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  • 初期クリスチャンのバプテスマ
  • 教会への忠節か,国家への忠節か
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  • 世界の飲酒問題
  • 輸血に伴う危険
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目ざめよ! 1984
目84 10/8 29–31ページ

世界展望

カトリック紙がエホバの証人をほめる

● パドバにあるカトリックの聖アントニオ・バシリカ聖堂が発行しているイタリア語の定期刊行物,「イル・メッサジェーロ・ディ・サンタントニオ」はエホバの証人についてこう述べた。「全世界を『エホバの王国』に変えようとするその意志力,熱心さ,意志は確かに称賛に値する」。同紙は,『老齢と病気で戸別にエホバについての証しができないために,会衆内の兄弟たちが留守の家に置いていく手紙を1日に2時間書く老婦人』の例を取り上げている。そして,そのような専心は,「確かにひとつの手本であり,とりわけ我々クリスチャンのもろい懐疑的な信仰について考えさせられる」と付け加えている。

初期クリスチャンのバプテスマ

● 多くの宗教では,水に完全に浸すバプテスマではなく,水を振り掛けるバプテスマの儀式を行なっている。初期クリスチャンはどのようなバプテスマを行なったのだろうか。イタリアはルキナのサンロレンツォにあるカトリックの教会堂の地下納骨場で,考古学者たちが最近,西暦2世紀にさかのぼる,内側に大理石を張った円形の水盤を発見したことをイル・テンポ紙は伝えている。学者たちによると,このプールは,西暦1世紀のクリスチャンたちが,新しい信者を水中に浸してバプテスマを施すために用いたものだという。

教会への忠節か,国家への忠節か

● 「バチカン当局は,幾つかの国の政府がローマ・カトリック教徒を同教会への忠節から引き離す努力をしていると見て憂慮の念を深めている」と,パリのインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は伝えている。この記事によると,法王は中国におけるローマ・カトリック教会の立場に関し「深く憂慮して」いる。なぜなら,「唯一の合法的な崇拝が行なわれている教会というのが,愛国教会として知られる組織の管理下にあり,その教会が,法王の権威を公に否定し,バチカンが1949年以来行なってきたことをすべて否定している叙任された司祭たちによって運営されている」からである。その記事は中国,ベトナム,チェコスロバキア,アルバニアに言及し,法王の次のような言葉を引用している。「彼らは法王庁とのつながりを断った教会を作ろうとしている。……まったく独立して自分たちの信仰を実践できると考えているのだ」。

信仰を実践しないスペインのカトリック教徒

● スペインには信教の自由があるが,教会に行く人はごく少数にすぎない。スペインのエル・パイス紙の伝えるところによると,スペインの人口の95%はカトリック教徒としてバプテスマを受けているが,1982年の統計に基づいた研究によれば,宗教を実践している人は32.5%にすぎず,日曜のミサに出席する人は減少の傾向にある。

売春婦の「権利」

● 近ごろは,ありとあらゆる種類の団体が「権利」を要求するが,「イゼベルの友」と呼ばれるカナダ人の一団体が売春の合法化を求めて闘っている。トロント・スター紙が伝えるところによると,カナダで最も抑圧された少数派であると主張する彼女たちは,『カナダ憲法の下で売春を合法的な企業にするための権利を闘い取る』と言っている。「わたしたちは1980年代の社会のきらわれ者である。わたしたちは,売春婦を路上のくず同然にみなさない社会,一人の人間として認めてくれる社会を望む」と,この組織を設立した一人の売春婦は述べた。

動物の葬式

● 東京郊外のある禅寺では,毎日のように動物の葬式が行なわれている。ニュージーランドのオークランド・スター紙によると,その動物の葬式は,「仏陀の臨在を求める鐘の音から始まり,頭をそった僧侶が読経をする。柔らかい毛の白色のペキニーズの魂は,涅槃への長い旅を始める」。大僧正はこう語った。「仏教では,命あるものみな悟りの境地に至ることができる。動物のために行なう葬式は,人間の葬式と同じようなものである」。この寺では毎年約1万匹の動物を火葬にしており,各グループごとに簡単な葬式を行なっている。ペットの葬式は「お金もうけのための」副業となっている。余分にお金を払えば特製のロッカーが使える。ある婦人は,より高価な,目の高さのロッカーは使わないことにした。「愛犬がネコの隣にいることを望まなかったからである」。

飢える難民たち

● 「ジンバブエの当局者の話しによると,過去数か月間に10万人ほどのモザンビーク人がジンバブエの北部と東部の国境付近に集まって来ており,かなりの人々が飢えている」と,ニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。そして,この流入の原因は,アフリカの深刻な干ばつと反逆者による暴力行為である,とも述べている。栄養失調のさまざまな兆候が見られる。腹部は膨れ上がり,蛋白質が不足している証拠に頭髪は赤くなり,ビタミンA欠乏のため目が見えない。ムカサでは毎日5ないし7人が死亡しているといわれる。難民の一家族は120㌔歩き,その状況をこのように説明した。「あちこちの村の人たちがわたしたちと一緒に来たかったのだが,衰弱し過ぎていた。もし村を出なかったなら,わたしたちもそこで死ぬことになっただろう」。

たばこの害

● 喫煙の別の害がニュースになっている。その費用である。コンピューター科学の権威者ドン・ショーネシーは,1日に1箱のたばこを節約し,そのお金をきちんと銀行に預金して複利がつくようにすれば,預金高は40年以内に28万2,707.83㌦になると計算している。それに加え,「たばこを吸わない人のほうが生命保険の掛け金は少なくとも50%安い」とも述べている。

