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目ざめよ! 1982
目82 8/22 29–31ページ

世界展望

喫煙に一撃を加える

● 米国公衆衛生局の医務長官C・エベレット・クープは,喫煙は「現代における最も重要な健康問題」であると主張している。喫煙に関する新しい報告を発表するために行なわれた記者会見において,同長官はさらに,「喫煙は,我々の社会における除去可能な死因の主要なものと明白に認められている」と力説した。ガンで死ぬ人の約3分の1は喫煙のためにそうした結果を招いていると言われていた。喫煙がガンの原因になるかどうか「疑問がまだ残る」と,たばこ会社は反対したが,クープ博士は「証拠は動かし難く,かつ科学的なものであり,我々はそれを支持する」と主張した。

米国公衆衛生局医務長官のこの報告の中には,喫煙に関係した他の様々なガンが列挙されていたが,その筆頭に上がっていたのは胃ガンであった。この報告では主要な点として次のことも記されていた。(1)喫煙は肺ガンによる死者全体の死因の85%を占めている。(2)1日に一箱以上たばこを吸う人は,たばこを吸わない人の3倍もガンで死亡しやすい。(3)禁煙した人々の95%は,特別なプログラムの助けを借りずにそうした。(4)“コールド・ターキー”法(一気に完全に禁煙する方法)は徐々に禁煙する方法より効果的であることが判明した。

第三世界におけるガン

● ガンは通常,工業国の病気であると考えられている。しかし国連の世界保健機関(WHO)によると,世界中でこの病気を抱えている推定3,700万人のうち,半数以上は開発途上国(第三世界)で発見されている。「世界保健」と題する雑誌は,口腔ガン,子宮頚部ガン,肝臓ガンという一般的な3種類のガンが主に開発途上国を襲い,それぞれのガンが毎年100万人の命を奪っていると,報告している。さらに,専門家からなるチームの報告によれば,「生産されるたばこの販売量は現在増加しているが,それがゆるやかになるか減少しない限り」,肺ガンはこれらの国々においてすぐにでも重大な健康問題になるという。同様に「世界保健」誌もこう述べている。「インド亜大陸の住民の大問題となっている口腔ガンも,ビンロウジをかむことをやめ,口腔衛生を促進する教育計画によって,避けることができる」。

ナイジェリアの教会の「動乱」

● ナイジェリア,ラゴスのサンデー・タイムズ紙の編集長であるレイ・エクプは,ナイジェリアの幾つかの教会で生じている,指導権や他の問題を巡る最近の論争について論評を加えた。「一般に,現在この国の諸教会は動乱状態にあると言わねばならない。事実上どの街路にも1軒ないしそれ以上の教会があり,それらの教会には,乱れた道徳という新しい波が打ち寄せている。……我々の教会や国の中で仕事をしているのはサタンだけであるように思える。今は悪魔が数多くの教会で礼拝堂を建てているように感じられる時,多くのクリスチャンが,自分勝手なゆがんだイメージのもとにキリスト教を作り上げようとする時である……

「イエスがばくち打ちや強奪者を教会から追い払い,み父の家は祈りの家であると言われた時,イエスは同じことがナイジェリアでも生じるとは少しもご存じなかった。このようにナイジェリアの教会は,金もうけの最大の企業となっており,それゆえにこそ,これほど多くの教会が雨後の竹の子のようにあちこちで姿を現わし,主導権を握るための戦いがこれほど多く行なわれているのである。教会は罪人たちの贖いの拠り所とみなされているが,もし教会が,教会に対して犯される以上の罪を自ら犯しているなら,だれが教会を贖うのであろうか」。

