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目ざめよ! 1982
目82 10/8 29–31ページ

世界展望

政教分離

● ギリシャの社会主義政権は,国家から見ればすべての宗教は同じであるとして,政教分離政策を推進しはじめた。同政府の目的はギリシャ正教会の役割を霊的なものだけに制限することにある。現在のところ,同教会は土地の所有と事業活動の規模において政府に次ぐ第二の地位にある。政府当局は,「利用されていない教会所有の土地をすべて」有効に用いることを計画している。同教会の財源の大半は,一般の寄付および結婚式・バプテスマ式・葬式などである。ロンドンで発行されているサンデー・テレグラフ紙はこう伝えている。「僧職者が民事婚のような改革に反対し,これを“売春や姦淫”と同列に置くことまでしているのは,キリスト教の伝統を守るというその表向きの主張のためではなく,これらの収入源を失うことに対する恐れからである,と批判的な人々は言う。しかし,教会の不人気は政治と深くかかわっていることにも大きな原因がある」。

人間より多いコンピューター

● コンピューターの台数は今年,歴史上初めて,人間の数を上回ることになろう。市場調査を行なうデータークエスト社と国際情報社は,1982年の末までにあらゆる大きさのコンピューターが総計50億台以上使用されることになろうと報告している。しかも,コンピューターは高性能化する一方である。ヒューリット-パッカード社コンピューター調査センターの所長ジョエル・S・ベルンバウムはこう語っている。「チェスをやらせれば100人中90人から95人を負かすことができる,あるいは大抵の医師より(時には心臓専門医より)も正確に心電図を読み取るプログラムを持つ,価格100㌦(約2万3,000円)の機械の出現を10年前に予想した人はまずいないであろう」。

ローマに呼ばれたイエズス会士

● 法王ヨハネ・パウロ2世は最近,イエズス会の指導者104人をローマに呼び寄せ,彼らと会合を持った。政治に関係して物議を醸すことが少なくないイエズス会士に対して法王は率直に,「逸脱行為をこれ以上許すことはできない」と語った。法王はさらに,イエズス会士が霊性を高める必要のあることも強調した。会議に出席したイエズス会の一指導者は次のように語った。「当修道会では『当面の問題に関与する』ことが大いに強調されてきたため,多くの修道会士は神学的に無知の状態にある。教皇の話の要旨は,イエズスのときから第二バチカン公会議までの間に起きた事柄についてイエズス会士はある程度のことを知っているべきであるというものである」。

ガスを放出する白アリ

● 白アリが他のどんな生物よりも多くのメタンガスと炭酸ガスを生成することを,最近ある生物学者が偶然に発見した。このようにして白アリは地球の大気の調整に重要な役割を果たしているのである。米国の国立大気調査センターに勤める生物学者パット・ジンママンがグアテマラで調査を行なっていたとき,これを発見した。実際には植物を燃やす際に出る気体について調査していたのであるが,好奇心から,プラスチックの袋を白アリの巣に掛け,それをガス収集器につないだ。これまで,大気中のメタンのほとんどは湿地の微生物が作り出すものと考えられていた。白アリの消化管の中にいる微生物が植物を分解して炭素にするのであるが,その際に副産物としてこれが生成されるのである。「白アリがガスを放出していることなどこれまで考えも及ばなかったことから,大気中の他の成分すべてについても誤りがあるのではないかという疑問がわいてくる」とジンママンは語った。

心臓病に役立つセッケン

● 10年にわたる研究の結果,硬水が使用されている地域では心臓病にかかる率の低いことが明らかになった。米国のテキサス州で最近行なわれた調査によれば,硬水が使用されている地域の住民は心臓発作で死ぬ率が25%も低い。また,血圧も血清コレステロール値も共に低い。ガルベストンにあるテキサス大学医学部のアール・ドーソン博士は,硬水中のカルシウムやマグネシウムの含有率の高いことが良い作用を及ぼしているものと考えている。ドーソン博士はこう報告している。「腸の中でカルシウムとマグネシウムが食物中の脂肪と結合し,セッケンが作られる。これは消化されないため,吸収されることがない」。こうして,吸収される脂肪の量が少なくなるのである。

軟水を使う地域に住む人々は自分の体を保護するためにどのようなことができるだろうか。そのような人々は毎日マグネシウムを60㍉㌘,カルシウムを100㍉㌘余分に摂取するようドーソン博士は勧めている。これは硬水を約1.9㍑飲むのに相当する。この発見について,サイエンス・ダイジェスト誌は次のように伝えた。「ドーソンの理論は少なからぬ衝撃を与えることであろう。カルシウムとマグネシウムを余分に摂取することにより,心臓病による死者は人口10万人につき10年間で100人少なくなるのである」。

教会の説教における神のみ名

● スリナムでも,他の土地におけると同様,教会は一般に神のみ名エホバを強調しない。しかし,いつでもそうであったわけではない。デ・バレ・テイド(真実の時)紙の記事を書いたローマ・カトリックの一司祭は,この国のプロテスタントの主要教派である福音派兄弟会が1892年に発行した説教本を発見したことを述べている。“ジュ・ネム・ム・デ・サンタ”(み名が清められますように)という題のこの本は,その年の各日曜日に行なわれた説教を収録したものである。その司祭は,この本の至るところで「エホバという語が幾度となく使用されている」ことを認めた。

