読者の声
麻薬の誤用を克服
「若い人は尋ねる…どうすれば麻薬や覚せい剤を誤用する習慣から立ち直れるか」(1986年7月8日号)という記事に感謝しています。私は麻薬を誤用する習慣を断った時に自分がなぜあのように感じたのかがこの記事を読んで分かりました。私は14歳の時に麻薬に手を出し,それ以後10年近く使用してきました。現在27歳ですが,本当にエホバのおかげでこの問題を克服することができました。心理学者やカウンセラーに相談したり,薬物依存更生プログラムに参加したり,友人を失ったり,麻薬のために9年間の刑務所生活さえ経験しましたが,それでもやめることができませんでした。悪を善と置き換え,エホバの証人と聖書の勉強を始めた時に初めてやめることができました。
J・T・ジュニア 米国
「若い人は尋ねる…どうすれば麻薬や覚せい剤を誤用する習慣から立ち直れるか」という記事から,皆さんが薬物に依存している人々の状態をよく理解しておられ,彼らを助けることに関心を持っておられることが分かります。私も以前は麻薬に依存し,医師の治療を受けていました。生きたいという願いは,生き方を知ることから生まれます。そしてその生き方は,エホバと親密な関係を持つことによって教えられます。
P・O ドイツ連邦共和国
かぎっ子
「若い人は尋ねる……家に帰ったとき,お母さんはどうしていないのだろう」(1986年6月22日号)という記事に関してお手紙を差し上げます。残念なことに,私たちの区域には,8歳以下の子供を独りきりにして外で働いている親たちがいます。しかしここインディアナ州では,10歳未満の子供を少しの間でも独りだけにしておくことは違法です。貴誌は,何歳であろうと子供をかぎっ子にしてもよいと読者が感じてもかまわないというお考えでしょうか。
L・S 米国
ご指摘の記事は,年少の子供たちを独り家に残すことを勧めたりしてはいません。それは,かぎっ子が生活の現実となっていることを認め,若い人々がその状況にどう対処できるかを示しているにすぎません。例として挙げたのはいずれも12歳もしくはそれ以上の子供たちに関するものでした。仕事を持つ親たちは,どんな子供にせよ一定の時間独り家に残す子供の個人的な必要や能力,そしてもちろん年齢に関する地元の法的要求に従う必要を考慮すべきであるとわたしたちは考えています。―編集者。
オカルトの背後にあるなぞ
オカルトに関する記事(1986年8月22日号)を興味深く読みましたが,消極的な問題に多くの誌面が割かれていることに気づきました。復活された救い主と良いたよりのほうにもっと多くの誌面を充てることができるのではないかと思います。
J・H オーストラリア
本誌は,キリストの支配する神の王国の良いたよりと,神の律法に従って生活することの実際的な益を読者に伝えるためにも多くの誌面を充てています。しかしそれと同時に,今日人々が直面している重大な問題を取り上げ,それらの問題がどのように解決されるかを示す必要があるとも感じています。さらに,世の中にはオカルトのような危険が多く存在していますから,これらの危険に読者の注意を促し,そうしたものからどのように身を守ることができるかを示すことは積極的であると考えています。―編集者。
「私は悪霊に支配されていました」(1986年8月22日号)という記事にどれほど感謝しているかを知らせたいと思います。バプテスマを受けるまでは,私も同じような影響を受けていました。自分を支配しているのが何なのか全く分かりませんでした。神がそういう方法で将来のことを私に知らせているのだと考える人も少なくありませんでした。エホバの証人と勉強するようになって初めて,問題の真相を知りました。今でも時々,起こりそうな出来事の夢を見ますが,そうした夢を全く無視できるよう助けてくださいとエホバに祈っています。ただ,自分の巻き込まれていたものが何であるかをあの時に知っていたらよかったのにと思います。
B・T 米国