宣教師たちの「実績」

● キリスト教世界の宣教のための運動は,開発途上国の多くの部分でどのようにみなされているだろうか。ジンバブエの例があるが,同国のグエロ市の市長代理マバッサ・ジパンダンビラは,「キリストの教会」の会議の席上で演説を行ない,「ジンバブエにおけるキリスト教の宣教師たちの実績は,感銘を与えるとか清らかであるとは全く言い難い」と断言した。この政府当局者はカトリック教会の平信徒の説教者であり,キリスト教世界の宣教師たちは「信心深そうな顔をしながら,片手では大きな聖書,片手では植民地主義者の政治宣伝のパンフレットを巧みに使い」,そのようにして「植民地主義と帝国主義に道を開くための,汚らわしい,胸が悪くなるような役割を演じた」と説明した。

ごちそうに殺虫剤

● インド人は,「穀類,豆類,粉,油,野菜,果物,ミルク,バター,卵,魚,肉など,胃の中に入れるほとんどあらゆる物」の中に含まれている殺虫剤を危険なほど多量に摂取していると,インドのヒンズー紙は報告している。それに加え,「ラックナウにあるインド毒物学研究センター(ITRC)の研究は,循環する血液中だけでなく,母親の母乳の中にも出産後に採られた脊髄の血液中にもDDTが残留していることを明らかにしたが,これはDDTが胎児にも伝わっていることを示している」。ITRCはインド各地で生産された食物を分析し,その大部分に殺虫剤が残留していることを突き止めた。ヒンズー紙はこう説明している。「最も衝撃的なのは,ミルクと乳製品に関する状況である。サンプルの90%は,DDTの量が世界保健機関の定めた許容基準を上回っていた」。

核に対する不安

● 「米国の核海軍の父」と呼ばれることの多いハイマン・G・リックオーバーが最近退官した。議会での最終演説の中で,長い経験を持つこの軍人は国防省の廃止を提言し,核戦争は起こり得ると警告した。「人類は自滅するのではないかと思う。私は自分が果たしてきた役割を誇りとはしていない」とこの人は述べた。

毒物を好む

● ベトナム各地で植物を枯らすために用いられた悪名高い除草剤エージェント・オレンジを養分とするバクテリアが開発されている。米国イリノイ大学医学部の微生物学者アナンダ・チャクラバルティは,たとえ毒物が多量であったとしても,「このバクテリアは1週間で[エージェント・オレンジの主要な有毒成分]の98%までを除去する」と主張している。こうした人工的な毒物を破壊できるバクテリアの新しい変種を作り出すため,科学者たちは通常の土壌のバクテリアの養分を徐々に変え,その後代のものが有毒な化学物質だけを養分として生きられるようにした。他の有毒な化学物質を好むバクテリアの変種も今開発中である。

テレビで「羊毛を刈る人」

● 「カナダ,ラジオ-テレビ電気通信委員会」が,最近宗教関係のテレビおよびラジオ放送局全体の認可に関する公聴会を開いた際,テレビで福音を説く米国人に関するゴシップが発表された。トロント・スター紙の報道によると,一人の証人は「天からの呼び掛けに関する恐ろしい話を大げさに話し」,さらに同委員会に対して,「ここで幅をきかせている米国式の福音宣明者たちに電子時代の機械装置を用いさせ,被害を受けやすい老齢の人々から“お金を巻き上げる”ようなことをさせては」ならないと勧めた。この証人は,中東に2年間駐在して帰国したところ,年老いた自分の母親が「オラール・ロバーツ,イット・イズ・リトゥン社,アルバート・スローター,果てはビリー・グラハムからの」郵便物攻めにあっていたと説明している。そして「最も低劣なのはレックス・ハンバードのものだった」と述べ,「皆が皆,母のお金をねらっていた」と非難した。この証人は,これらのテレビ説教者たちが母親からお金を巻き上げようとして用いたコンピューターによる計略を幾つか話し,その後にオタワの弁護士が口を開いて,米国人の福音宣明者の策略を「道を外れた,詐欺すれすれの行為で,情緒的詐欺行為とみなして差し支えない」と評した。

