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  • どうして聖書を読む必要があるのですか
  • 目ざめよ! 1984
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目ざめよ! 1984
目84 6/22 9–11ページ

どうして聖書を読む必要があるのですか

これはもっともな質問です。ある人はこの問いに答えて,どんな本にせよ,人はなぜ本を読むのでしょうか,と尋ねるかもしれません。それは恐らく,楽しむためかまたは知識を得るため,あるいはその両方の理由で読むのでしょう。聖書を読むことについても同じことが言えます。

「優れた文学作品」は読んで非常に楽しいものです。聖書もこの範ちゅうに入れられることがあります。文学作品を読んで楽しむことに関心のある人は,定評ある作家の作品を読むことによってその楽しみを見いだすことができます。まして一般に本の中の本として知られているものを読めば,その楽しみはいっそう大きなものになります。

それに,人物を扱った物語を読むのは興味深いものです。聖書にはその種の物語がたくさんあります。また,聖書に収められている個々の人物に関する記録は,どうすれば意義のある幸福な生活が送れるかについて,貴重な,そして実際的な情報を与えてくれます。

聖書はまた知識を与えてくれます。世界最古の歴史書ですから,わたしたちの遠い昔の先祖について,またその先祖たちの習慣や風習や宗教信条などについて教えてくれます。すべての人間に影響を及ぼしたさまざまな出来事に関する情報も提供しています。

しかし聖書は正確でしょうか。この場合にもある人は答えとして,どんな本にせよ,人はその本の正確さをどのようにして見定めるでしょうか,と尋ねるかもしれません。それを見定めるにはまず,その本の内容を正確に知ることです。そのようにして初めて,その本に真理の響きがあるかどうかを知ることができ,人の意見に頼ることなく自分自身の結論を引き出すことができます。しかし,聖書全体 ― 66冊,1,189章,3万1,000節以上から成る書物 ― を読破した人が果たしてどれほどいるでしょうか。あなたはいかがですか。

聖書の大きさだけを見て肝をつぶさないでください。全巻を一気に読もうとしなくてもよいのです。聖書は1冊の大きな本ではなく,66冊の小さな本を集めたものであることを忘れないでください。どこから読み始めても構いません。福音書から始めてもよいでしょう。読み始めたら,定期的に読むように自分を訓練します。そのための援助としてエホバの証人は例えば一つの予定表を作りました。その予定表に従って毎週聖書の特定の部分を読み,それから週ごとに開かれる集会の一つでその部分の目立った点を幾つか取り上げて検討します。あなたも,聖書を定期的に読むためのその予定表から益を受けることができます。その朗読は,毎日数分を要するにすぎませんが,「ほかの人々が聖書について感じたこと」という題の囲み記事にあるような結論に到達する助けになることでしょう。

エホバの証人は,そうした言葉にも共感を覚えますが,それ以上のことも感じています。つまり,聖書は創造者がご自身と,人間に対するご自身の目的とを啓示された本であると考えています。あなたは違う意見をお持ちかもしれません。しかし,もしエホバの証人の主張が正当な根拠のあるものであるとすれば,聖書を読んで神があなたに対して何を言おうとしておられるかを知ることがいかに重要であるかを考えてみてください。

もしかしたらあなたは,エホバの証人がどのようにしてその確信に到達したかを知りたいと思われるかもしれません。その場合には,エホバの証人または本誌の発行者から,「聖書は本当に神のことばですか」という本を求めてお読みになることをお勧めします。

最大の益を得る

大体の背景的知識を得るために,あるいは「優れた文学作品」を楽しむために聖書を読むのは有益です。しかし,聖書が与える助言を受け入れ,聖書が示す優れた行動規準に従って生きることは,それ以上に有益です。以下は,本誌の発行者に寄せられた手紙の抜粋ですが,これらの手紙がその点をいかによく証明しているかをご覧ください。

「私はひどい麻薬中毒にかかっていたので,自分の自由になるお金では必要を十分にまかなうことができませんでした。そこで,別の方法でお金を手に入れなければなりませんでしたが,そのために私は刑務所に入れられるはめになりました。……刑務所に入ってからは,聖書についてもっとよく学ぶ決意をし,後ほど定期的な聖書研究をすることにさえ同意しました。そのお陰で私は以前の生き方を忘れ,多くの有害な習慣から解放されました」― W・G。