水が不足した植物の出す音

● オーストラリアの一植物学者は,水が不足すると植物はカチッという音を立てることを発見した。ニューサウスウェールズ州,アルミデールにあるニューイングランド大学のジョン・ミルバーンは水不足の土地に生える植物の茎に特殊マイクロホンを取り付けた。その結果,茎や葉が土から水を吸い上げようとしても水を得ることができないと,植物はカチッ,カチッと音を立てることが判明した。この音は,植物の木質部 ― 茎にある水の通る細い“管”― の中で起きる震動によって発生する。水不足に強い植物ほどこの音が小さいことから,水分の少ない場所でもよく生長する作物を識別するのにこの発見が役立つものとこの植物学者は期待している。

ばか騒ぎが過ぎて死者が出る

● ブラジルのセテ・ケダス滝にかかる歩行者専用のつり橋が落ちたとき,50人ほどの人が橋の上にいた。この事故で,少なくとも40人の観光客がバラナ川の急流にのまれて死亡した。救助隊員の一人は次のように報告した。「それらの観光客はふざけて,橋をゆすっていた。すると,橋の丁度まん中で太綱<ケーブル>が切れ,人々が激流の中に落ちて行った」。死亡事故の起きた理由としては,ばか騒ぎ,定員オーバー,注意事項の無視が挙げられている。

女子神学生

● 神学校では女性の入学者が増えている。神学校で女性が男性を上回ったのは米国の教派の中では連合キリスト教会が最初であり,女性の占める割合は52%であった。かなりの数の女性の入学者を報告している団体としてはほかにも連合長老教会(32%),連合メソジスト教会(32%),アメリカバプテスト教会(29%)がある。

ノルウェーの波力発電所

● 海の波のエネルギーを利用するため,ノルウェーの技術者たちは風変わりな実験用発電施設を建造中である。US・マリタイム・マンスリー誌はこう伝えている。「海岸に近い,水深100フィート(約30㍍)の所に,レンズと呼ばれる水平の板を何枚も設置しておく。これによって波が寄せ集められ,高さ100フィートのうねりとなり,そのうねりが海岸に置かれている高さ300フィート(約90㍍)の狭い傾斜路めがけて押し寄せる。海水は貯水槽に集められた後,落下して海に戻るが,その際に発電機のタービンを回すのである」。技術者たちは波力を利用して最終的にはオスロの電力の4分の1を供給できるものと期待している。日本や他の国々も海の波を利用しようと試みているが,波を傾斜路に集める方法を採用したのはノルウェーが最初である。

ニュースの種になったヘビ

● 最近,スリランカのある法廷で,判事の座席の下から3匹のヘビが現われ,弁護士や訴訟関係者が命からがら逃げ出すという事件があった。チロウの町の満員の法廷は,判事が席に着く何分か前にヘビが現われたため,大騒ぎになった。警察が駆け付けたが,驚いたことには,ありづかの下にヘビの家族19匹が棲んでおり,卵も25個あった。

米国フロリダ州,グレインズビルに住む23歳の男の人がペットのニシキヘビに最近えさを与えていたところ,長さ4㍍のそのヘビがこの人の顔や頭に巻き付きはじめた。叫び声を聞き付けて二人の友人がかけ付けたが,何とペットのニシキヘビが飼い主の額に歯を突き刺し,口をあんぐり開けて正に頭を飲み込もうとしているところであった。激しい格闘の末,ヘビはやっとその力をゆるめた。今後ペットにえさをやるときは,腹をすかせたニシキヘビのえじきに自分がならないよう,二人の人にそばにいてもらうつもりだとこの人は言っている。

ストレス ― 発ガン要因?

● ストレスはガンの誘因として余り重視されてこなかった,とシアトルにある太平洋北西研究財団のバーノン・T・ライリー博士は報告している。ライリー博士はハツカネズミとサルを使った実験に基づいて,ストレスが病気と闘う免疫機構の働きを弱めることがあるものと考えている。「ストレスが動物にガンを引き起こすことはない。ストレスはガンが発生するのを許すのである」と同博士は語った。このことが人間にも当てはまるなら,ガンの予防策として緊張を緩和する手段を講じることができるとライリー博士は考えている。

消えゆくネパールの森林

● ネパール政府は,商業ベースの木材伐採に対する制限を強化しはじめた。過去30年間に同国の豊かな森林の大半が姿を消してしまったため,政府は厳しい戦いに直面している。インディア・トゥデー紙はこう伝えている。「1955年以来,ネパールの亜ヒマラヤ樹林の過半が消失してしまった。しかも,森林保護専門家によれば,人間の入り込むことのできる残りの森林も今世紀の末には絶滅してしまうという。『我々は既に回復不能のところに来てしまった。今日の努力はいずれも,危機の到来を何年か遅らせることに向けられているに過ぎない』と政府の一当局者は語っている」。森林を破壊すると,土壌の侵食その他の問題が生じる。地方の住民の大半は燃料を森から得ているため,まきが不足しはじめている。開発問題の専門家によれば,これは「ほとんどのネパール人にとって,十分の食物がないというだけでなく,食べ物を調理するためのまきまでが手に入らなくなる」ことを意味している。

今だになくならない肺結核の問題

● 世界保健機構の事務局長は,世界中の結核患者の数が増えていることを報告している。ハーフダン・マーラー博士は次のように語った。「ここ30年以上にわたり,優れた効き目の薬やワクチンが使用されており,肺結核は予防可能な病気となっている。しかし,開発途上国の大半において,流行病的状態は依然としてほとんど改善されていない。毎年,400万人から500万人の伝染性の強い結核の患者が出ており,結核による死者は少なくみても年間300万人に上る」。

世界一背の高い女性が死ぬ

● 中国大陸の中部にある湖南<フーナン>省に世界一背の高い17歳の少女がいたが,最近の北京の新聞によると,この少女は糖尿病のため亡くなった。少女はずっと成長を続けていたようである。死亡したときの身長は2㍍46㌢であった。

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