日本人とアルコール

● 日本人の医師たちは最近,日本人がアルコールで非常に酔いやすく見える理由らしきものを発見した。東京大学の一教授はこう説明している。「欧米に比べると日本には比較的アルコール中毒者は少ない。それでも世界の他のどこよりも酔っ払いは多いのではないか」。この理由は,「平均的な日本人が,種類のいかんを問わず少量のアルコールで大変酔いやすい原因となっている人体の化学作用の相違に帰せられる」と,同教授は述べている。朝日イブニングニューズ紙によると,東京に近い筑波大学の研究者たちは,「日本人には特殊な2種類の酵素が備わっていないこと」を発見した。「欧米人の体はその酵素により,アルコールを分解して,後に急速に組織内に吸収される他の化学物質に変えることができ,そのために一定の時間内に,より多量のアルコールを消費でき,処理できるのである」。

冷点

● 世界最小の冷蔵庫が,米国カリフォルニア州のスタンフォード大学の一物理学者によって製造されたという。顕微鏡の載物ガラスほどの小さなガス器具が,コンピューターのマイクロ回路に蓄積される熱を冷却するために設計されている。それはコンピューターの微小なチップと同じ方法で作られた。「まずガス管,毛細管,ボイラーなどの部分の図面を描く」と,物理学者のウイリアム・A・リトルは説明している。この図面は写真によって薄いガラス板に写され,それが「ガラス上の冷蔵庫の“型”となる」。次いでその図面にそってガラスを腐食させ,浅い溝を作る。別のガラスの板を,溝が刻まれた板に接合すると,これらの溝は“管”になり,「そしてガスがこれらの管の中で膨張すると冷却作用を発揮する」と,リトルは述べている。サイエンス・ダイジェスト誌によると,「リトルの冷蔵庫は,液体窒素の温度に近い,華氏零下310度[摂氏零下190度]まで温度が下がる」とのことである。

「同性愛者のガン」

● 「同性愛者のガン ― 都市の同性愛者の中で広まる疫病」という見出しが,最近ニューヨークのブルックリン・ペーパー紙に掲載された。ニューヨーク大学医療センターのアルビン・フリードマン-キーン教授は,以前は同性愛者の間で珍しかったカポジ氏肉腫が現在流行していることに触れ,こう述べた。「これが疫病であることに疑問の余地はない。人類史上,ガンがこれほどの規模の疫病となった時代を私は思い出せない」。

この病気が主に同性愛者の中に見られるのはなぜだろうか。同紙は,この病気にむしばまれた人々に関するフリードマン-キーン博士のデータから明らかになった点に言及している。つまり「彼らには,硝酸アミル,硝酸ブチル,コカイン,アンフェタミン,マリファナなどの薬物を楽しみのために併用した経歴があり,加えて彼らの性の相手をした人は多数で,性関係を結んだ回数ははなはだしい数に上る」。このような接触によって同性愛者は一時に雑多な病気に冒されやすくなり,それが免疫性に影響を与えるのかもしれないと医療関係の権威者たちは考えている。フリードマン-キーン医師は乱交を行なう現代の生活様式を再吟味するよう忠告し,こう言明した。「現代社会では性道徳が緩和され,変化しているため,性革命全体が……カポジ氏肉腫の原因ともなっているのかもしれない」。

口答え

● 「黙れ!」 米国コネチカット州の一人の男の人は,自分が買った食料品の値段を女性の声で告げ終えたばかりのボックスに向かって冗談交じりにそう叫んだ。デジタル式の金銭登録器に取り付けられた,声を出すこのボックスは,客の反応を見定めるため米国の幾つかのスーパーマーケットでテストされている。この機械は小型のコンピューターにより,録音済みのミニテープを用いて,現金登録器が出す値段に関する情報を声に換えることができる。特に,操作が早い自動式走査金銭登録器の場合には,打ち込まれた各々の数字が正確かどうかを照合したいと考える客は少なくない。フランス語,スペイン語,ドイツ語などのコンピューター・チップも入手可能であると言われる。

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