「貧しい人のタクシー」

● インドネシアのジャカルタでは,ベチャ,つまり輪タクが貧しい人のタクシーと呼ばれている。しかし,それも間もなく営業できなくなる。なぜなら,1984年2月26日付のニューヨーク・タイムズ紙によると,「輪タクはジャカルタの交通混雑を招き,この町の現代的なイメージにそぐわない,と市役所が主張している」からだ。ベチャの処理場には,押収された輪タクが既に幾千台もあり,次の取り締りの際には約1万6,000台が押収される。しかし,8,000台は今年の残りの期間営業することが許されている。悠長なこのベチャの利点は,静かで安く,維持が簡便で公害を出さないことにある。これが使われなくなると,それで生計を立てている幾万人もの運転者やその家族にとって経済的な問題が生じる。このベチャに取って代わるのが,バイアイ,つまりタクシーよりもまだ安い,原動機付きの3輪のスクーターである。

テレビと運転者

● 「年若い運転者たちがテレビから学ぶものは死をもたらすことがある」と,モーターランド・マガジン誌は述べている。あるテレビ番組は,猛烈なスピードで追跡したり,手に汗握る衝突があっても,「主人公は無傷でその場を立ち去る」ような場面を特色としている。その記事はさらに,米国では十代の死因の第1位が交通事故であることを考えると,「事実のほうは愉快なものではない」,と付け加えている。「スピードの出し過ぎと無茶な運転で毎日数多くの犠牲者が出ている」。

ペットによる害

● JAMA(アメリカ医師会ジャーナル誌)は,「予防措置を構じないと,家で飼っているペットが,健康に有害」となるかもしれないと述べている。「動物にかまれたり,引っかかれたり,ノミにたかられたり,顔をくっつけてかわいがったりするだけで病気になり,死ぬことさえある」とその記事は述べている。一人の婦人は自分の飼っていた病気のネコから肺炎にかかり死亡した。10歳になる少女は飼っていたネコの引っかいた傷から病気になった。そのネコは,病気のノネズミか,そのネズミにたかっていたノミから病気をうつされたようである。サナダムシはイヌから人間の体に侵入することがある。したがって注意が必要である,と同誌は警告している。

世界の飲酒問題

● 「全世界が飲酒の問題を抱えている」と,オーストラリア,メルボルン市の「ザ・サン」紙は述べている。世界全体のビールの生産高は過去20年間に124%上昇し,蒸留酒は60%以上,ワインは20%上昇した。加えて,アルコールの生産量はアジアで過去20年間に500%,アフリカで400%,中南米で200%増加している。

●ソ連では,一警察署長がこう述べている。「殺人の65%,襲撃事件の71%,婦女暴行の63%,乱暴な行為の90%,鉄道事故の53%,交通事故全体の4分の1」は「胃の中に少量のアルコールが入っていたこと」に起因する。

● 工業国の生活水準が高いために,飲酒が可能になり,不景気になったり,失業したりすると,多くの人が酒に頼ると報告されている。そのために,肝硬変,精神異常,交通事故死,犯罪などの悪い結果が生じている。

● ヨークシャー・ポスト紙によると英国では,「溺死の単一の原因としては現在アルコールが最大のもの」で,1982年中に届け出のあった516件の溺死事故のうち4分の1はアルコールが関係していた。

輸血に伴う危険

● 米国ロサンゼルス郡のUSC医療センターに属する病理学者のアイラ・シュルマンは,「輸血を通してマラリアが伝染することはまれである」と述べているが,1982年には九つの症例が報告されている。マラリアの多い地域の献血者はこの病気をうつす可能性がある。バイロン・マイレ博士の言葉によると,血液銀行は自発的献血者に頼っており,最善のことを行なっているにもかかわらず,「肝炎,マラリア,他の種類の伝染病にかかる危険は絶えずある。血液が処方される度に,それが病気を生み出す何らかの可能性がある」。

カエルのニュース

● 自分の胃の中で卵をかえすカエルは既に絶滅したとみなされていたが,オーストラリア,ブリスベーンの1,200㌔北の地点でそのカエルが「再び発見された」と,パリのインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は伝えている。それによると,このカエルに科学的な関心が向けられてきたのは,胃の中でかえされる卵が「消化液の害を受けないと思われる」からである。「カエルの消化器官の塩酸や他の酵素の破壊的な影響を何かが阻んでいるに違いない」,そしてそのような物質は人間の潰瘍の治療に価値があるかもしれない,と科学者たちは考えている。

催眠術は信頼できるか

● 「弁護士も警察官も証人の記憶を呼び覚ますために催眠術を頻繁に用いるが,新しい研究は,これが助けになるよりも害を与える可能性のあることを示している」と,サイエンス・ダイジェスト誌は伝えている。平凡な物体を描いた60枚の絵を思い起こすように言われたとき,催眠術をかけられた被験者は,催眠術をかけられなかった人々よりも誤りが多かった。「催眠術にかけられた思いは,実際には鮮明な想像の産物にすぎないものを思い出させるのではないか,と科学者たちは推測している」と,その記事にはある。

1万2,900㌔のケーブル

● アジア大陸,アフリカ大陸,ヨーロッパ大陸を結ぶケーブルが計画されている。それは八つの部分から成り,「インドネシア・スリランカ・ジブチ・サウジアラビア・エジプト・イタリアを経由してシンガポールとフランスを結ぶ」ことになっている,とパリのインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は伝えている。長さ1万2,900㌔のこのケーブルは世界でも最長の海底ケーブルの部類に入り,4億800万㌦(約979億2,000万円)の費用がかかるとみられている。21の会社がこの計画に関する協定に署名した。1986年の初めには,使えるようになる計画である。

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