になるのはお金だけだ」。

その過程で家族生活にも悪い影響が出ました。一住民はこう告白しています。「家族がばらばらになりそうです。そして至る所で離婚沙汰が起きています。主人はもう破れかぶれになっています。主人には私たちをここから出す手立てがなく,家族を守る術がありません。主人はそれでいらいらしています。だれでもいらいらするでしょう」。

自殺と神経衰弱がその地域で普通の場合の27倍も多く起こった,と伝えられています。「ここから8軒ほど先に住んでいた人も“安易な逃げ道”を取ることにしました。その女性は家を失うことを知って悲しみに打ちひしがれていました」とジーンが語ると,フランクがこう付け加えました。「その人は希望を全く失って,数か月後にナイアガラの滝の傍にある小渓谷に身を投げました」。

その経験を思い起こしながら,ジーンは落ち着いた口調で続けました。「どうなるか分からない状態はどんな人にも計り知れない感情面の緊張になりました。しかし,彼女のような人は少なくありませんでした。彼らは将来に関して真の希望を抱いていませんでした。私たちがこのすべてを切り抜けられたのは,ひとえにエホバの証人として抱いていた聖書に基づく希望,すなわち神が間もなく『地を破滅させている者たちを破滅に至らせ』,地球を美しいパラダイスにするという約束のおかげです。その希望のおかげで私たちは正気でいられたのです」。―啓示 11:18。ルカ 23:43。

『どうすれば他の人々を励ますことができるのか』

ジーンはこう話しています。「近所の人の一人は毎日のように,“ぐちをこぼしに”来ました。私が元気付けようとすると,こう言ったものです。『ジーン,あなたも同じ目に遭っているのよ。よくそんなふうに人を励ましていられるわね』」。そこでジーンは,自分の家族がどうして一人残らずそうしていられるかを話しました。「それはエホバ神への信仰のおかげだ,とその人に話しました。私たちは,家族そろって自分たちの信仰と聖書の中で神が与えておられる保証の言葉に信頼を置き続けました。ご自分を崇拝し,どんなに重い荷でもそれを神にゆだねる人々を支えてくださるという神の保証の言葉です」。―詩 55:22。

フランクは力をこめてこう語りました。「本当に,信仰が一家を結び付けてくれました。私たちは一層緊密になりましたが,他の家族の多くは皆が皆ヒステリックになり一家がばらばらになりました。事実,地元の自家居住者協会の報告では,その地区から引っ越した10組の夫婦につき4組までは離婚しています。それでもなお,この圧力に対処するのは難しいことでした」。

『一度思う存分泣く』

ジーンはこう告白しています。「泣きたい気持ちになったことも多々ありましたが,神により頼み,力を得るために神に祈るよう人を励ますとき,その相手が自分の子供でも,より大きな力を得ました。時間を取っては,『自分は神に本当により頼んでいるだろうか』と考えたものです」。

フランクもこう述べています。「しかし,政府から家を買い上げるとの申し出を受け,その価格の非常な低さに万策尽きたと思った時,一度思う存分泣きました。政府には大きな期待を寄せていましたが,その決着で私たちは大変な財政困難に陥りました」。こうして涙を流した後,一家はようやくそこを立ち退く準備を始めました。

将来 ― 確信を抱ける見通し

この経験で,感情的に打ちひしがれた住民は少なくありません。将来が台なしになったと考えたのです。急増する自殺を食い止める助けとして,その地域にカウンセラーが派遣されました。

グアリャーノ家の問題を聞いた一カウンセラーはジーンの所へ来て,その楽観的な見方に目を見はりました。「でもあなたの問題は非常に現実的なものですよ」とそのカウンセラーは言いました。ジーンは,「それは承知していますわ」と答え,自分の考えの根拠を説明しました。短い会話の後に,そのカウンセラーは涙を流し,こう語りました。「私はあなたを励ますためにここにいるはずなのに,かえって私が奮い立たされています。本当に自制心を持っておられますね。あなたは本当に内的な力を持っておられます」。

そうです,この内的な力は,多くのことに耐えたその子供たちにも満ちあふれていました。リサは自分の腎臓障害の原因らしきものに気付いて母親に心配気にこう尋ねました。「もしその化学物質が体の中にあったら,お医者さんはどうやってそれを取り出すの」。しかしこの少女は個人的な聖書研究と祈りから真の力を得,同じように苦しんでいた同級生を励ましました。「ラブ運河のことで心配しなくても大丈夫よ。新しい地でエホバがみんな元通りにしてくださるんだから」。

この家族に悪夢のような現実を耐える確信を与えたのは,この貴重な希望でした。それでも,ラブ運河のドラマはまだまだ終わっていません。1980年の5月には,さらに700以上の家族の移転が義務付けられました。不運な被害者の幾人かには遺伝子の損傷が見られる,と報告にはあります。

毒物が何も知らない被害者の家や体の中に静かに入って来ているような,化学物質の投棄現場はラブ運河だけでしょうか。あなたの家の近くが,あなた自身の家が危険にさらされていることはありませんか。驚くべき幾つかの事実が次の記事の中で明らかにされています。

[9ページの囲み記事]

一つの町を壊滅させた化学災害

大きな鋭いシューという音が,化学工場での事故の際にダイオキシンの漏出を告げる不吉な知らせになりました。この事故で,結局,一つの町が実質上人造砂漠と化してしまいました。

1976年中に,イタリアのミラノ近郊の小さな町スベスコで,10-60㌔のダイオキシンが空気中に放出されたと考えられています。その結果,1,600ヘクタールの土地が汚染されました。また必然的に何千匹もの動物がもだえ死に,作物が全滅しました。何百人もの人が吐き気を催し,物がかすんで見えるようになり,肝臓や腎臓のひどい痛みを起こしました。特に子供たちの露出した皮膚には滲出性の潰瘍ができました。400ヘクタールの土地から居住者が立ち退き,幾百人もの人が家を失うことになりました。“イタリアのヒロシマ”と呼ばれたこの出来事から2年たった後でさえ,86ヘクタールの土地では汚染が依然としてひどいため,だれもそこに住めない有様です。

その都市の中心部は依然として死の町であり,同市の市長の言葉によれば,この都市は「世界で一番熱い論争の的となっている問題の渦中にある」とされています。同市長はさらにこう述べています。「これは文字通り我々の文明に疑問を投げかける出来事である」。

[7ページのグラフ]

(正式に組んだものについては出版物を参照)

ラブ運河のために相異が生じたか

先天性疾患 流産

(100件の誕生に付き) (妊娠100件に付き)

21.1

同運河の上に

住んでいた

97家族の病歴

8.9

8.1

1978年の

政府による

調査結果

2.0

運河の上に 運河の上に 運河の上に 運河の上に

住む前 住んでいる間 住む前 住んでいる間

[8ページの図版]

危険立入禁止

[11ページの図版]

グアリャーノ一家,二人の子供はラブ運河の上で産まれた。『聖書に基づく希望のおかげで,私たちは正気でいられたのです』

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