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目ざめよ! 1986
目86 2/22 11–12ページ

神はどのように,そしていつ平和をもたらしますか

「文明のあけぼの以来,国家は人間に支配力を振るう機構となってきた。……全地に住む人類の生ける世代全体を傘下におくような単一の国家は一度も存在したことがない」。

「数多くの国家が常に存在し……それらの国家間の衝突は,文明の病弊のひとつである戦争の勃発を早めてきた」。

「各地の主権国家から成る,今日の世界的な国家の集合体は,平和を維持する能力を備えていない」― アーノルド・トインビー,「人類と母なる大地」。

上記の言葉に照らして見ると,平和の確立を阻む主要な障害物の一つは何でしょうか。それは,人類が主権国家に分裂していることです。端的に言えば,それは国家主義です。

歴史家のアーノルド・トインビーは,国家主義を次のように説明しています。「キリスト教以降の西欧の三つの思想の中で,最も強力で,とがむべきもの。[トインビーによると,ほかの二つは,“世界共産主義”と“世界資本主義”。]……人類全体の約90%については,国家主義がその宗教の約90%を占めている」。それでも,国家主義は,幾千年にもわたって,人類を分裂させてきました。では,平和の神は地球からこの悩みの種をどのようにして一掃されるのでしょうか。

変化の基盤

その変化は静かな仕方ですでに生じています。平和と超国家的な考え方の種が,世界各地の幾百万もの人々の思いの中にまかれています。それはどのようにして成し遂げられていますか。エホバの証人の行なう世界的な教育の業によってです。この宗教グループは,政治と無関係であること,つまり政治的また国家的な問題については完全に中立を保つことを自らの行動の記録によって示しています。この立場はキリストの教えに従うことを基盤にしており,その教えは,「神は愛」という基本的な真理に基づいています。―ヨハネ第一 4:8。

イエスは,「あなた方の間に愛があれば,それによってすべての人は,あなた方がわたしの弟子であることを知るのです」と言われました。また,「あなた方の敵を愛しつづけ,あなた方を迫害している者たちのために祈りつづけなさい」とも語られました。(ヨハネ 13:35。マタイ 5:44)イエスの言葉に照らして見るとき,イエスの真の追随者たちはどうして戦争を学ぶことなどできるでしょうか。国家主義という根拠のない基盤に基づいて人を憎んだり,殺したりすることができるでしょうか。実際に,そんなことはできません。

エホバの証人が既に世界的な兄弟関係を形成しているのはそのためです。その兄弟関係により,神の天的な王国の支配のもとでこの地上に実現する新秩序での生活の備えをしています。エホバの証人は,あらゆる人種や部族や国語に属する隣人と平和に暮らしてゆくよう人々を再教育できることを示す生きた証拠です。ある意味では,世界各地の人類全体の代表を包含する一つの組織体を既に形作っています。幾百万にも上るエホバの証人とその仲間は,今でも,『その剣をすきの刃に,その槍を刈り込みばさみに打ち変えて』います。もはや仲間の人間に敵して武器を取ったり,戦いを学んだりしようとはしません。―イザヤ 2:4。

大きな変化が近づいている

聖書は2,500年以上昔に,終わりの時に起きる出来事に関してこう述べていました。「天の神は決して滅びることのないひとつの王国を立て……それはこれらのすべての[互いに張り合う政治的な]王国を打ち砕いて終わらせ,それ自体は定めのない時に至るまで続(く)」ことを啓示されました。(ダニエル 2:44)これこそ,クリスチャンが祈り求めるよう主の祈りの中で教えられてきた王国です。エホバの証人はその王国政府を告げ知らせており,神がそれを実現し損なうことはないのを知っています。『神は偽ることができない』からです。―ヘブライ 6:18。テトス 1:2。

神が地に平和をもたらすには,別の大きな変化が必要とされます。それは霊的な支配権の変化です。サタンがいなくならなければなりません。それはキリスト・イエスが殉教者として死ななければならなかった理由の一つです。すなわち,「自分の死によって,死をもたらす手だてを持つ者,すなわち悪魔を無に帰せしめるためでした」。(ヘブライ 2:14)啓示に預言されているとおり,サタンは間もなくその活動を封じられます。そうなれば,サタンの影響を受けた,戦争挑発の宣伝をする政治支配者はもはやいなくなります。平和を愛好する人々は,支配権と静穏を平和の神に仰ぎ求めることができます。―啓示 20:1-3。

ヨハネは美しい幻の中で,この新しい天的な政府が地に対して働きかける様子を見,天からの声が次のように言うのを耳にしました。「見よ! 神の天幕が人と共にあり,神は彼らと共に住み,彼らはその民となるであろう。……また神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない。以前のものは過ぎ去ったのである」― 啓示 21:1-4。

人類に対する神の目的,またたとえ誤用されてはいても美しいこの地球に対する神の目的を知ることにより,あなたも,いま平安を得,将来には完全な平和を享受することができます。

[12ページの拡大文]

平和と超国家的な考え方の種が,世界各地の幾百万もの人々の思いの中にまかれている

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