「[聖書を読んで]学んだ事柄はすべて論理的で明確でした。かなりの間私の心に重くのしかかっていた幾つかの問題についての知識を得ることができました。空虚だった私の思いは有益な考えで満たされました。聖書は人生の目的や,物の考え方を変える方法を教えてくれました」― R・K。

「私は,ひとりの真の神が存在するか,あるいは神というものは全く存在しないかのどちらかだ,と考えていました。もし存在しないのであれば,自分の好きなように生きてゆけばよいわけです。しかし,まずよく調べて,後悔することがないようにしたいと思いました。聖書を勉強することから正しい決定を下す助けが得られることを期待しました」。聖書研究は希望通り助けになったようです。というのはこの若い女性は,時々「駐車場で聖書を20分間勉強しますが」,そういうときには「その週ずっと元気で」過ごすことができますと言ったからです。そして最後に,「今では以前よりもずっと豊かで,より満足のいく,そしてより平衡のとれた生活を送っています」と述べています。―I・K。

聖書は有益な情報と賢明な助言で満ちている,読んで楽しい本にすぎないとあなたはお考えかもしれません。あるいは,聖書は神からの賜物で人間を導き,啓発するためのものであるとお考えかもしれません。いずれにせよ,聖書を読むのはあなたにとって有益です。わたしたちは聖書を読むことをお勧めします。聖書を読んであなたが経験なさることは恐らく,どうして聖書を読む必要があるのですか,という質問に対する一番良い答えとなることでしょう。

[9ページの囲み記事]

聖書と呼ばれるこの驚嘆すべき本

こんな本がほかにあるでしょうか

― 三つの大陸の数か国に住む40人ほどの人により,1,600年にわたって書かれた本

― 世界の最高峰をゆく芸術,文学,音楽,建築のあるものに影響を与え,法律に対しても大きな影響を与えた本

― 人間が発見し利用するようになった科学的真理を,それより何世紀も前に述べていた本

― 幾百ものすでに成就した預言や現在成就しつつある預言が収められている本

この本にはもっと学ぶ価値があるのではないでしょうか

[10ページの囲み記事]

ほかの人々が聖書について感じたこと

「聖書は,これまでに出版された他の全部の本と同等の価値がある」― パトリック・ヘンリー,米国の政治家

「聖書は理解すればするほどすばらしいものになると私は確信している。文化や科学は発展を続けるがよかろう。知力も進歩するがよい。しかし,福音書の中で光り輝くキリスト教の崇高さと徳育を凌駕することは決してないであろう」― ヨハン・ウォルフガング・フォン・ゲーテ,ドイツの作家

「聖書には,信頼の置けることを示す確実な証拠が,世俗のどんな歴史書よりも多く見られる」― アイザック・ニュートン卿,英国の科学者

「……人類史上最も影響力のある本の集大成と言えよう。聖書の内容についてどのような見解を持っていようと,聖書が西洋文化の発展,および多くの東洋文化の進展に果たした役割ゆえに,聖書の文学と歴史に多少なりとも通じていることが,教育のある人間には欠くことのできないしるしとなっている」― ブリタニカ百科事典(英文)

「聖書は古今を通じ,また将来においても世界で最も優れた本である。なぜなら,正直で忠実な人間であろうとする人ならだれもが導きにすることのできる,最も優れた教訓を与えるからである」― チャールズ・ディケンズ,英国の作家

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聖書を読むことからもっと多くの益を得ましょう

せっかく聖書を読み始めた ― もしかしたらこれを何度も繰り返したかもしれない ― のに,読んだことが理解できなくてまたやめてしまっているでしょうか。そうでしたら,次の提案は役に立つかもしれません。

1. 信頼できる現代語訳を選ぶ。

2. 良い辞書を手元に置いて,知らない言葉をすべて調べる。

3. 聖書辞典や地図で人名や地名を確かめる。

4. 読みながら,これは自分にどう当てはまるだろうか,この資料からわたしは個人的に何を学ぶことができるだろうか,と自問してみる。

5. 読んだことを黙想する。他の人たちと論じ合うことができればさらに良い。

多くの聖書読者は,これらの点を念頭に置いて聖書を読むとき,より多くの知識が得られるばかりでなく,楽しさも一段と増すことを知りました。

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