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  • 目ざめよ! 1985
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目ざめよ! 1985
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家族の対話が失われているのはなぜか

英領港町シンガポールの建設者,スタンフォード・ラッフルズ卿の時代には,ロンドンへ送った急送公文書の返事をもらうのに丸1年待つのは別に珍しいことではありませんでした。といってもそれは19世紀の話です。今日では通信衛星という驚嘆すべきものがあって,地球上のほとんどどの場所とも即座に交信することができます。

しかし皮肉なことに,別の大陸の人とは容易に通信できるのに,自分の家族の者たちとの対話となると,うまくいかない場合が少なくありません。離婚率の急速な上昇は,この事実を裏付ける動かしがたい証拠と言えます。ですから,「幸福な」夫婦と「不幸な」夫婦について調査を行なった研究者たちが,「うまくいっていない結婚生活でいちばん必要なのは,多くの場合,夫婦間の対話のより良い方法を見つけることである」と結論しているのも不思議ではありません。しかし本当に話し合う,つまりある辞書が定義しているように,「精神的に,また霊的に奥深いところまで」親しく話し合う家族がどれほどあるでしょうか。お互いの考えが通じ合うようなことはほとんどなくなり,ましてや心の触れ合いはもっと少なくなりました。それにしてもなぜこのようなことになったのでしょうか。

失われた対話: その原因

家族生活の質を低下させる不利な要素はたくさんあります。工業化が進む以前には,「仕事」は多かれ少なかれ家族ぐるみで行なうものでしたが,現在ではこの点が変化しています。世界のほとんどどこでも,父親は生計を立てるために家庭の外で長時間働かなければなりません。世界経済が落ち込んだために,夫と同じように働かざるをえない妻もたくさんいます。子供たちは子守に預けられるか,あるいはほうっておかれる場合が少なくありません。学校は子供の教育を一手に引き受けています。しかし,かつては子供を教育する主な責任は親にありました。通信の大幅な改善に寄与してきたその同じ科学技術が,時に家族生活を弱体化させる働きをしてきました。

ラジオ,テレビ,ステレオ,ビデオ,テレビ・ゲームなどなかった時代には,家族は語り合って時間を過ごしたものですが,今はそのような機械装置があふれているために,一部の家族は会話の術をほとんど失った状態にあります。「テレビと行動」と題する国立精神衛生研究所(米国)の報告書は,「暖炉のそばや食卓が一家団らんの場であったが,今ではテレビの前に集まるようになっているようだ」と述べています。とりわけ気にかかるのは,米国では,「家族が家で,起きている時間の半分をテレビを見て過ごす」という調査結果です。多くの家庭で,テレビをつけると家族のスイッチが切れ,会話が非常に少なくなるのは悲劇とも言える事実なのです。

そのことからどんな結果が生まれるでしょうか。家族生活は浅薄なものになります。連帯感は薄れ,家族の成員は必然的に疎遠になっていきます。しかし家族が一致し,理解と愛のきずなで結ばれているためには,思いと心が通じ合っていなければなりません。そのような通じ合いのある家族は,問題の多い緊張した社会の圧力に耐えるよう互いを強めることができます。それにしてもどうすれば家族でそのような親密さを培うことができるでしょうか。そのことについては各方面からたくさんの忠告が与えられています。しかし最善の忠告を与えているのは,現存する最古の本 ― 聖書です。では,聖書の原則に従えばどんな効果があるか,幾つかの例を考えてみましょう。

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