ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目85 12/22 29–30ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1985
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • ポルノと婦女暴行
  • ショッキングな調査
  • “飲み騒ぐ世界”
  • 世界的水不足
  • 地震を生き残った幼児たち
  • 「恐怖を抱いて設計する」
  • 悪い交わり
  • 若者とたばこ
  • ただ一つの合法的な建物
  • 絶対必要な薬品
  • 吸入器の乱用
  • ポルノがもたらす害
    目ざめよ! 2003
  • ポルノ ― 無害? それとも有害?
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2013
  • どうすればポルノを避けられるだろう
    目ざめよ! 2007
  • ポルノは危険?
    若い人は尋ねる
もっと見る
目ざめよ! 1985
目85 12/22 29–30ページ

世界展望

ポルノと婦女暴行

最近行なわれた,米国の連邦ポルノ対策委員会の公聴会での証言で明らかにされたところによると,アメリカの女性にとって婦女暴行は,多くの人が考えている以上によくある経験になっている。研究者たちはまた,暴力ポルノが婦女暴行を助長する一因となっていることを証言した。“テレビの暴力番組に関する全国連合”の委員の一人で,「ポルノに反対する女性」を代表するエベリナ・ケーンは次のように述べた。「わたしたちのところにやって来た女性の大部分は,たたきのめされたうえ性的暴行を受けた女性たちで,ポルノがそうした暴行の原因になっていた」。ウィスコンシン大学のエドワード・ドナシュタイン教授による調査の結果,暴力ポルノや,暴力が売り物の人気恐怖映画,性とは無関係に女性に対して暴力を振るう場面を見せる映画などを見たあと,婦女に暴行を働いてやろうという学生たちの気持ちは一層強くなることが分かった。

ショッキングな調査

「家族計画の見込み」に掲載されたある調査の結果,20代の未婚女性のうち,性的に乱脈な生活を送っている女性が大きな割合を占めていることが明らかになった。米国のアラスカとハワイを除く48の州で行なわれたその調査によると,調査の対象になった1,314名の女性の82%が性交を経験したことがあり,53%は,調査が実際に進行していた月の間に性関係を持ったことを認めた。

“飲み騒ぐ世界”

国際労働機関(ILO)は,カナダのグローブ・アンド・メール紙上で,「世界は飲み騒いでいる」と述べている。その記事の示すところによると,アルコール飲料の消費量は多くの国で確実に増加している。その世界的増加を示す統計を見ると,「20年余り」の期間に,「世界のぶどう酒消費量は20%増加し,蒸留酒は50%,ビールは124%増加している」。同調査はまた,毎年の一人当たりの消費量は,「フランスが,ぶどう酒86㍑,ビール44㍑,蒸留酒5㍑と,トップを占めている」ことを明らかにした。純粋のアルコールの摂取量においては,イタリア,スペイン,ポルトガルがフランスに次ぐ。カナダは16位で,ノルウェーは最下位であった。

世界的水不足

アフリカを襲ったひどい干ばつによる飢餓と死の恐るべき有様は,「来たるべき事柄の前触れにすぎない」と,ワシントンに本拠を置く研究機関である地球監視研究所が行なった新しい調査は警告している。今ある水を,控え目に,しかも効果的に使うようにしない限り,向こう20年以内に,富んだ国々も発展途上国も,水の需要を賄いきれなくなるだろう。「水の節約: 未開発の選択肢」という研究論文は,「水の需要に追いつこうと絶えず努力することではなく,水の需要を管理することによって初めて,将来水を確保し,かつ維持できるという希望がある」と指摘している。

地震を生き残った幼児たち

去る9月,メキシコ・シティーの地面を揺さぶった地震で5,000人以上の死者,そして8,000人以上の負傷者が出,衝撃を受けた無数の生存者が当てもなく街頭をさまよった。しかし,信じ難いような話だが,がれきの中に埋もれていた赤ちゃんが幾人か生き残った ― しかも,メキシコ・シティーの総合病院の廃虚の中に1週間もいたあとにである。なぜだろうか。

小児医学の専門家たちは,新生児には余分の体液の蓄えがあることと,赤ん坊がストレスに対処する能力を持っていることとを指摘する。月が満ちて生まれる赤ん坊には,「余分の体液があって,赤ん坊を脱水から守る自然の保護になっている」と,ニューヨーク・タイムズ紙は述べている。さらに,誕生という過程を経たために,新生児のアドレナリンの流れは高くなっており,「それが生き埋めになったショックや,栄養分の不足を体が克服する」助けになったのかもしれないと同記事は述べている。また,新生児の血液の中には「胎児ヘモグロビン」がある。これが助けになって,赤ん坊は誕生後しばらくの間,少ない酸素で生きていけるのである。ハーバード大学医学部のT・ベリー・ブレイゼルトン博士は,メキシコ・シティーで生き残った幼児について,「ストレスに対処する能力が幼児に備わっているとは,実に驚くべきことである」と述べた。

