読者の声
活動過多の子供たち
「うちの子は活動過多だろうか」(1984年9月8日号)という記事をありがとうございました。活動過多の症状を説明した囲み記事(23ページ)を活用し,主人にも当てはめてみました。主人がそれを読んでから,わたしたちは毎日の食物から砂糖を減らすことにしました。主人はコーヒーもやめました。三日後に主人は,前よりも気分がさわやかだと言いました。主人の気分が前よりもずっと落ち着いてきたことは私にも分かります。
B・H 米国オクラホマ州
ごきぶり退治
私は今61歳で,18歳の時からごきぶり退治を専門に行なってきた者です。最近行なわれた大会のプログラムで,「目ざめよ!」誌の1972年11月22日号(日本語版,1973年4月22日号)に出ていた,ごきぶり退治に硼酸を使うことを勧めた記事のことが話されました。あの記事が出た後,硼酸の使用とそれに伴う多くの危険についての情報が数多く出版物に載りました。オハイオ州のクリーブランドで発行された「ペスト・コントロール・テクノロジー」の1982年11月号を同封しますのでご覧ください。
D・R 米国カンザス州
その出版物にはM・S・クライシの記事が掲載されています。その内容は次のようなものです。「硼酸は,比較すると,大人より子供に対する場合のほうが毒性がずっと強い。よちよち歩きの子供がいる屋内でこの化学物質を使う場合は,家人や害虫退治の業者はこの点に留意しなければならない」。同記事はまた,C・ブルークやT・ボッグスの報告を引用して次のように述べています。「硼酸にしろ硼砂にしろ,一般に全く無害と考えられている量を使っても,重い症状や死をもたらすほどの毒性を発揮する。硼酸は幾つかの異なるルートによって急速に吸収され,致命的な量が吸収されるまでは症状がごく軽いので,特に油断がならない」。この情報を読者にお伝えできるのはうれしいことです。―編集者。
悪魔の存在を信じる
悪魔という観念は単に悪を擬人化しただけのものではありません。それは,宗教家たちが,自分自身の行ないに対する責任をあくまでも回避しようとする努力でもあります。その証拠に,あなた方はドイツにあったナチの死の収容所の写真を用いています。(「目ざめよ!」誌,1984年9月8日号)人々よりも悪魔のせいにし,時にはこじつけて,クリスチャンとして,あるいはキリスト教全体として,そうした出来事の責任を逃れようとしています。我々は個人としても組織としても,「悪魔がさせたのだ」と言って自分の責任を言い逃れることはできません。
J・S 米国ノース・ダコタ州
「目ざめよ!」誌のその記事は,悪を行なった人間の責任を解除しようとしているのではなく,むしろすべての悪の元凶は悪魔サタンで,邪悪な人間は悪魔の望む事柄を進んで行なったということを示そうとしているのです。悪魔の存在に目をつぶることは,悪の真の原因を無視することです。エホバの証人は,真のキリスト教によってではなく,悪魔サタンに用いられている背教したキリスト教によって加えられるあくどい迫害についてはよく知っています。それでも,自分自身の悪行を悪魔のせいにして言い逃れようとするのは,だれの場合でも正しくないというご意見には同感です。―編集者。