読者の声
バレエダンス
私は熱心なバレエダンサーです。ですから一人称の物語のように仕立てられた,「バレリーナとしての私の生涯とその美醜」(1983年5月8日号)という記事を読んだ時に本当に腹が立ちました。あのようにバレエをけなすなんて,ずうずうしいのもいいところです! まるでバレエが苦しみや失意やざ折感の伴う,間違いだらけのもののように書いていますね。優れた芸術をこのように侮辱するとは破廉恥としか言いようがありません!
K・F(15歳)ドイツ
バレエが美しい芸術であるということについては,わたしたちもあなたや筆者と同じ意見です。それは「目ざめよ!」誌のあの記事の中にも示されていたと思います。しかし,筆者は,バレエダンスそのものではなく,生活のどんな分野にでも見られる利己的な人々が引き起こす,プロのバレエダンスの消極的な面も指摘しています。筆者の女性は,プロのバレエダンスには美しいとばかり言えない面があることを示したのです。あなたも,もう少し人生経験を積まれると,その真実さに気づかれるようになるでしょう。―編集者。
学習上の問題
私は「学習上の問題」(1983年8月8日号)に関するすばらしい記事に感謝したくてお手紙を書いています。私には9歳になる男の子がいますが,この子がこの問題を持っており,その上に活動過多でもありますので,あの記事を読んで本当に元気づけられました。一般の人たちはとても冷淡で,いたずらっ子とか,しつけの悪い子,というレッテルを子供にはります。これからは,私のようなお母さん方や,私の息子のような子供たちが,ほかの人たちからもっと思いやりをもって見ていただけるよう希望しています。もし子供たちに身体上の欠陥があるのなら,私たちはもっとよく理解してもらえるだろうと思います。
J・S ウェールズ
「学習上の問題」に関するすばらしい記事を本当にありがとうございました。「あなたの息子はひどいなまけ者」とか,「あなたの息子は役立たず」などと言われながら何年も闘ってきましたが,ついに理解者を得ました。
R・P 英国
「学習上の問題」に関する記事を読んだ時に感じた喜びは,どう表現してよいか分からないほどです。7年という長い間ある問題に気づいてはいましたが,それがどういうものなのか,どのように対処すればよいのか分からないでいました。息子の先生に会って息子に問題があることを話すことになっていた朝,私は座って「目ざめよ!」誌を読みました。そして唖然としました。それはまるで息子のことが書かれているような記事だったのです。私はその記事を持って相談に行きました。息子の問題を説明することができたのはその時が初めてでした。問題点とその理由が分かったのです。ですから助けを得ることができました。今度こそ先生も私も,息子を十分に理解する方向に進むことができたように思います。本当にありがとうございました。
A・C ドイツ
「学習上の問題」に関する記事を本当にありがとうございました。つい最近,5歳の息子が学習困難症であることに気づいたばかりの時でしたので,私も家族も大変助かりました。あの記事を読んで,自分ではどうにもならない問題を持つ息子にもっと理解と同情を示してやらなければならないことが分かりました。学習上の問題を持つ子供を抱える家族にとってとてもためになりますので,今後もこの問題に関する記事を引き続き掲載していただきたいと思います。
J・T 米国オハイオ州