読者の声
コカイン,危険な麻薬?
「コカイン ― 危険な麻薬,それとも害のない気晴らし?」(1983年11月8日号)という記事を掲載してくださったことを感謝いたします。コカインの使用そのものの問題だけでなく,コカイン中毒の兆候や,「人をとりこにする」この麻薬を1度でも使用することの危険についても,全くの真実を伝えたこのような実際的な記事を読んだのは初めてです。私は以前コカインの中毒者で,売人でした。ですからもっと多くの人がこの記事から教訓を得ていただきたいと思わずにはいられません。
K・D 米国カリフォルニア州
「コカイン」に関する記事に感謝いたします。主人はコカイン中毒にかかり,1年半ほど前に,3人の子供と私を置いて家を出て行きました。今のところ主人の生活は破滅に近い状態にあります。この記事を読んで本当にその通りだと思いました。この記事が主人に希望を持たせる助けになることを願っています。この問題については,見つかる限りのあらゆる記事を読んでみました。その中でもこの記事は一番良かったと思います。さまざまな事実が取り上げられていましたし,洞察力があります。
J・S 米国イリノイ州
テレビゲーム
テレビゲームについての記事(1983年12月8日号)をありがとうございました。子供たちと一緒に読み終えたところです。……それで子供たちは,テレビゲームに行きなさいと言ってお父さんが25㌣くれるなら,「家族が一緒に楽しむ娯楽のための資金」にしましょう,とお父さんに言うことにしました。その資金は増えますし,家族ぐるみの健全な活動を推し進めるのに使えます。
L・K 米国マサチューセッツ州
息子と私は大きな関心を抱いて暴力的なテレビゲームに関する記事を読みました。“撃ち落とせ”式のゲームはありませんでしたが,手持ちのゲームもやはり精神的,感情的,身体的,それに霊的に大変好ましくないことが分かりました。しかもそれらはいいゲームだったのです! そのようなゲームをしていてどういうことがあったか一例をお話ししましょう。ある晩のこと私はテニスに似たゲームをしていました。赤ちゃんが泣き始めましたが,息子が守をしていてくれるはずだったので,私は大変腹を立てて息子に悪態をつきました。以前はよく汚い言葉を口にしていましたが,10年以上もそれをやめていたのです。このことから私は,主人が常々,こういうゲームをするようになってから私と息子が攻撃的で利己的な人間に変わってきていると言っていたのに気づきました。それで私たちはゲーム機とテープをみな一緒に売ってしまいました。そして1週間もたたないうちに私たち3人は,家族の間の様子がすっかり変わったことに気づきました。私たちは再び,互いに愛し,気遣い,物事を一緒に行なう家族に戻っていました。少しドラマチックにすぎるように思えるかもしれませんが,でも本当のことなのです。
B・S 米国メリーランド州
わたしたちはこれらの記事(1983年2月8日号,1983年12月8日号)を掲載する際に,テレビゲームそのものがみな危険なものであるとか,ゲームセンターの環境はどこでもみな非常に悪いということを示唆するつもりはありませんでした。しかし,自分の霊的また道徳的規準を守ることに関心のある人々ならば避けたいと思うような不健全な環境がゲームセンターに見られる場合は非常に多いと考えています。さらに,暴力的なゲームの不健全な影響ばかりでなく,ある人々は電子ゲームそのものの魅力のとりこになることがあります。そうなると上記の手紙が示しているような望ましくない結果を招きます。こうした理由からわたしたちはこの問題に関して注意すべき事柄を掲載しました。―編集者。