「恐怖を抱いて設計する」

建築家たちは新たな難題に直面している。どのようにしてテロリストの攻撃に遭っても安全なビルを設計するかということである。1970年には全世界でテロリストの攻撃が293件あった。ところが1984年にはその数字が3,525件に急上昇した。テロリストのグループに一番よくねらわれるのは何だろうか。それはビルで,「テロの手段としては爆破が筆頭に挙げられている」と,「前進する建築学」誌は述べている。なぜビルがねらわれるのだろうか。なぜならビルは普通「攻撃を受けやすく,時には象徴であることもあり,そしてほとんどどんな場合でも人が集まる場所である」からだろうと同誌はみている。したがって,ビルがテロリストに暴力を演ずる舞台を提供する場合が増えている。それで,安全なビルとはどんなものだろうか。その記事は,安全に関する一部の専門家が,そのようなビルとは「刑務所を裏返しにしたようなもの」と描写したことを指摘している。人々が安堵できるような時が近い将来に訪れるのだろうか。米国にある戦略国際研究ジョージタウン・センターの,報復テロ行為に関する権威であるロバート・クッパーマン博士は,「テロ行為は現代生活の一つの状態である。我々はそれと共存しなければならないであろう。だからその共存の仕方を学ぶほうがよい」と述べた。

悪い交わり

「非行者を友達に持つ少年少女は非行に走りやすい」と,英国内務省の研究計画部は報告している。十代の問題児を調査した報告書によると,両親は非行者との交友の危険を過小評価している。そのインタビューの対象になった十代の若者の3分の2には,昨年中不法行為にかかわっていた友達がいた。ロンドン・タイムズ紙によると非行問題に関係のある一つの要素は,「父親との親密な関係がない」ということである。過去10年ないし15年のうちに家族生活の型は大きく変化した。離婚,片親だけの家族,働きに出る母親の増加がそれである。そのために,『若い人々は以前の世代の若い人々よりもより自主的になっているようだ』とその記事は述べている。

若者とたばこ

ドイツ連邦議会に議席を持つ政治団体はすべて若い人々を喫煙から法的に保護することを望んでいる。若者・家族・健康問題委員会は,20人の専門家から8時間近く話を聴いたにもかかわらず,「どんな保護対策が本当に効果的かつ適切であるか」については,依然として結論が出なかった。しかし,「喫煙をやめることを決意すること,あるいは初めから喫煙をしないこと」が重要な点であることは専門家たちもはっきりと述べた。「それがいかに難しいことであるかに専門家自身気づいた。喫煙の危険に関する公聴会の間も,議場でかなり喫煙が行なわれていたからである」と,ドイツの新聞フランクフルター・アルゲマイネは論評している。

ただ一つの合法的な建物

ナイジェリアの幾つかの州は,1985年の都市開発計画を実施するため,違法建築物の取り壊しを含む美化運動に着手した。ラゴス市では何百という建物が違法建築物と指定され,取り壊された。デーリー・タイムズ紙は一つの地区で起きたことを次のように伝えた。「全部で約1万人の住民が強制的に退去させられたと見られている。……ブルドーザーが仕事に取り掛かると,苦労して幾らかの所有物を持ち出そうとする男女子供,また手放しで泣く者たちがいた。午後1時に,DCB 0145149計画の承認を得て壊されずに残っていたのはエホバの証人の王国会館だけであった」。

絶対必要な薬品

ワールド・ヘルス誌によると,世界中で市販されている2万5,000種を超える薬品のうち,「絶対に必要な ― 世界の病気の大部分を予防し治療するのに必要な ― 薬品とワクチンは200種ほどにすぎない。世界銀行の推定によると,第三世界における全死亡者数の40%は伝染病や寄生虫による病気が原因であるが,それでもそれらの病気に対して必要な薬品は実に50種以下なのである」。

吸入器の乱用

鼻の消炎剤吸入器をアンフェタミン代わりに使用する十代また20代前半の青少年が増えている。ニューヨーク・タイムズ紙によると,ニューヨーク州シラキューズにある薬物治療センターの医局長は,「これは貧しい子供のコカインである」と述べている。乱用者たちは吸入器から薬品を取り出して静脈に注射するのである。これを注射するとけいれんや発作を起こし,静脈が病原菌に冒され,呼吸器やじん臓に障害を起こす結果になりかねないと,保健当局は警告している。デンバーにあるロッキー・マウンテン毒物・薬物センターのマーチン・J・スミルックシュタイン博士は,「この薬物については何も予測できない。この薬の使用に慣れている人々でも突然死亡する場合がある」と警告している。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする